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【焦】🔗🔉

【焦】 12画 火部 [常用漢字] 区点=3039 16進=3E47 シフトJIS=8FC5 《常用音訓》ショウ/あせ…る/こ…がす/こ…がれる/こ…げる 《音読み》 ショウ(セウ)〈jio〉 《訓読み》 あせる/こげる(こぐ)/こがす/こがれる(こがる) 《意味》 {動}こげる(コグ)。こがす。ちりちりとこげる。黒くこげて縮む。「焦眉之急ショウビノキュウ」 {動}こがす。こがれる(コガル)。こげるほど心を悩まして、いらいらする。「焦慮」「労身焦思=身ヲ労シ思ヒヲ焦ガス」〔→史記{動}疲れて浅黒くやせる。やつれる。〈同義語〉→憔{形}こげるほどあついさま。また、こげくさい。「焦熱地獄」 「三焦」とは、漢方医学で腹部の消化作用のこと。上焦・中焦・下焦にわかれ、へその上下にあって、食物を熱エネルギーに変える作用をもつと考えられた。 《解字》 会意。「隹(とり)+火」で、とりを火の上でちりちりとこがして焼くことを示す。こげて収縮するの意を含む。 《単語家族》 秋(作物を乾かして引き締める時)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

【焦土】🔗🔉

【焦土】 ショウド 焼けて、黒こげになった土地。焼け野原。

【焦心】🔗🔉

【焦心】 ショウシン・ココロヲコガス 心配したり、あせったりして気持ちをいらだたせる。『焦思ショウシ・オモイヲコガス・焦慮ショウリョ』「焦心毀顔、坐以待旦之時也=焦心毀顔、坐シテモッテ旦ヲ待ツノ時ナリ」〔→後漢書

【焦点】🔗🔉

【焦点】 ショウテン 光線が球面鏡・レンズにあたり、反射・屈折してから集まる点。人々の話題や関心が集中する要点。

【焦眉之急】🔗🔉

【焦眉之急】 ショウビノキュウ〈故事〉眉毛マユゲに火がついたように、さしせまっている状態。「焼眉之急」「燃眉ネンビ之急」とも。

【焦渇】🔗🔉

【焦渇】 ショウカツ 非常にのどがかわく。

【焦瘁】🔗🔉

【焦瘁】 ショウスイ =憔悴。心配して、やつれる。

漢字源 ページ 2725