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【盍】🔗🔉

【盍】 10画 皿部  区点=6620 16進=6234 シフトJIS=E1B2 《音読み》 コウ(カフ)/ゴウ(ゴフ)〈h〉 《訓読み》 おおう(おほふ)/ふた/なんぞ…ざる/なんぞ 《意味》 {動・名}おおう(オホフ)。ふた。器の上にふたをかぶせる。よせあわせてとじる。また、かぶせぶた。〈類義語〉→蓋ガイ(おおう、ふた){疑}なんぞ…ざる。どうして…しないのか。疑問の意をあらわすことば。▽何不の二字を盍の一字で代用した用法。「盍各言爾志=盍ゾ各爾ノ志ヲ言ハザル」〔→論語{疑}なんぞ。どうして、なぜなどの疑問・反問の意をあらわすことば。▽何や、曷に代用した字。「盍不出従乎=盍ゾ出従セザル乎」〔→管子〕 《解字》 会意。去はふたつきのくぼんだ容器を描いた象形文字。盍は「去(ふた)+皿」で、皿にがぷりとふたをかぶせたさまを示す。▽疑問(反問)の語としては、何カ・曷カツ・害ガイなどを当て、盍はむしろ「何不」にあてることが多い。 《単語家族》 蓋は、盍ときわめて近い。また合ゴウ盒ゴウはこれと酷似したことばで、いずれもふたをしてとじること。 《熟語》 →熟語

【盍簪】🔗🔉

【盍簪】 コウシン 友達どうしをよせ集めること。転じて、友達どうしの集合のこと。▽「簪」は、髪の毛を集めてとめるかんざし。〔→易経

【盒】🔗🔉

【盒】 11画 皿部  区点=6622 16進=6236 シフトJIS=E1B4 《音読み》 ゴウ(ゴフ)/コウ(カフ)〈h〉 《訓読み》 ふたもの 《意味》 {名}ふたもの。みとふたをあわせてとじる容器。「飯盒ハンゴウ」「墨盒ボクゴウ」「盒子ゴウシ(ふたもの)」 《解字》 会意兼形声。合は「あわせるしるし+口」からなり、器などの口をふたしてふさぐこと。盒は「皿(さら)+音符合」で、ふたとみとをあわせる容器のこと。 《単語家族》 盍コウ蓋ガイ(ふたをする)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3029