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【竈】🔗🔉

【竈】 21画 穴部  区点=6762 16進=635E シフトJIS=E27D 【竃】異体字異体字 17画 穴部 区点=1986 16進=3376 シフトJIS=8A96 《音読み》 ソウ(サウ)〈zo〉 《訓読み》 かまど 《意味》 {名}かまど。土で穴をきずき、火をもやして煮たきするところ。へっつい。また、かまどの神。「寧媚於竈=ムシロ竈ニ媚ビヨ」〔→論語「祭竈サイソウ」とは、陰暦十二月二十三日にかまどの神をまつる中国の古い習慣。「祀竈シソウ」ともいう。 《解字》 会意。「穴+土+黽(細長いへび)」。土できずいて、細長い煙穴を通すことを示す。 《単語家族》 焦(こげる)燥ソウ(火がさかんにもえる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【竈戸】🔗🔉

【竈戸】 ソウコ 官営の製塩場に属して、塩を製造する家のこと。

【竈君】🔗🔉

【竈君】 ソウクン かまどの神。『竈神ソウシン』

【竈突未黔】🔗🔉

【竈突未黔】 ソウトツイマダクロマズ〈故事〉かまどの煙突がまだ黒くならない。新しい住居にうつってまだ幾日もたっていないこと。〔→塩谷宕陰

【媚於竈】🔗🔉

【媚於竈】 カマドニコブ・ソウニコブ〈故事〉かまどの神にこびへつらう。実力のある者にこびへつらうこと。▽「媚於奥=奥ニ媚ブ」と対に用いる。奥(実生活に縁のない奥室の神)にこびるよりも、竈にこびるほうが実益が多いという意。〔→論語

【立】🔗🔉

【立】 5画 立部 [一年] 区点=4609 16進=4E29 シフトJIS=97A7 《常用音訓》リツ/リュウ/た…つ/た…てる 《音読み》 リツ/リュウ(リフ)〈l〉 《訓読み》 たつ/たてる(たつ)/たちどころに/リットル 《名付け》 たか・たかし・たち・たつ・たつる・たて・たる・はる 《意味》 {動}たつ。たてる(タツ)。しっかりと両足を地につけてたつ。安定させてたてる。「起立」「立像」「立不中門=立ツニ門ニ中セズ」〔→論語{動}たつ。足を地につけて、しっかりと生活をする。「三十而立=三十ニシテ立ツ」〔→論語{動}たてる(タツ)。組織・きまり、仕事の基礎などをしっかりきめる。〈対語〉→廃(やめる)。〈類義語〉→樹(たてる)。「自立」「立国=国ヲ立ツ」「立法度=法度ヲ立ツ」 {動}たつ。たてる(タツ)。位につく。とりあげて位につかせる。後つぎにきめる。〈類義語〉→廃(やめさせる)。「立太子=太子ヲ立ツ」「立其中子=ソノ中子ヲ立ツ」〔→史記{動}たつ。季節の気配がたちおこる。「立春」 {副}たちどころに。「立応=立チドコロニ応ズ」「剣堅故不可立抜=剣堅シ故ニタチドコロニ抜クベカラズ」〔→史記〕 〔国〕リットル。容積の単位。一リットルは約五合五勺。▽フランス語litreに当てた字。 《解字》 会意。「大(ひと)+―線(地面)」で、人が両足を地につけてたったさまを示す。両手や両足をそろえて安定する意を含む。▽リフ→リュウの音は建立コンリュウの場合に用い、リフ→リツの音は入声ニツショウ(つまり音)を日本で促音ツであらわす習慣によってなまった音。 《単語家族》 笠リフ→リュウ(頭上にしっかりとのせるかさ)拉ラフ→ラツ(両手を対象につけてつかまえる)と同系。 《類義》 →建 《異字同訓》 たつ/たてる。 立つ/立てる「演壇に立つ。席を立つ。使者に立つ。危機に立つ。見通しが立つ。うわさが立つ。立ち合う。柱を立てる。計画を立てる。手柄を立てる。顔を立てる。立て直す」建つ/建てる「家が建つ。ビルを建てる。銅像を建てる。建て前」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3251