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【停雲】🔗🔉

【停雲】 テイウン〈故事〉じっととまっている雲。親友を思うこと。▽陶潜の「停雲」序の「停雲トハ親友ヲ思フナリ」という句による。クモヲトドム流れる雲をとどめる。▽歌声が美しいことをいう。秦青シンセイが歌を歌ったら、空をいく雲もとどまったという「列子」湯問篇の話に基づく。

【停滞】🔗🔉

【停滞】 テイタイ とどまり、とどこおる。物事がうまく進行しないこと。また、進むべきものがそこにとまってたまること。

【停頓】🔗🔉

【停頓】 テイトン 物事が行きづまってうまく進行しないこと。

【停蘇】🔗🔉

【停蘇】 テイソ〈俗〉仮死状態のこと。〔→聊斎志異

【偵】🔗🔉

【偵】 11画 人部 [常用漢字] 区点=3669 16進=4465 シフトJIS=92E3 《常用音訓》テイ 《音読み》 テイ/チョウ(チャウ)〈zhng・zhn〉 《訓読み》 うかがう(うかがふ) 《意味》 {動}うかがう(ウカガフ)。ようすを探る。「偵察」 {名}ようすを探る回し者。「探偵」 《解字》 会意兼形声。貞の下部は貝ではなく鼎のかたち。「卜(うらない)+音符鼎テイ(かなえ)」の形声文字で、占卜センボク(うらない)によって神意を聴くこと。テイの音は聴テイということばに当てたもの。貞が正しいの意に転用されたため、偵の字が「聴き伺う」という原義を伝えるようになった。偵は「人+音符貞テイ」。→貞 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【偵人】🔗🔉

【偵人】 テイジン 回し者。間諜カンチョウ。スパイ。見張り番の人。

【偵吏】🔗🔉

【偵吏】 テイリ 探偵を職とする役人。

【偵察】🔗🔉

【偵察】 テイサツ 敵のようすを探る。また、その役の人。『偵候テイコウ・偵伺テイシ・偵諜テイチョウ・偵探テイタン』

【偵邏】🔗🔉

【偵邏】 テイラ =偵羅。見まわってようすを探る。また、その役の人。

【偸】🔗🔉

【偸】 11画 人部  区点=4889 16進=5079 シフトJIS=98F7 《音読み》 トウ/ツ/チュウ〈tu〉 《訓読み》 ぬすむ/ひそかに/うすい(うすし) 《意味》 {動}ぬすむ。そっと中の物を抜きとる。人に気づかれないよう手に入れる。「偸窃トウセツ」「存者且偸生=存スル者ハ且ク生ヲ偸ム」〔→杜甫{名}すりや盗人。「偸盗チュウトウ・トウトウ」 {形}ひそかに。こっそりするさま。「偸看トウカン」 {形}うすい(ウスシ)。うわべだけで軽薄なさま。▽中身を抜きとってあるの意から。「偸薄トウハク」「故旧不遺、則民不偸=故旧遺レザレバ、則チ民偸カラズ」〔→論語〕 《解字》 会意兼形声。兪ユは、中を抜きとった丸木船。偸は「人+音符兪」。中身を抜きとる動作や物を抜きとるどろぼうのこと。→兪 《単語家族》 輸(車で物をごっそり抜きとって運ぶ)逾ユ(中間を抜いて向こうへ乗り越える)踰ユ(中間を抜いて向こうへ乗り越える)などと同系。 《類義》 →窃 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 328