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【繍仏】🔗🔉

【繍仏】 シュウブツ ぬいとりで描き出した仏の像。「蘇晋長斎繍仏前=蘇晋ハ長斎ス繍仏ノ前」〔→杜甫

【繍衣】🔗🔉

【繍衣】 シュウイ ぬいとり模様のある美しい着物。「繍衣聞異香=繍衣ニ異シキ香リヲ聞グ」

【繍斧】🔗🔉

【繍斧】 シュウフ 斧オノの形のぬいとり。ぬいとりをした衣と、おの。法律を執行する者のこと。

【繍段】🔗🔉

【繍段】 シュウダン 美しいぬいとりを施した織物。▽華麗な詩文にたとえることもある。「珍壌割繍段=珍壌ニ繍段ヲ割ク」〔→李賀

【繍面】🔗🔉

【繍面】 シュウメン 顔に入れ墨をすること。また、入れ墨をした顔。▽南方の未開人の女の風俗。化粧をする。また、化粧した顔。

【繍被】🔗🔉

【繍被】 シュウヒ 刺繍をして飾ったかけぶとん。「羅帷繍被、臥春風=羅帷繍被、春風ニ臥ス」〔→李白

【繍毬】🔗🔉

【繍毬】 シュウキュウ ぬいとりをしたまり。けまりの遊戯に用いる糸まり。木の名。初夏に白い小さな花がむらがって、まりのような形に咲く。てまり花。繍毬花。草の名。菊の一種。

【繍鞋】🔗🔉

【繍鞋】 シュウアイ ぬいとりをしたくつ。

【繍羅】🔗🔉

【繍羅】 シュウラ ぬいとりをした、薄いあやぎぬ。「繍羅衣裳照莫春=繍羅ノ衣裳ハ莫春ヲ照ラス」〔→杜甫

【衣繍夜行】🔗🔉

【衣繍夜行】 シュウヲキテヨルユク〈故事〉きれいなししゅうの衣服をきて夜歩く。▽成功しても人に知られないことのたとえとして用いられる。「富貴不帰故郷、如衣繍夜行=富貴ニシテ故郷ニ帰ラザルハ、繍ヲ衣テ夜行クガゴトシ」〔→史記

【繰】🔗🔉

【繰】 19画 糸部 [常用漢字] 区点=2311 16進=372B シフトJIS=8C4A 《常用音訓》く…る 《音読み》 ソウ(サウ)〈so〉/ソウ(サウ)〈zo〉 《訓読み》 くる 《意味》 {動}くる。たぐる。繭の表面をかすめて、生糸をいそがしく手もとへたぐりとる。「繰糸=糸ヲ繰ル」「繰車ソウシャ(糸くり車)」 {名}色とりどりの模様のあるあや織りや、組みひも。 〔国〕くる。生糸をたぐるように、つぎつぎに細長いものをたぐる。「繰り延べ」「繰り入れ」くる。順々に向こうに動かす。「雨戸を繰る」くる。順に数える。「日を繰る」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ソウ)は「口三つ+木」の会意文字で、小鳥たちが木の上でうわずっていそがしく鳴き騒ぐこと。繰はそれを音符とし、糸を加えた字で、いそがしく手を動かして、まゆの表面をかきとるように生糸をたぐること。 《単語家族》 操(いそがしく手を動かす)掻ソウ(せかせかと表面をかく)抄ショウ(表面をかきとる)などと同系。

漢字源 ページ 3486