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【纏頭】🔗🔉

【纏頭】 テントウ 芸妓ゲイギに対する祝儀。かずけもの。▽もと、舞を舞う人に客人が贈る錦ニシキで、舞をみるとき頭にまとった。舞が終わるとそれを祝儀として与えた。のち、金品にかわった。

【纏繞】🔗🔉

【纏繞】 テンジョウ まつわりつく。転じて、足手まといとなって自由を束縛すること。

【纓】🔗🔉

【纓】 23画 糸部  区点=6987 16進=6577 シフトJIS=E397 《音読み》 エイ/ヨウ(ヤウ)/オウ(アウ)〈yng〉 《訓読み》 えい 《意味》 {名}冠のひも。冠の両わきから顔をとりまきあごの下で結ぶ。「可以濯我纓=モッテ我ガ纓ヲ濯フベシ」〔→孟子{名}いいなずけのいるしるしとして、娘がつけるひも。 {動}冠のひもを結ぶ。冠をかぶる。「纓冠エイカン」 〔国〕えい。冠のうしろに尾のようにしてつける飾り。▽天皇がつける立纓リュウエイ、文官がつける垂纓スイエイ、武官がつける巻纓ケンエイ、六位以下の者がつける細纓サイエイなどがある。 《解字》 会意兼形声。「糸+音符嬰エイ(ぐるりととりまく)」で、顔をとりまく冠のひもをあらわす。 《単語家族》 嬰(首飾り、とりまく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【纓冠】🔗🔉

【纓冠】 エイカン 冠のひもを結ぶ。冠をかぶること。「被髪纓冠而往救之=被髪纓冠シテ往キテコレヲ救フ」〔→孟子

【纓紳】🔗🔉

【纓紳】 エイシン 冠のひもと大帯。貴族や高官のこと。

【纓絡】🔗🔉

【纓絡】 エイラク・ヨウラク・オウラク =瓔珞。珠をつないでつくった首飾り。世の中の煩わしいかかわりあいのたとえ。

【纔】🔗🔉

【纔】 23画 糸部  区点=6988 16進=6578 シフトJIS=E398 《音読み》 サン(サム)/セン(セム)サイ/ザイ〈ci〉 《訓読み》 わずかに(わづかに) 《意味》 {名}青色、または、赤みがかった布。 {副}わずかに(ワヅカニ)。やっとのことで。また、はじめて。〈同義語〉→才。「方纔ホウサイ(はじめて、やっと)」「身死纔数月耳=身死シテ纔ニ数月ノミ」〔→漢書〕 《解字》 会意兼形声。右側の字(音サン)は、親うさぎの腹の下に小うさぎがもぐりこんで、やっと少し顔を出したさま。纔はそれを音符とし、糸を加えた字で、糸の端がやっと少しのぞいたことを示す。

漢字源 ページ 3490