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【画虎類狗】🔗🔉

【画虎類狗】 トラヲエガイテイヌニルイス〈故事〉とらの絵をかいたつもりが犬に似てしまう。実力のない者が英雄のまねをして、かえって軽薄な人間になってしまうことのたとえ。〔→後漢書

【養虎遺患】🔗🔉

【養虎遺患】 トラヲヤシナイウレイヲノコス〈故事〉将来猛威を振るうおそれのあるものをそのままにしておいて、あとになってその災いをうけること。〔→史記

【虐】🔗🔉

【虐】 9画 虍部 [常用漢字] 区点=2152 16進=3554 シフトJIS=8B73 《常用音訓》ギャク/しいた…げる 《音読み》 ギャク〈n〉 《訓読み》 しいたげる(しひたぐ)/むごい(むごし) 《意味》 {動・形}しいたげる(シヒタグ)。むごい(ムゴシ)。むごいしうちをする。扱い方がきびしくてあらい。ひどい。〈対語〉→優(やさしい)。〈類義語〉→残(むごい)→酷コク(むごい)。「残虐」「酷虐」「不教而殺、謂之虐=教ヘズシテ殺ス、之ヲ虐ト謂フ」〔→論語〕 《解字》 会意。虍は虎(とら)の略体。虐は「虍(とら)+つめで引っかくしるし+人」で、とらが人をつめで引っかくさま。ひどい、激しいという意味を含む。 《単語家族》 瘧ギャク(ひどい発作)謔ギャク(ひどい冗談)激ゲキ(ひどい)などと同系。 《類義》 残は、切りさいなむ。酷コクは、きつく、つきつめる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【虐用】🔗🔉

【虐用】 ギャクヨウ 人を手あらく使う。「弑其君而虐用其民=ソノ君ヲ弑シテソノ民ヲ虐用ス」〔→左伝

【虐刑】🔗🔉

【虐刑】 ギャクケイ むごたらしい刑罰。「秦為乱政虐刑、以残賊天下=秦ハ乱政虐刑ヲ為シ、モッテ天下ヲ残賊ス」〔→史記

【虐政】🔗🔉

【虐政】 ギャクセイ 人民を苦しめる政治。「清時無虐政、何時竟抛家=清時虐政無キニ、ナンノ時ニカツヒニ家ヲ抛テシ」〔→高啓

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