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【衣袴】🔗🔉

【衣袴】 イコ 衣服と、ももひき。「衣袴皆裂敝=衣袴ミナ裂敝セン」〔→史記

【衣著】🔗🔉

【衣著】 イチャク 衣服。「男女衣著悉如外人=男女ノ衣著ハ悉ク外人ノゴトシ」〔→陶潜衣服をきる。また、その着方。

【衣装】🔗🔉

【衣装】 イソウ 衣服と持ち歩く荷物。イショウ 衣服。着物。▽「衣裳」の書きかえ字。

【衣裘】🔗🔉

【衣裘】 イキュウ 衣服と皮ごろも。衣服のこと。「苦寒念爾衣裘薄、独騎痩馬踏残月=苦寒ニハナンヂガ衣裘ノ薄クシテ、独リ痩馬ニ騎ツテ残月ヲ踏ムヲ念フ」〔→蘇軾

【衣裾】🔗🔉

【衣裾】 イキョ 衣服のすそ。「旧犬喜我帰、低徊入衣裾=旧犬ハ我ガ帰ルヲ喜ビ、低徊シテ衣裾ニ入ル」〔→杜甫

【衣鉢】🔗🔉

【衣鉢】 イハツ・エハツ・エハチ 〔仏〕僧の着る袈裟ケサと、僧が托鉢タクハツのために持つ鉢ハチ。僧尼の常用品であることから、仏法のことをあらわし、また、師から伝えられた仏教の奥義(秘伝)のこと。▽禅宗の開祖の達磨ダルマ大師が二祖の慧可エカに正法眼蔵ショウボウゲンゾウを授けたとき、その証拠の品としてこれらを与えたことから。一般に師から伝える学問・技芸の奥義。

【衣裳】🔗🔉

【衣裳】 イショウ 上半身に着る衣服と、下半身につける衣服。上着ともすそ。▽「裳」は今のスカートのようなもの。→衣装

【顛倒衣裳】🔗🔉

【顛倒衣裳】 イショウヲテントウス 〈故事〉上着ともすそをとりちがえて着る。非常にあわてることのたとえ。〔→詩経位に応じてきめられている衣服の色を乱して着る。▽妻妾サイショウの礼が乱れていることのたとえ。〔→後漢書

【衣錦之栄】🔗🔉

【衣錦之栄】 イキンノエイ〈故事〉りっぱな錦ニシキの衣服を着て故郷へ帰ることができる名誉。出世して故郷に帰ること。〔→欧陽脩

【衣錦尚絅】🔗🔉

【衣錦尚絅】 イキンショウケイ・ニシキヲキテケイヲクワウ〈故事〉きれいな錦ニシキの衣服を着て、その上に薄いひとえものをきる。才能などを表に出さないことのたとえ。▽「尚」は、上。「詩曰、衣錦尚絅、悪其文之著也=詩ニ曰ハク、錦ヲ衣テ絅ヲ尚フト、ソノ文ノ著ルルヲ悪ムナリ」〔→中庸

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