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【諸】人名に使える旧字🔗🔉

【諸】 人名に使える旧字 15画 言部 [六年] 区点=2984 16進=3D74 シフトJIS=8F94 《常用音訓》ショ 《音読み》 ショ〈zh〉 《訓読み》 もろもろ/これ 《名付け》 つら・もり・もろ 《意味》 {形}もろもろ。多くの。また、さまざまな。〈類義語〉→庶。「諸人」「諸大夫皆曰不可、勿聴=諸大夫ミナ不可ナリト曰フモ、聴クナカレ」〔→孟子{指}これ。近称の指示詞。これ。この。▽之於シオをあわせて、諸という一字で書いた。諸(者)だけでも「これ」をあらわす。〈同義語〉之於・之乎。「君子求諸己、小人求諸人=君子ハコレヲ己ニ求メ、小人ハコレヲ人ニ求ム」〔→論語{助}語調をととのえることば。「日居月諸=日ヤ月ヤ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。者シャは、こんろに薪をいっぱいつめこんで火気を充満させているさまを描いた象形文字で、その原義は暑・煮などにあらわれている。諸は「言+音符者」で、ひと所に多くのものが集まること。転じて、多くの、さまざまな、の意を示す。▽者・諸の音を借りて「これ」という近称の指示詞をあらわすのは当て字。→者 《単語家族》 都(人が多く集まるみやこ→すべての)に近く、また、庶民(おおぜいの人々)の庶ショとほとんど同じ。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は16画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 4129