複数辞典一括検索+

【豸史】🔗🔉

【豸史】 タイシ 秦シン・漢代以後の御史(官吏の不正をとり調べる官)のこと。▽御史は、人の善悪を知る神獣と同じことをすることから。

【豸冠】🔗🔉

【豸冠】 タイカン 御史のかぶる冠。

【豺】🔗🔉

【豺】 10画 豸部  区点=7625 16進=6C39 シフトJIS=E6B7 【犲】異体字異体字 6画 犬部 区点=6428 16進=603C シフトJIS=E0BA 《音読み》 サイ/ゼ〈chi〉 《訓読み》 やまいぬ 《意味》 {名}やまいぬ。肉をくいちぎる、おおかみの類。▽貪欲ドンヨクで、無慈悲な人にたとえる。「豺狼サイロウ」 《解字》 会意兼形声。「豸+音符才(=裁。きる、くいきる)」。 《熟語》 →熟語 →故事成語

【豺目】🔗🔉

【豺目】 サイモク やまいぬの目。▽人の鋭い目にたとえる。「為人鳶肩豺目=人ト為リ鳶肩豺目」〔→後漢書

【豺声】🔗🔉

【豺声】 サイセイ やまいぬのような凶暴な声。〔→史記

【豺虎】🔗🔉

【豺虎】 サイコ やまいぬと、とら。▽残酷な悪人にたとえる。「厭逢豺虎欲安逃=豺虎ニ逢フヲ厭ヒイヅクニカ逃レント欲ス」〔→元好問

【豺狼】🔗🔉

【豺狼】 サイロウ やまいぬと、おおかみ。▽貪欲ドンヨクで残酷な人にたとえる。「嫂溺不援、是豺狼也=嫂溺ルルニ援ケザルハ、コレ豺狼ナリ」〔→孟子

【豺狼当路】🔗🔉

【豺狼当路】 サイロウミチニアタル〈故事〉やまいぬとおおかみが通り道にいる。邪悪な大臣が重要な地位にいて、自分かってに権力を振るうことのたとえ。「豺狼横道=サイロウみちによこたわる」とも。〔→後漢書

漢字源 ページ 4207