【追討】 ツイトウ 敵を追いかけ征伐する。出向いていって敵を征伐する。

【追捕】 ツイホ・ツイブ 追いかけてつかまえる。

【追悼】 ツイトウ 死んだ人をしのび、その死を悲しみいたむこと。

【追尋】 ツイジン 昔のことを思いしのんで名残の場所をたずねる。

【追随】 ツイズイ あとにつきしたがう。「簫鼓追随春社近＝簫鼓追随シテ春社近シ」〔→陸游〕あとについていく。人のしたことをまねて行うこと。

【追善】 ツイゼン〔仏〕死んだ人の冥福メイフクを祈って、供養すること。『追福ツイフク』

【追尊】 ツイソン 死後、尊号をおくる。「追尊荘襄王為太上皇＝荘襄王ヲ追尊シテ太上皇ト為ス」〔→史記〕

【追琢】 ツイタク・タイタク 玉や石をみがく。▽「追」は、鎚タイの意に当てたもの。つちでたたいて、彫りみがく。「琢」は、玉をこつこつとたたいてみがく。「追琢其章、金玉其相＝ソノ章ヲ追琢シ、ソノ相ヲ金玉ニス」〔→詩経〕

【追遠】 ツイオン・トオキヲオウ 先祖の徳、昔のことを思いしのぶ。「慎終追遠、民徳帰厚矣＝終ハリヲ慎ミ遠キヲ追ヘバ、民ノ徳厚キニ帰セン」〔→論語〕

【追徴】 ツイチョウ あとから不足額をとりたてる。

【追認】 ツイニン 以前に行われたことを、あとから承認する。法律で、法律上の行為の不備な点を、あとから補充すること。

【追慕】 ツイボ 死者や遠くの地に去っていった人を思い出して慕う。「追慕無已＝追慕已ム無シ」〔→後漢書〕

【追歓】 ツイカン・カンヲオウ よろこびを追いもとめること。〈類義語〉尋歓ジンカン。

【追撃】 ツイゲキ 逃げる敵を追いかけて攻撃する。おいうち。

【追養】 ツイヨウ 死んだ人をまつって、孝養をつくす。〔→礼記〕