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【都尉】🔗🔉

【都尉】 トイ 官名。郡の次官。軍事をつかさどった。▽秦シン代には郡尉といい、漢の景帝のとき、都尉と改めた。のち、武官の称号となった。

【都統】🔗🔉

【都統】 トトウ 人々を統率しておさめる。官名。晋シン代にはじまり、唐では、元帥に次ぐ武官で、地方の軍事をつかさどった。宋ソウ代、戦時の軍司令官。

【都雅】🔗🔉

【都雅】 トガ みやびやか。姿や振る舞いが上品なこと。

【都試】🔗🔉

【都試】 トシ 官吏の成績を考査すること。

【都督】🔗🔉

【都督】 トトク 統率し監督すること。官名。三国時代には地方の軍事をつかさどり、ときには刺史を兼ねた。唐代には節度使にかわって、民政をもつかさどった。明ミン代には専門の武官となった。〔国〕大宰帥ダザイノソツの唐名。

【都察院】🔗🔉

【都察院】 トサツイン 明ミン・清シン代、地方官庁の政務・軍事などを監察する役所。長官は都御史。

【都鄙】🔗🔉

【都鄙】 トヒ みやこと、いなか。みやびやかなことと、ひなびていること。『都野トヤ』

【都畿】🔗🔉

【都畿】 トキ 天子の住む首都。みやこ。▽「畿」は、都から五百里以内にあって天子が直轄する地域。

【都講】🔗🔉

【都講】 トコウ 門生の長。塾頭ジュクトウ。学問を講義する人。先生。軍事訓練をする。

【都護】🔗🔉

【都護】 トゴ 官名。漢代に西域都護を置いたのにはじまる。辺境の地にいて、その地域の政治・軍事をつかさどる武官。〔国〕按察使アゼチの唐名。

【都良香】🔗🔉

【都良香】 ミヤコノヨシカ〔日〕〈人名〉834?〜79 平安時代の漢学者。文章博士モンジョウハカセ。『文徳実録モントクジツロク』の編者の一人。

【部】🔗🔉

【部】 11画 邑部 [三年] 区点=4184 16進=4974 シフトJIS=9594 《常用音訓》ブ 《音読み》 /ホ/フ〈b〉/ホウ/ブ〈bu〉 《訓読み》 わける(わく)/べ 《名付け》 きつ・もと 《意味》 {動}わける(ワク)。区わけする。また、小さな部分にわけて処理する。〈類義語〉→剖ボウ。「所部」「部伍ブゴ(わけてひきいる兵隊)」「部署諸将=諸将ヲ部署ス」〔→漢書{名・単位}区わけしたものの一つ。また、人間のグループの一つ。また、軍隊の組わけの単位。「部分」「部族」「丁零部テイレイブ(外蒙古の地にいたチュルク族の部族の名)」 {名}区わけした役所。「六部(吏部・礼部・戸部・兵部・刑部・工部のこと)」「外交部」 {名}書物を区わけする分類。「四部(経・史・子・集の四類)」 {名}漢字の字書で、文字を、それの含む共通の部分によって分類した一つ一つのまとまり。「説文解字」は五百四十部に、「康煕字典」は二百十四部にわけている。 {単位}区分した物や書物をかぞえることば。▽形の上で何冊かにわかれていても、内容上一つのものは「一部」と数える。「辞典十部」 {名}ふっくらして小高いまるい丘。〈同義語〉→培→阜。「部婁ホウロウ(まるい丘)」 〔国〕べ。朝廷や地方の豪族に属した農民・漁民・職人などの世襲的な集団。大化改新後、公民にされた。 《解字》 会意兼形声。不は、ふっくらとふくれたつぼみを描いた象形文字であるが、その音を借りてプッと拒否することばをあらわす。否は、それに口を加えた字。部の左側は、否の字の上に丶印をそえた字で、不の原義(ふくれた)と、左右に払いのける、二つにわけるの二つの意味を含む。部はそれを音符とし、邑(丘や村)を加えた字で、もと、まるくふくれた土盛りや丘をあらわす。ただし多くの場合は、二つにわける、区分するの意に用いた。 《単語家族》 剖(わける)倍バイ(二つにわける)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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