【鰥民】 カンミン 年老いても結婚できないでいる人民。〔→詩経〕

【鰥居】 カンキョ 妻がなく、ひとりぐらしをする。また、その人。『鰥処カンショ』

【鰥寡孤独】 カンカコドク 妻のない男、夫のない女、みなしご、年老いて子どものない者。すべてよるべのない者のこと。▽「孟子」梁恵王篇下から。

【鰭】 21画　魚部　 区点=4141　16進=4949　シフトJIS=9568 《音読み》　キ／ギ〈q〉 《訓読み》　ひれ 《意味》 ｛名｝ひれ。魚のひれ。 《解字》 会意兼形声。「魚＋音符耆キ（古びて味がある）」。耆キ（年をへてのびた馬のたてがみ）に魚のひれをたとえたことば。▽中国では、魚のひれを珍味とする。

【鰤】 21画　魚部　 区点=8262　16進=725E　シフトJIS=E9DC 《音読み》　シ 《訓読み》　ぶり 《意味》 ｛名｝魚の名。ぶり。▽一説に、これを食うと死ぬという毒魚。 〔国〕ぶり。海にすむ魚の一種。成長するにつれて名称がかわる。 《解字》 形声。「魚＋音符師シ」。

【鰰】 21画　魚部　　〔国〕 区点=8264　16進=7260　シフトJIS=E9DE 《訓読み》　はたはた 《意味》 はたはた。海にすむ魚の一種。北日本で多くとれる。雷が鳴るとき、浅瀬に集まるといわれる。 《解字》 会意。「魚＋神（雷の神。はたたく雷）」。雷のはげしく鳴るとき、海辺に集まる魚のこと。