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【加持】🔗🔉

【加持】 カジ〔仏〕仏の慈悲が衆生に及び、衆生の信心が仏に通じて、互いに交流しあうこと。真言宗で行う儀式。印を結び、梵語ボンゴの長文の経を唱えて、病気や災難がないように、また、願い事がかなうように仏に祈って行う。広く、祈祷キトウ。祈願。

【加点】🔗🔉

【加点】 カテン 文章を添削すること。▽「点」は、文字を塗りつぶして書きかえたところ。〔→後漢書

【加笄】🔗🔉

【加笄】 カケイ〈故事〉女子の十五歳のこと。また、二十歳のこと。▽女子は十五歳になると許嫁キョカ(結婚の約束)をして笄コウガイをさすことから女子の十五歳をいう。また、許嫁しなくても、二十歳になると笄をさしたから、女子の二十歳をもいう。

【加減】🔗🔉

【加減】 カゲン 増すことと減らすこと。また、増えることと減ること。〔国〕物事をほどよく調節すること。また、その程度。〔国〕物事のぐあい。あんばい。〔国〕からだの調子。からだのぐあい。

【加答児】🔗🔉

【加答児】 カタル〔国〕諸器官の粘膜の滲出シンシュツ性炎症の総称。▽ドイツ語Katarrhの音訳。

【加筆】🔗🔉

【加筆】 カヒツ・フデヲクワウ 詩や文章に手を加えて直すこと。

【加勢】🔗🔉

【加勢】 カセイ 助力する。肩を持つ。助けてくれる人。また、援兵。

【加損】🔗🔉

【加損】 カソン 増すことと減らすこと。〔→孟子

【加盟】🔗🔉

【加盟】 カメイ 同盟に加わる。組織や団体の仲間になる。

【加増】🔗🔉

【加増】 カゾウ 多くする。増やす。また、増える。増加。〔国〕武士の俸給や禄高ロクダカを増やす。

【加養】🔗🔉

【加養】 カヨウ 養生する。

【加餐】🔗🔉

【加餐】 カサン 栄養をとってからだをたいせつにする。「加餐可扶老、倉廩慰飄蓬=加餐シテ老イヲ扶クベク、倉廩モテ飄蓬ヲ慰メン」〔→杜甫

【加護】🔗🔉

【加護】 カゴ 注意して大事に守る。神仏が助け守ること。

【功】🔗🔉

【功】 5画 力部 [四年] 区点=2489 16進=3879 シフトJIS=8CF7 《常用音訓》ク/コウ 《音読み》 コウ/ク〈gng〉 《訓読み》 いさお(いさを) 《名付け》 あう・あつ・いさ・いさお・いさおし・かた・かつ・こと・つとむ・つとめ・なり・なる・のり 《意味》 {名}いさお(イサヲ)。てがら。やりばえ。「論功=功ヲ論ズ」「功績」「其言大而功小者則罰=ソノ言大ニシテ功小ナル者ハスナハチ罰ス」〔→韓非コウトス{動}てがらと考える。功績とみなす。「公子乃自驕而功之=公子スナハチミヅカラ驕リテコレヲ功トス」〔→史記{名}働きの結果。成し遂げた仕事。「成功=功ヲ成ス」「功遂身退天之道=功遂ゲ身退クハ天ノ道ナリ」〔→老子{名}ききめ。実り。「奏功=功ヲ奏ス」「夫伐深根者難為功=ソレ深根ヲ伐ル者ハ功ヲ為シ難シ」〔曹冏〕 {名}努力。または、工夫。「用功=功ヲ用フ」「人不暇施功=人功ヲ施スニ暇アラズ」〔→司馬相如「功服」とは、喪服の一種。大功と小功がある。 {名}〔仏〕よい行い。「功徳」 《解字》 会意兼形声。工は、上下両面にあなをあけること。功は「力+音符工」。あなをあけるのはむずかしい仕事で努力を要するので、その工夫をこらした仕事とできばえを功という。 《単語家族》 攻(あなをあけて突き抜く)孔(突き抜けたあな)空(突き抜けたあな)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 551