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【吾子】🔗🔉

【吾子】 ゴシ 相手を親しんでいうことば。あなた。君。「吾子与子路孰賢=吾子ト子路トハイヅレカ賢ナルヤ」〔→孟子自分の子ども。わがこ。あこ。あご。

【吾木香】🔗🔉

【吾木香】 ワレモコウ 草の名。ばら科の多年草。秋、小さな暗紅紫色の花が球状に集まって咲く。根は止血剤になる。『吾亦紅ワレモコウ』

【吾兄】🔗🔉

【吾兄】 ゴケイ わが兄の意で、親しい友人をさしていうことば。

【吾伊】🔗🔉

【吾伊】 ゴイ 本を読む声。〈類義語〉伊吾イゴ。

【吾徒】🔗🔉

【吾徒】 ワガト 自分の仲間。門人たち。〔→論語

【吾党】🔗🔉

【吾党】 ワガトウ 自分の仲間。自分が属する党派。自分の故郷。▽「党」は、郷党。

【吾曹】🔗🔉

【吾曹】 ゴソウ・ワガソウ わが仲間。われわれ。『吾儕ワガセイ・吾属ワガゾク・吾輩ワガハイ』

【吾誰与帰】🔗🔉

【吾誰与帰】 ワレタレトトモニキセン 自分の身を寄せるところがない。〔→礼記

【吾輩】🔗🔉

【吾輩】 ワガハイ 「吾曹」と同じ。わたくし。

【視吾如人】🔗🔉

【視吾如人】 ワレヲミルコトヒトノゴトシ〈故事〉自分を他人と同じように見る。他人も自分も区別しないこと。〔→列子

【呉】🔗🔉

【呉】 7画 口部 [常用漢字] 区点=2466 16進=3862 シフトJIS=8CE0 《常用音訓》ゴ 《音読み》 ゴ/グ〈w〉 《訓読み》 くれ/くれる(くる) 《名付け》 くに・くれ 《意味》 {動}大声でさわぐ。 {名}国名。周代に泰伯がたて、紀元前四七三年、夫差が越王勾践コウセンに敗れ、滅びた。「句呉」ともいう。 {名}王朝名。三国の一つ。後漢末に孫権がたて、今の江蘇コウソ・浙江セッコウ両省のあたりを保有して、北の魏ギや西の蜀ショクと天下を三分した。四代約六十年にわたったが、二八〇年晋シンに滅ぼされた。 {名}五代十国の一つ。楊行密ヨウコウミツがたて、今の江蘇省一帯を領有して四代三十六年にわたったが、九三七年徐知誥ジョチコウに滅ぼされた。 {名}地名。昔の呉の地方で、今の江蘇省のうち長江以南の地を中心とする一帯。 〔国〕くれ。(イ)昔、日本で中国をさして呼んだ呼び名。▽日の暮れる西方の国の意。奈良時代の日本では江南の呉の地方を中国の代表と考えたので、呉の字を用いた。(ロ)中国から渡ってきたものをあらわすことば。「呉竹クレタケ」「呉服クレハトリ・ゴフク」くれる(クル)。物を与えるという場合の当て字。 《解字》 会意。「口+人が頭をかしげるさま」。人が頭をかしげて口をあけ笑いさざめくさまを示し、娯楽の娯の原字。古くから国名に当てる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

漢字源 ページ 757