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【嘗胆】🔗🔉

【嘗胆】 ショウタン・タンヲナム〈故事〉前にうけた恥や苦しみを忘れないために、にがい胆キモをなめる。▽春秋時代、越王勾践コウセンが呉王夫差フサに敗れたことを忘れないために、にがい胆をなめたという故事。〔→史記かたきを討つために苦心すること。将来の成功を望んで長い間苦心すること。→「臥薪嘗胆ガシンショウタン」

【嘗烝】🔗🔉

【嘗烝】 ショウジョウ 天子や諸侯が祖先の霊をまつるために、秋に行う祭り(=嘗)と、冬に行う祭り(=烝)。〔→礼記

【嘗試】🔗🔉

【嘗試】 ショウシ ためしてみる。「我雖不敏請嘗試之=我不敏ナリトイヘドモ請フコレヲ嘗試セン」〔→孟子ためし。試み。

【嘗膳】🔗🔉

【嘗膳】 ショウゼン 食事の毒味をする。『嘗饌ショウセン』

【嘗薬】🔗🔉

【嘗薬】 ショウヤク 薬を君主や親が服用する前に、家来や子が毒味する。〔→礼記

【嗾】🔗🔉

【嗾】 14画 口部  区点=5153 16進=5355 シフトJIS=9A74 《音読み》 ソウ/ス〈su・su〉 《訓読み》 そそのかす 《意味》 {動}そそのかす。はやくはやくとせきたてる。また、けしかける。「使嗾シソウ(けしかける)」「嗾使ソウシ(けしかける)」 《解字》 形声。「口+音符族ソウ」。 《単語家族》 速(はやい)と同系。催促の促ときわめて近い。 《熟語》 →下付・中付語

【嗽】🔗🔉

【嗽】 14画 口部  区点=5154 16進=5356 シフトJIS=9A75 《音読み》 ソウ/ス〈su〉/ソク 《訓読み》 せく/せき/すすぐ 《意味》 {動・名}せく。せき。せかせかとせきをする。「咳嗽ガイソウ」 {動}すすぐ。水を吸ってはせわしく吐く。〈同義語〉→漱ソウ。「含嗽ガンソウ(うがい)」「日嗽三弁=日ニ嗽グコト三弁」〔→史記{動}すっと吸いこむ。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ソウ・ソク)は「欠(かがむ)+音符束ソク」の形声文字で、からだをかがめてせかせかとせきをすること。嗽はそれを音符とし、口をそえた字。 《単語家族》 速促(せく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 860