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【四筵】🔗🔉

【四筵】 シエン 座席の四方。その座全体の人々のこと。満座。「高談雄弁驚四筵=高談雄弁ハ四筵ヲ驚カス」〔→杜甫

【四傑】🔗🔉

【四傑】 シケツ 四人の文豪。(イ)唐代初期の王勃オウボツ・楊炯ヨウケイ・盧照鄰ロショウリン・駱賓王ラクヒンノウ。(ロ)元ゲンの柳貫・虞集グシュウ・掲[ケイ]斯ケイケイシ・黄[シン]コウシン。(ハ)明ミンの高啓・楊基ヨウキ・張羽・徐賁ジョフン。(ニ)明の辺貢・李夢陽リボウヨウ・何景明・徐禎卿ジョテイケイ。

【四載】🔗🔉

【四載】 シサイ 禹ウ王が用いた四つの乗り物。舟・車・泥地を行くときに使うそり・山道を行くときに使うかんじき。〔→書経

【四詩】🔗🔉

【四詩】 シシ 漢代に通行していた「詩経」の四種のテキスト。斉セイ詩・魯ロ詩・韓カン詩・毛詩。毛詩が後世の主流となり伝わっているが、他の三学派による「詩経」は散逸してしまった。

【四戦之地】🔗🔉

【四戦之地】 シセンノチ 山河などの要害がなく、四方から敵に攻められやすい危険な場所。敵からの攻撃を受けやすい所。〔→史記

【四塞】🔗🔉

【四塞】 シソク 四方がふさがること。周囲が山や河でふさがった要害の地。「四塞河山帰版籍=四塞ノ河山版籍ニ帰ス」〔→高啓

【四維】🔗🔉

【四維】 シイ 国を保ち続けていくために必要な四つの原則。礼・義・廉・恥のこと。〔→管子四方のすみ。巽タツミ(東南)・坤ヒツジサル(南西)・艮ウシトラ(北東)・乾イヌイ(西北)。

【四境】🔗🔉

【四境】 シキョウ 四方の国境。『四疆シキョウ』「四境之内不治=四境ノ内治マラズ」〔→孟子

【四端】🔗🔉

【四端】 シタン〈故事〉孟子の説による、仁・義・礼・知の道に到達するための四つの糸口。惻隠ソクインの心、羞悪シュウオの心、辞譲の心、是非の心をいう。〔→孟子

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