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【地維】🔗🔉

【地維】 チイ 天の四すみにあり、大地をささえているという想像上の綱。転じて、大地。〔→列子

【地獄】🔗🔉

【地獄】 ジゴク 〔仏〕「地獄道」の略。六道の一つ。死者が生前の罪悪によって、責め苦しめられるという所。地下に存在するとされる。「莫知地獄深、唯求上天福=地獄ノ深キコトヲ知ルナク、タダ上天ノ福ヲ求ムルノミ」〔→寒山非常に苦しい所。恐ろしい所。〔国〕噴火山・温泉地帯などで、火煙・熱湯などの吹き出している所。

【地獄耳】🔗🔉

【地獄耳】 ジゴクミミ〔国〕他人の秘密などを早く聞きこむこと。またその能力をもっている人。一度聞いたら忘れられないこと。

【地蔵】🔗🔉

【地蔵】 ジゾウ〔仏〕「地蔵菩薩ボサツ」の略。慈悲を主とし、子どもの霊を守るという仏。

【地盤】🔗🔉

【地盤】 ジバン 大地の表面。地層の組織。建造物の基礎となる土地。土台。〔国〕物事を行うときの足場・勢力範囲。なわばり。立脚地。

【地緯】🔗🔉

【地緯】 チイ 地の道。地上に行われる正しい道理。▽「緯」は、横糸。〈対語〉天経。〔→太玄経

【地頭】🔗🔉

【地頭】 チトウ 地面。土地。▽唐代に「地頭銭」という土地税があった。ジトウ〔国〕平安時代、荘園の領主が土地の管理のために現地においた職名。鎌倉時代、源頼朝が荘園管理のためにおいた職名。租税の徴収、管内の治安や裁判、京都・鎌倉の警備などをつかさどった。

【地輿】🔗🔉

【地輿】 チヨ 大地のこと。▽「輿」は、車の、物を載せる台の部分で、宇宙を車にたとえたとき、地に当たる。また、蓋ガイ(車のおおい)は天に当たる。〔→淮南子

【地籟】🔗🔉

【地籟】 チライ 地上におこるいろいろな音。地上の音響。〔→荘子

【塗地】🔗🔉

【塗地】 チニマミル →「塗地トチ

【坎】🔗🔉

【坎】 7画 土部  区点=5212 16進=542C シフトJIS=9AAA 《音読み》 カン(カム)/コン(コム)〈kn〉 《訓読み》 あな/おとしいれる(おとしいる)/きる/ほる/おちいる 《意味》 {名}あな。くぼんだあな。〈同義語〉→陥カンス{動}おとしいれる(オトシイル)。あなの中におとしいれる。〈同義語〉→陥カンス{動}きる。ほる。くぼんだきりこみをつける。または、くぼんだあなをほる。 カンス{動}おちいる。困難な状態におちこむ。〈同義語〉→陥{名}周易の八卦カの一つ。くぼみをあらわす。それを組みあわせた坎下坎上カンカカンショウ、習坎シュウカンは、困難なおとしあなの重なる意を示す。 「坎坎カンカン」とは、太鼓をうつときの音の形容。また、木を切るときの音の形容。「坎坎鼓我=坎坎トシテ我ニ鼓ス」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。欠ケンは、人がからだをくぼませたさまを描いた象形文字。坎は「土+音符欠」。土にくぼんだあなを掘ること。 《単語家族》 陥(あな)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 922