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幾 ほとんど🔗🔉

【幾】 12画 幺部 [常用漢字] 区点=2086 16進=3476 シフトJIS=8AF4 《常用音訓》キ/いく 《音読み》 キ/ケ〈j・j〉 《訓読み》 いく/いくつ/いくばく/ちかい(ちかし)/ほとんど 《名付け》 いく・おき・ちか・ちかし・のり・ふさ 《意味》 {疑・数}いく。いくつ。いくばく。一から九までの数を尋ねる疑問詞。また九以下のはしたの数を示すことば。「幾人イクニン」「幾年イクトセ」「幾何イクバク」「無幾=幾モ無シ」 {形}ちかい(チカシ)。ほぼ等しい。▽平声に読む。〈類義語〉→近。「幾百里=百里ニ幾シ」 {副}ほとんど。もう少しで、の意をあらわすことば。…にちかい。▽平声に読む。「幾為之笑=ホトンドコレガ笑ヒトナル」「幾亡国=ホトンド国ヲ亡ボセリ」〔→左伝{副}少しずつ。それとなく。「幾諫キカン」 {名}細かいきざし。〈類義語〉→機。「知幾=幾ヲ知ル」 「庶幾コイネガワクハ」とは、なんとか目標にちかづきたい、もう少しだからそうしてほしい、と切望すること。▽去声に読む。「王庶幾改之=王コヒネガハクハコレヲ改メヨ」〔→孟子〕 《解字》 会意。幺二つは、細くかすかな糸を示す。戈は、ほこ。幾は「幺二つ(わずか)+戈(ほこ)+人」で、人の首にもうわずかで、戈の刃が届くさまを示す。もう少し、ちかいなどの意を含む。わずかの幅をともなう意からはしたの数(いくつ)を意味するようになった。 《単語家族》 畿キ(都にちかい土地)近と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

幾希 ホトンドマレナリ🔗🔉

【幾希】 キキ・ホトンドマレナリ ほとんどない。たいへん少ない。「人之所以異於禽獣者幾希=人ノ禽獣ニ異ナルユンハ幾ンド希ナリ」〔→孟子

幾殆 ホトンドアヤウシ🔗🔉

【幾殆】 キタイ・ホトンドアヤウシ もう少しで危険な立場・状態である。危機一髪。「沛公幾殆=沛公幾ンド殆シ」〔→漢書

殆 ほとんど🔗🔉

【殆】 9画 歹部  区点=4356 16進=4B58 シフトJIS=9677 《音読み》 タイ/ダイ〈di〉 《訓読み》 あやうい(あやふし)/ほとんど 《意味》 {形}あやうい(アヤフシ)。もう少しでよくないことがおこりそうで不安である。〈類義語〉→危。「今之従政者殆而=今之政ニ従フ者ハ殆フシ」〔→論語{副}ほとんど。もう少しのところでの意味をあらわすことば。まかりまちがえば。「殆不可復=殆ド復ス可カラズ」〔→孟子〕 《解字》 会意兼形声。台タイ・イはすきを用いて働いたり、口でものをいったりして、人間が動作をすることを示す。以(作為を加える)治(人工で水をおさめる)などと同系。殆は「歹(死ぬ)+音符台」で、これ以上作為すれば死に至ること、動けばあぶないさまをあらわす。 《類義》 危キは、からだをかがめて崖ガケの上にたったようなあぶない状態のこと。 《熟語》 →下付・中付語

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