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【危】🔗🔉

【危】 6画 卩部 [六年] 区点=2077 16進=346D シフトJIS=8AEB 《常用音訓》キ/あぶ…ない/あや…うい/あや…ぶむ 《音読み》 キ/ギ(グ〈wi〉 《訓読み》 あぶない/あやうい(あやふし)/あやうくする(あやふくす)/あやぶむ/あやうく(あやふく)/けわしい(けはし)/はげしくする(はけしくす)/たかくする(たかくす) 《意味》 {形}あやうい(アヤフシ)。安定せずくずれそうなさま。危険なさま。▽漢文では、「あぶなし」という訓は用いない。〈対語〉→安。「傾危」「国危矣=国、危フカラン」〔→孟子{名}危険な状態。「去危=危フキヲ去ル」 {動}あやうくする(アヤフクス)。危険なめにあわせる。安全を脅かす。「危士臣=士臣ヲ危フクス」〔→孟子{動}あやぶむ。あぶないと感じる。不安を感じる。「処一之危=一ニ処シテコレヲ危ブム」〔→荀子{副}あやうく(アヤフク)。もう少しで。今にも。あぶなく。「今児安在、危殺之矣=イマ児イヅクニ在ル、危フクコレヲ殺サントス」〔→漢書{形}けわしい(ケハシ)。たかくそそり立つさま。「危岩」「危坐キザ(よりかからず、たかく背を伸ばしてすわる)」 {動}はげしくする(ハケシクス)。たかくする(タカクス)。たかくきびしくする。「邦有道、危言危行=邦ニ道有レバ、危言危行ス」〔→論語{名}二十八宿の一つ。規準星は今のみずがめ座に含まれる。うみやめ。 《解字》 会意。「厂(がけ)+上と下とに人のしゃがんださま」をあわせたもので、あぶないがけにさしかかって、人がしゃがみこむことをあらわす。 《単語家族》 詭キ(くずれそうなごまかし)と同系。 《類義》 →殆 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 648 での単語。