【裘】 13画　衣部　 区点=7468　16進=6A64　シフトJIS=E5E2 《音読み》　キュウ（キウ）／グ〈qi〉 《訓読み》　かわごろも（かはごろも） 《意味》 ｛名｝かわごろも（カハゴロモ）。獣の毛皮でつくった服。「狐裘コキュウ」「緇衣羔裘＝緇衣ニハ羔ノ裘」〔→論語〕 《解字》 会意兼形声。求は、裘の原字で、頭・両足・尾のついたままのかわごろもの姿を描いた象形文字。裘は「衣＋音符求」。求がぐっと引きしめる→もとめる、の意に使われるようになったため、かわごろもの意には裘が使われるようになった。帯でぐっと引きしめてからだにまとう、かわごろも。 《類義》 →皮 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【裘葛】 キュウカツ 冬に着るかわごろもと、夏に着る、くずかたびら。衣服のこと。転じて、一年間のこと。

【裘褐】 キュウカツ かわごろもと、あらい毛織物。細かい人工を加えてない衣服。「多以裘褐為衣＝多ク裘褐ヲモッテ衣ト為ス」〔→荘子〕