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広辞苑の検索結果 (7)

かわ‐ごろも【皮衣・裘】カハ‥🔗🔉

かわ‐ごろも皮衣・裘カハ‥ ①毛皮で作った防寒用の衣。かわぎぬ。けごろも。〈[季]冬〉。万葉集9「とこしへに夏冬行けや―扇放たず山に住む人」 ②(悉多達多しったるたすなわち釈尊が入山の時、鹿皮の衣を着た故事に基づく)僧の異称。

きゅう‐かつ【裘葛】キウ‥🔗🔉

きゅう‐かつ裘葛キウ‥ 冬に着る皮ごろもと夏に着る葛布くずぬののかたびら。転じて、1年間のこと。 ⇒裘葛を易う

きゅう‐かつ【裘褐】キウ‥🔗🔉

きゅう‐かつ裘褐キウ‥ 皮ごろもと、目のあらい毛織の短いころも。転じて、粗末な衣服。 ○裘葛を易うきゅうかつをかう 1年の月日が経過する。 ⇒きゅう‐かつ【裘葛】 ○久闊を叙するきゅうかつをじょする 久しぶりに会って話をする。 ⇒きゅう‐かつ【久闊】

○裘葛を易うきゅうかつをかう🔗🔉

○裘葛を易うきゅうかつをかう 1年の月日が経過する。 ⇒きゅう‐かつ【裘葛】

きゅう‐たい【裘代】キウ‥🔗🔉

きゅう‐たい裘代キウ‥ (「裘」はかわごろも、隠者の服。それに代わる衣の意)僧衣の一種。法皇・諸門跡または大納言・参議以上で法体ほったいとなった人が参内の時に着た法服。素絹そけんに似、僧綱襟そうごうえりで、裾にひだをつけ、帯を着用する。俗人の直衣のうしに当たる。裘袋・裘帯・宮体とも書く。 裘代

け‐ごろも【毛衣・裘】🔗🔉

け‐ごろも毛衣・裘】 (古くはケコロモ) ①毛皮でつくった防寒用の衣服。かわごろも。〈[季]冬〉 ②鳥の羽毛で製した衣服。羽衣うい。また、鳥の羽毛。〈伊呂波字類抄〉

[漢]裘🔗🔉

 字形 〔衣(衤)部7画/13画/7468・6A64〕 〔音〕キュウ〈キウ〉(漢) [意味] かわごろも。獣の毛皮で作った服。「裘褐きゅうかつ・狐裘こきゅう・箕裘ききゅう

大辞林の検索結果 (7)

かわ-ぎぬ【皮衣・裘】🔗🔉

かわ-ぎぬ カハ― 【皮衣・裘】 「かわごろも(皮衣)」に同じ。「裏まだつけぬ―の縫ひ目/枕草子 155」

かわ-ごろも【皮衣・裘】🔗🔉

かわ-ごろも カハ― 【皮衣・裘】 (1)毛皮で作った防寒用の衣。かわぎぬ。[季]冬。「限なきおもひに焼けぬ―/竹取」 (2)〔修行中の釈迦が鹿の皮をまとったという故事から〕 僧衣。また,僧。「山深く行ふ道の―/藻塩草」

きゅう【裘】🔗🔉

きゅう キウ [1] 【裘】 けものの皮で作った衣服。けごろも。「一人物巾(キン)を頂き―を衣たり/伊沢蘭軒(鴎外)」

きゅう-かつ【裘葛】🔗🔉

きゅう-かつ キウ― [0] 【裘葛】 (1)皮ごろもと葛のかたびら。冬の衣と夏の衣。 (2)冬と夏が過ぎること。一年。

きゅうかつ=を易(カ)う🔗🔉

――を易(カ)う 冬と夏を経過する。一年が過ぎる。

きゅう-たい【裘代】🔗🔉

きゅう-たい キウ― [0] 【裘代】 〔裘(カワゴロモ)に代える衣の意〕 僧服の一種。法皇・諸門跡,また参議以上で出家した人が参内のときなどに着る。俗人の直衣(ノウシ)に相当する。形は素絹(ソケン)に似るが僧綱(ソウゴウ)襟になっている。 裘代 [図]

け-ごろも【毛衣・裘】🔗🔉

け-ごろも [2] 【毛衣・裘】 (1)毛皮で作った衣服。かわごろも。また,獣の毛皮。[季]冬。 (2)鳥の羽毛。また,鳥の羽毛で作った衣服。羽衣。

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