【信言不美】 シンゲンビナラズ〈故事〉誠実なことばは、飾らないから美しくない。「信言不美、美言不信＝信言美ナラズ、美言信ナラズ」〔→老子〕

【心月】 シンゲツ 悟りを開いた心。▽悟りを開いて澄みきった心を月の光にたとえていったもの。

【心眼】 シンガン 心のめ。物事の善悪・是非を見わける心の働き。〈類義語〉心目。心とめ。シンゲン〔仏〕物事の本質を考える心のはたらき。

【新月】 シンゲツ 陰暦で、三、四日ごろの月。三日月。東の空に出てまもない月。

【森厳】 シンゲン 暗くて、おごそかなさま。静まりかえっていかめしいさま。

【深玄】 シンゲン 奥ふかい。

【深言】 シンゲン 真心をうちあけて話す。意味ぶかいことば。『深語シンゴ』

【申厳】 シンゲン かさねていましめる。命令などをいっそうきびしくすること。

【箴言】 シンゲン いましめのことば。教訓となることば。〔→書経〕

【親迎】 シンゲイ 結婚の六礼の一つ。むこが自分で嫁の家にいき、嫁を迎えること。また、その儀式。「必親迎乎＝必ズ親迎センカ」〔→孟子〕自分で直接に出迎える。

【譖言】 シンゲン そしることば。悪口のこと。

【讖言】 シンゲン 予言。

【進言】 シンゲン 上位の人に意見を申しあげる。また、その意見。

【震眩】 シンゲン ふるえおののき、目がくらむ。「主客相搏、山川震眩＝主客アヒ搏チテ、山川震眩ス」〔→李華〕