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広辞苑の検索結果 (19)

ゲル🔗🔉

ゲル (第二次大戦前の学生語。ゲルトの略)かね。金銭。

ゲル【Gel ドイツ】🔗🔉

ゲルGel ドイツ】 コロイド溶液が流動性を失い、多少の弾性と固さをもってゼリー状に固化したもの。寒天・ゼラチン・豆腐・こんにゃく・シリカゲルなどの類。

ゲル【gher モンゴル】🔗🔉

ゲルgher モンゴル】 モンゴル人など遊牧民の住居で、フェルト張りの饅頭まんじゅう型組立式のもの。移動性に富む。包パオ

ゲル‐か【ゲル化】‥クワ🔗🔉

ゲル‐かゲル化‥クワ (gelation)コロイド溶液(ゾル)が固まって半固形体の状態(ゲル)となること。寒天水溶液が冷えるとゼリーとなる類。膠化こうか

ゲルク‐は【ゲルク派】🔗🔉

ゲルク‐はゲルク派】 (dGe-lugs-pa)チベット仏教の新派。15世紀初頭、ツォンカパが従来のチベット仏教を改革し、厳格な持律的・道徳的教義をとった。僧侶は従来の紅帽にかわって黄帽を用いたので黄帽派・黄教ともいわれる。格魯派。

ゲルツェン【Aleksandr Ivanovich Gertsen】🔗🔉

ゲルツェンAleksandr Ivanovich Gertsen】 ロシアの革命的民主主義者。唯物論者。ロンドンその他に長く亡命。評論誌「北極星」「鐘」を発行、ツァーリズムと農奴制に対する闘争を行なった。著「自然研究についての手紙」「過去と思索」。(1812〜1870)

ゲルト【Geld ドイツ】🔗🔉

ゲルトGeld ドイツ】 かね。金銭。ゲル。

ゲルトナー‐きん【ゲルトナー菌】🔗🔉

ゲルトナー‐きんゲルトナー菌】 (発見者であるドイツの衛生学者А. Gärtner1848〜1934の名に由来)グラム陰性の運動性桿菌。代表的なサルモネラ属の細菌で、しばしば食中毒の原因となり急性胃腸炎をおこす。ゲルトネル菌。腸炎菌。

ゲルニカ【Guernica スペイン】🔗🔉

ゲルニカGuernica スペイン】 ①スペイン、バスク地方の町の名。1937年4月フランコ軍を支援するドイツ空軍の爆撃により破壊され市民多数が死亡。 ②ゲルニカ爆撃に衝撃を受けて描いたピカソの代表的作品。戦争の惨禍をテーマにした大作。1937年作。

ゲルバー‐きょう【ゲルバー橋】‥ケウ🔗🔉

ゲルバー‐きょうゲルバー橋‥ケウ (創案者J. G. Gerber1832〜1912の名に由来)連続梁の途中を適当に切り、そこをヒンジ(蝶番)でつないだ構造の橋。弱い地盤に対応できる。東京の両国橋、大阪の天満橋の類。 ゲルバー橋

ゲル‐ピン🔗🔉

ゲル‐ピン (「ゲル」は「ゲルト」の、「ピン」は「ピンチ」の略)金に窮していること。金が無いこと。旧制の高校生が用いた語。

ゲルマニア【Germania ラテン】🔗🔉

ゲルマニアGermania ラテン】 ①古代ヨーロッパの地名。東はヴィスワ川、西はライン川、北はバルト海、南はドナウ川にわたる地方。ゲルマン族はここに住んでローマを侵し、ローマ皇帝はしばしばこれを征した。 ②タキトゥスの著書。全46章。西暦98年頃執筆。古代ドイツの地勢・習俗・諸部族などを記述したもの。

ゲルマニウム【Germanium ドイツ】🔗🔉

ゲルマニウムGermanium ドイツ】 (発見者の国ドイツの古名ゲルマニアに因む)希元素の一種。元素記号Ge 原子番号32。原子量72.64。灰白色のもろい結晶。半導体として、ダイオード・トランジスターに用いる。

ゲルマン‐ごは【ゲルマン語派】🔗🔉

ゲルマン‐ごはゲルマン語派】 インド‐ヨーロッパ語族の一語派。東・北・西の3大語群に大別され、東ゲルマン語群にはゴート語(死語)、北ゲルマン語群には古代ノルド語(死語)をはじめ現存のスウェーデン語・デンマーク語・ノルウェー語・アイスランド語があり、西ゲルマン語群にはドイツ諸方言・オランダ語・英語などがある。 ⇒ゲルマン【Germane ドイツ】

ゲルマン‐じん【ゲルマン人】🔗🔉

ゲルマン‐じんゲルマン人】 紀元前5〜4世紀に北ヨーロッパに住んでいたインド‐ヨーロッパ系の民族。フランク・アングロ‐サクソンなど多くの部族から成る。後に民族大移動によってケルト人のヨーロッパを席捲し、また、西ローマ帝国の没落をもたらす一方、その影響を受けてキリスト教化した。 ⇒ゲルマン【Germane ドイツ】

ゲルマン‐ほう【ゲルマン法】‥ハフ🔗🔉

ゲルマン‐ほうゲルマン法‥ハフ ゲルマン人の法。すべて慣習法で、内容は部族によって異なる。ローマ法と並んでヨーロッパ各国の法を形成する基盤となった。 ⇒ゲルマン【Germane ドイツ】

ゲル‐ろか【ゲル濾過】‥クワ🔗🔉

ゲル‐ろかゲル濾過‥クワ 3次元網目構造をもつゲル(デキストラン‐ゲル・ポリアクリルアミド‐ゲルなど)を通して、大きさの異なる分子の混合物を分離する方法。蛋白質・ペプチド・アミノ酸などの分別に適用される。

ゲルンジー【guernsey】🔗🔉

ゲルンジーguernsey⇒ガーンジー

大辞林の検索結果 (21)

ゲル🔗🔉

ゲル [0][1] 〔「ゲルト」の略〕 金(カネ)。金銭。主に戦前の学生語。

ゲル(ドイツ) Gel🔗🔉

ゲル [1] (ドイツ) Gel ゾルが流動性を失って固化した状態。コロイド粒子が互いにつながりあって立体網目状構造をとり,その空間を水などの液体が満たしている状態。固化した寒天やゼラチン,シリカゲルなど。弾性のある一様なゲルを一般にゼリーという。ジェル。 →ゾル

ゲルgher🔗🔉

ゲル [1] gher ⇒パオ

ゲルツェンAleksandr Ivanovich Gertsen🔗🔉

ゲルツェン Aleksandr Ivanovich Gertsen (1812-1870) ロシアの革命的思想家・作家。農村共同体を基盤とする社会主義国家の実現を模索し,ナロードニキ思想の先駆となる。著「過去と思索」,小説「誰の罪か」など。

ゲルト(ドイツ) Geld🔗🔉

ゲルト [1] (ドイツ) Geld 〔主に戦前の学生語〕 金(カネ)。金銭。ゲル。

ゲルトナーAugust Grtner🔗🔉

ゲルトナー August Grtner (1848-1934) ドイツの衛生学者・細菌学者。ゲルトナー菌を発見。

ゲルトナー-きん【―菌】🔗🔉

ゲルトナー-きん [0] 【―菌】 食中毒の起因菌の一。チフス菌と並びサルモネラ属の代表的な菌種。腸炎菌。

ゲルニカ(スペイン) Guernica🔗🔉

ゲルニカ (スペイン) Guernica ピカソの代表的な絵画作品。スペイン内乱の際,スペイン北部バスク地方の小さな町ゲルニカに対するナチスの無差別爆撃に抗議して描かれた。

ゲルバー-きょう【―橋】🔗🔉

ゲルバー-きょう ―ケウ [0] 【―橋】 連続梁の支点間に適当にヒンジを入れて,安定した構造とした橋。地盤沈下などによる荷重を全体に及ぼさないので地盤の弱い場所に有効。東京の両国橋などはこの形式。ドイツ人ゲルバー(J. G. H. Gerber)の考案による。

ゲル-ピン🔗🔉

ゲル-ピン [0] 〔ピンは英語の pinch(=危機)の略〕〔学生語〕 お金に窮していること。お金のないこと。

ゲルフGuelph🔗🔉

ゲルフ [1] Guelph 中世末期のイタリアで,教皇と神聖ローマ帝国皇帝の対立に際して,教皇を支持した勢力。また,その成員。教皇派。 ⇔ギベリン

ゲルマニア(ラテン) Germania🔗🔉

ゲルマニア (ラテン) Germania 古代ヨーロッパの地名。ローマ人が民族大移動が始まる以前のゲルマン人の居住地をさしていったもの。中部ヨーロッパ,東はウィスラ川,西はライン川,南はドナウ川に囲まれた地域。現在のドイツ・ポーランド・チェコ・スロバキアにあたる。

ゲルマニア(ラテン) Germania🔗🔉

ゲルマニア (ラテン) Germania タキトゥスの代表作。98年頃成立。北方ゲルマニアの土地・習俗・諸部族について記述。純真・素朴な北方の自然民族と,爛熟し退廃に赴きつつあるローマとの対比は,ローマへの警告の意味をもつ。古代ドイツ史に関する最も重要な文献。

ゲルマニウム(ドイツ) Germanium🔗🔉

ゲルマニウム [4] (ドイツ) Germanium 炭素族元素の一。元素記号 Ge 原子番号三二。原子量七二・六一。灰白色の固体。ケイ素と並ぶ典型的な半導体で,トランジスタやダイオードなどに利用される。

ゲルマニウム-せいりゅうき【―整流器】🔗🔉

ゲルマニウム-せいりゅうき ―セイリウ― [9] 【―整流器】 半導体にゲルマニウムを用いた整流器。低電圧の整流に用いる。

ゲルマン(ドイツ) Germane🔗🔉

ゲルマン [1] (ドイツ) Germane ゲルマン語派に属する民族。バルト海沿岸を原住地とし,北部ヨーロッパ一帯に部族国家を築き,農耕牧畜に従事した。民族大移動期には各地で王国を建設した。 〔「白耳曼」とも書く〕

ゲルマン-ごは【―語派】🔗🔉

ゲルマン-ごは [5] 【―語派】 インド-ヨーロッパ語族に属する一語派。東・北・西の三諸語に大別され,ゴート語を代表とする東ゲルマン諸語は早く亡びた。北ゲルマン諸語にはデンマーク語・スウェーデン語・ノルウェー語・アイスランド語などが,西ゲルマン諸語には英語・ドイツ語・オランダ語などが属する。

ゲルマン-ほう【―法】🔗🔉

ゲルマン-ほう ―ハフ [0] 【―法】 ゲルマン諸部族の法。中世初期に成立した諸部族法典で,当該部族民にのみ適用された。ローマ法と並び,その後のヨーロッパ各国の法形成の基礎となった。

ゲル-マンMurray Gell-Mann🔗🔉

ゲル-マン Murray Gell-Mann (1929- ) アメリカの理論物理学者。素粒子の強い相互作用に関与する新しい量子数としてストレンジネスを導入(中野董夫,西島和彦も独立に発見),また素粒子の分類について八道説を唱え,その基本構成要素として電荷 1/3 のクオークの存在を提唱するなど,素粒子物理学の発展に貢献。

ゲルンジーGuernsey🔗🔉

ゲルンジー [2] Guernsey ⇒ガーンジー

ゲルマン(和英)🔗🔉

ゲルマン Germanic.→英和 〜語 Germanic.

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