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広辞苑の検索結果 (17)

いちぶ‐いちりん【一分一厘】🔗🔉

いちぶ‐いちりん一分一厘】 きわめてわずかなこと。「―狂いがない」 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐きん【一分金】🔗🔉

いちぶ‐きん一分金】 江戸時代の長方形の金貨幣で、1両の4分の1に当たるもの。一歩金。一分判。一分判金。一分小判。こつぶ。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐ぎん【一分銀】🔗🔉

いちぶ‐ぎん一分銀】 江戸末期の長方形の銀貨幣で、1両の4分の1に当たるもの。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐こばん【一分小判】🔗🔉

いちぶ‐こばん一分小判】 一分金のこと。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐じとう【一分地頭】‥ヂ‥🔗🔉

いちぶ‐じとう一分地頭‥ヂ‥ 「惣地頭そうじとう参照。 ⇒いち‐ぶ【一分】 ○一富士二鷹三茄子いちふじにたかさんなすび 縁起の良い夢を順に並べていう語。特に、新年の初夢にこれらを見ると縁起が良いとしていう。駿河の国の諺で、一説に駿河の名物を言うという。 ⇒いち【一・壱】

いちぶ‐じまん【一分自慢】🔗🔉

いちぶ‐じまん一分自慢】 自分ひとりで自慢すること。ひとりじまん。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐だい【一分代】🔗🔉

いちぶ‐だい一分代】 年給において史生ししょうの代りに内舎人うどねりなどの京官に任ずること。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐だめし【一分試し】🔗🔉

いちぶ‐だめし一分試し】 ずたずたに試し斬りにすること。一寸だめし。五分だめし。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐の‐かん【一分の官】‥クワン🔗🔉

いちぶ‐の‐かん一分の官‥クワン (国司の公廨稲くげとうの残りの配分のとき、その一分(10パーセント)を受けたからいう)史生ししょうのこと。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐ばんきん【一分判金】🔗🔉

いちぶ‐ばんきん一分判金】 一分金のこと。一分判。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いちぶ‐めし【一分召】🔗🔉

いちぶ‐めし一分召】 平安時代、式部省で、諸国の史生ししょうを任命した除目じもく。一分召除目。 ⇒いち‐ぶ【一分】

いち‐ぶん【一分】🔗🔉

いち‐ぶん一分】 ①10に分けたものの1。 ②一人の分際。一身の面目、または職責。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「乗せもせぬ運賃取つては―立たぬ」 ③一様。同様。好色一代男2「我とは兄弟―に、申しかはせしにと」 ⇒一分捨つ ⇒一分立つ ⇒一分を捌く

○一分捨ついちぶんすつ🔗🔉

○一分捨ついちぶんすつ 一身の面目を失う。「一分廃すたる」とも。 ⇒いち‐ぶん【一分】

○一分立ついちぶんたつ🔗🔉

○一分立ついちぶんたつ 一身の面目が立つ。 ⇒いち‐ぶん【一分】

○一分を捌くいちぶんをさばく🔗🔉

○一分を捌くいちぶんをさばく 自身の身のふり方を独りで処理する。日本永代蔵2「何れを聞きても皆賢く、その一分を捌き兼ねつるは一人もなし」 ⇒いち‐ぶん【一分】 いち‐ベクトル位置ベクトルヰ‥ 空間内または平面上に一点Oを定めると、空間内(平面上)の任意の点Pに対し、ベクトル(OP)が定まる。これをOを基準とするPの位置ベクトルという。 いち‐べつ一別】 一度別れること。別れ。「―以来」 いち‐べつ一瞥】 流し目に見ること。ちらと見ること。「―を投げる」 イチボ (aitchboneから)牛の尻骨の部分の肉。 いち‐ぼう一望‥バウ 一目に見渡すこと。一眸。「―に収める」 ⇒いちぼう‐せんり【一望千里】 いち‐ぼう一眸】 (「眸」は「見る」意)(→)一望に同じ。 いち‐ぼう一棒‥バウ 禅僧が棒をもって弟子を警醒すること。 いちぼう‐せんり一望千里‥バウ‥ 広々としていて遠くまで見渡せること。 ⇒いち‐ぼう【一望】 いち‐ぼく一木】 1本の木。 ⇒いちぼく‐いっそう【一木一草】 ⇒いちぼく‐づくり【一木造り】 ⇒一木大廈の崩るるを支うる能わず いちぼく‐いっそう一木一草‥サウ 1本の木、1本の草。一草一木。 ⇒いち‐ぼく【一木】

ひと‐ふんべつ【一分別】🔗🔉

ひと‐ふんべつ一分別】 一思案ひとしあん

大辞林の検索結果 (16)

いち-ぶ【一分】🔗🔉

いち-ぶ [2] 【一分】 (1)長さの単位。一寸の一〇分の一。 →ぶ(分) (2)一割の一〇分の一。「二割―」 (3)全体の一〇分の一。「―咲き」 (4)ごくわずかなことのたとえ。「―のすきもない」 (5)「一分金」「一分銀」の略。 (6)「一分の官」の略。

いちぶ-いちりん【一分一厘】🔗🔉

いちぶ-いちりん [5] 【一分一厘】 ごくわずかなことのたとえ。「―の狂いもない」

いちぶ-きん【一分金】🔗🔉

いちぶ-きん [0][3] 【一分金】 江戸時代の長方形の金貨。四枚で小判一枚(一両)とする。補助貨幣として1601年新鋳。以後,小判と同時に改鋳された。一分判金。一分判。一分小判。一分。小粒(コツブ)。一角(イツカク)。

いちぶ-ぎん【一分銀】🔗🔉

いちぶ-ぎん [0][3] 【一分銀】 江戸末期から明治初年まで通用した長方形の銀貨。四枚で小判一枚(一両)とする。天保一分銀・安政一分銀・貨幣司一分銀の三種がある。洋銀と交換され,国外への金流出を招いた。額銀(ガクギン)。

いちぶ-こばん【一分小判】🔗🔉

いちぶ-こばん [4] 【一分小判】 ⇒一分金(イチブキン)

いちぶ-じとう【一分地頭】🔗🔉

いちぶ-じとう ―ヂ― 【一分地頭】 鎌倉時代,荘園の分割相続により,二人以上の地頭が存在する場合の各地頭をいう。子地頭。 →総地頭

いちぶ-の-かん【一分の官】🔗🔉

いちぶ-の-かん ―クワン 【一分の官】 〔国司で公廨稲(クガイトウ)の余りを分配したとき,その取り分が一分(10パーセント)であったことから〕 史生(シシヨウ)の別名。一分。一分官。

いちぶ-ばんきん【一分判金】🔗🔉

いちぶ-ばんきん [0] 【一分判金】 ⇒一分金(イチブキン)

いちぶ-めし【一分召】🔗🔉

いちぶ-めし 【一分召】 平安時代,式部省で諸国の史生(シシヨウ)などを任命した除目(ジモク)。一分召の除目。

いち-ぶん【一分】🔗🔉

いち-ぶん [2][0] 【一分】 (1)その人の面目。「男の―が立たない」 (2)分相応。それなりの。「眼前の人の為に―の利益は為(ス)べからんをば/正法眼蔵随聞記」 (3)一様。同様。「我とは兄弟―に申しかはせしに/浮世草子・一代男 2」 (4)ひとり。自身。「それもてめえ―で済む事か/人情本・閑情末摘花」

いちぶん=廃(スタ)・る🔗🔉

――廃(スタ)・る 面目がつぶれる。

いちぶん=立・つ🔗🔉

――立・つ 面目が立つ。名誉が保てる。「親父様も―・たぬ/浄瑠璃・生玉心中(上)」

いちぶん=を捌(サバ)・く🔗🔉

――を捌(サバ)・く 独立して生計を立てる。自力で商売をする。「其の―・き兼つるは独りもなし/浮世草子・永代蔵 2」

ひと-ふんべつ【一分別】🔗🔉

ひと-ふんべつ [2][3] 【一分別】 ひとしきり考えること。一思案。ひと考え。「ここは―あるべきところだ」

いちぶ【一分】(和英)🔗🔉

いちぶ【一分】 one percent;one-tenth.

いちぶいちりん【一分一厘も】(和英)🔗🔉

いちぶいちりん【一分一厘も】 even the smallest amount.〜違わない be exactly alike.

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