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広辞苑の検索結果 (6)

ふ‐よう【不用】🔗🔉

ふ‐よう不用】 ①いらないこと。用のないこと。土佐日記「けふ節忌せちみすれば、魚―」。「―な子供服」 ②役に立たないこと。無駄なこと。駄目。無益。枕草子23「さらに―なりけりとて、御草子に夾算さしておほとのごもりぬるも」 ③しないでよいこと。無用なこと。今昔物語集28「猛き兵つわものと申せども、車の戦は―に候なり」 ④人に迷惑のかかる乱暴をはたらくこと。不届きなこと。保元物語「弓も普通にこえて、余りに―に候ひしかば、幼少より西国の方へ追ひ下して候が」 ⑤怠けがちなこと。無精。義経記1「牛若学問のせいよく候とも、里に常にありなんとし候はば、心も―になり、学問をも怠りなんず」。日葡辞書「フヨウヲカマユル」 ⇒ふよう‐じん【不用仁】 ⇒ふよう‐の‐よう【不用の用】 ⇒ふよう‐もの【不用者】

ふ‐ようい【不用意】🔗🔉

ふ‐ようい不用意】 ことさら用意のしていないさま。用心や心づかいが足りないこと。うっかりしていること。「―な発言」「―に車の前へ出る」

ふよう‐じん【不用仁】🔗🔉

ふよう‐じん不用仁】 不用な人。不埒な人。 ⇒ふ‐よう【不用】

ぶ‐ようじん【不用心・無用心】🔗🔉

ぶ‐ようじん不用心・無用心】 ①用心しないこと。 ②用心の悪いこと。また、物騒なこと。好色五人女2「物参りの旅ながら―なり」。「―な家」

ふよう‐の‐よう【不用の用】🔗🔉

ふよう‐の‐よう不用の用】 不用と思うものがかえって大きな用をなすこと。無用の用。 ⇒ふ‐よう【不用】

ふよう‐もの【不用者】🔗🔉

ふよう‐もの不用者】 不用の者。人の迷惑をかまわない不届き者。あきみち「さだめて金山―なれば」 ⇒ふ‐よう【不用】

大辞林の検索結果 (6)

ふ-よう【不用】🔗🔉

ふ-よう [0] 【不用】 (名・形動)[文]ナリ (1)必要がないこと。いらないこと。また,そのさま。不要。「乳母車は―になった」 (2)役に立たないこと。むだなこと。また,そのさま。「―の施設」 (3)乱暴なこと。「弓も普通に越えて余りに―に候ひしかば/保元(上・古活字本)」 (4)病気であること。「―になりにければ…大願たて,よろづの神仏に祈りて/宇津保(あて宮)」

ふよう=の用🔗🔉

――の用 「無用(ムヨウ)の用」に同じ。「蒲団より暖かならば―をさとるべし/鶉衣」

ふ-ようい【不用意】🔗🔉

ふ-ようい [2] 【不用意】 (名・形動)[文]ナリ 用意をしていないこと。うっかりしていて,注意や配慮が足りないこと。また,そのさま。「―のまま臨んだ試験」「―な発言」 [派生] ――さ(名)

ぶ-ようじん【不用心・無用心】🔗🔉

ぶ-ようじん [2] 【不用心・無用心】 (名・形動)[文]ナリ 用心が悪いこと。災害や危険に対する備えが足りないこと。また,そのさま。「留守がちでは―だ」

ふよう【不用の】(和英)🔗🔉

ふよう【不用の】 useless;→英和 unnecessary;→英和 disused (いらなくなった).

ふようい【不用意】(和英)🔗🔉

ふようい【不用意】 carelessness (不注意).→英和 〜な careless;→英和 unprepared.〜なことを言う make careless remarks.

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