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広辞苑の検索結果 (11)
かめ‐の‐こう【亀の甲】‥カフ🔗⭐🔉
かめ‐の‐こう【亀の甲】‥カフ
①亀の体をおおう角質の甲羅。
②六角形が上下左右に並んだ模様。きっこうがた。俗に、化学でベンゼンの構造式に現れる六角形の称。
③昔、軍船・荷船の船首などにつけた亀の甲状の厚板の囲い。
④戦国時代、城攻めに用いた箱形の兵車で、外面を牛の皮で包んだもの。
⑤和船の甲板。
⇒かめのこう‐ぶね【亀の甲船】
⇒亀の甲より年の劫
かめのこう‐ぶね【亀の甲船】‥カフ‥🔗⭐🔉
かめのこう‐ぶね【亀の甲船】‥カフ‥
(→)亀甲船きっこうぶねに同じ。
⇒かめ‐の‐こう【亀の甲】
○亀の甲より年の劫かめのこうよりとしのこう
(「甲」と「劫」とは音が通ずるからいう。「年の功」とも書く)長年の経験の貴ぶべきことのたとえ。
⇒かめ‐の‐こう【亀の甲】
○亀の甲より年の劫かめのこうよりとしのこう🔗⭐🔉
○亀の甲より年の劫かめのこうよりとしのこう
(「甲」と「劫」とは音が通ずるからいう。「年の功」とも書く)長年の経験の貴ぶべきことのたとえ。
⇒かめ‐の‐こう【亀の甲】
かめのこ‐ざる【亀の子笊】
底が円く、伏せた形が亀の甲に似た笊。どんがめ笊。どうがめいかき。
⇒かめ‐の‐こ【亀の子】
かめのこ‐しばり【亀の子縛り】
菱形の目ができるように縛る縛り方。
⇒かめ‐の‐こ【亀の子】
かめのこ‐せんべい【亀の子煎餅】
亀の甲羅の形を焼き付けた煎餅。
⇒かめ‐の‐こ【亀の子】
かめのこ‐だわし【亀の子束子】‥ダハシ
(形が亀に似ているからいう)棕櫚しゅろなどの繊維を短く切り揃えて、楕円形に束ねたたわし。
⇒かめ‐の‐こ【亀の子】
かめのこ‐ながし【亀の子流し】
井戸脇などに設ける片流れの流し。
⇒かめ‐の‐こ【亀の子】
かめのこ‐ばんてん【亀の子半纏】
子供の綿入れ半纏。左右の袖がなく亀の甲の形に仕立てたもの。
⇒かめ‐の‐こ【亀の子】
かめ‐のぞき【甕覗き】
(→)覗色のぞきいろに同じ。
かめ‐の‐て【亀の手・石蜐】
フジツボ目フジツボ亜目の甲殻類。暗褐色の石灰質鱗片で被われた肉質の短い柄をもつ。頭状部は大小32〜34枚の石灰板がある。形が亀類の手に似る。長さ約4センチメートル。各地沿岸の岩礁に付着。汁の身などにして食用。
かめのて
き‐こう【亀甲】‥カフ🔗⭐🔉
き‐こう【亀甲】‥カフ
⇒きっこう
きっ‐こう【亀甲】‥カフ🔗⭐🔉
きっ‐こう【亀甲】‥カフ
(キコウとも)
①亀かめの甲。背甲と腹甲とから成り箱状。前後があき、頭や四肢をひっこめることができる。表面は角質の鱗板(スッポンなどでは皮膚)で覆われる。背甲の鱗板は椎甲板・肋甲板・縁甲板などが並び、いわゆる亀甲模様を形成。鱗板の下には骨質板があり、実質上の甲羅を形づくっている。背甲の骨質板の下には幅広い肋骨があり、背甲を補強。日葡辞書「キッコウ」
②亀甲形の略。
③当世具足の胴の肩につけた小鰭こひれの異称。亀甲形の金物を入れて菱綴ひしとじにしたことによる。
④(印刷用語)括弧かっこの一種。〔 〕
⇒きっこう‐うち【亀甲打】
⇒きっこう‐がた【亀甲形】
⇒きっこう‐ばか【亀甲墓】
⇒きっこう‐ぶね【亀甲船】
⇒きっこう‐もち【亀甲餅】
⇒きっこう‐やり【亀甲槍】
きっこう‐うち【亀甲打】‥カフ‥🔗⭐🔉
きっこう‐うち【亀甲打】‥カフ‥
甲冑かっちゅうなどに用いる打紐で、表面に亀甲形を組みあらわしたもの。
⇒きっ‐こう【亀甲】
きっこう‐がた【亀甲形】‥カフ‥🔗⭐🔉
きっこう‐がた【亀甲形】‥カフ‥
①亀の甲のように六角形が上下左右に並んだ文様。
②紋所の名。亀の甲をかたどったもの。
亀甲形
⇒きっ‐こう【亀甲】
⇒きっ‐こう【亀甲】
きっこう‐ばか【亀甲墓】‥カフ‥🔗⭐🔉
きっこう‐ばか【亀甲墓】‥カフ‥
沖縄地方にある墓で、外形が亀の甲羅を伏せたような形をした大型のもの。中国の華南の影響を受けたもので、18世紀より出現。ここに一族の遺体が納められ、また洗骨が行われる。
⇒きっ‐こう【亀甲】
きっこう‐ぶね【亀甲船】‥カフ‥🔗⭐🔉
きっこう‐ぶね【亀甲船】‥カフ‥
近世初期の軍船の一形式。船体上面を楠板で亀甲状に装甲したもの。李舜臣が建造し、豊臣軍と戦ったものが有名。亀の甲船。
⇒きっ‐こう【亀甲】
きっこう‐もち【亀甲餅】‥カフ‥🔗⭐🔉
きっこう‐もち【亀甲餅】‥カフ‥
小麦粉を水でこね、まるくちぎって、イバラの葉を両面にあてて焼いた餅。
⇒きっ‐こう【亀甲】
きっこう‐やり【亀甲槍】‥カフ‥🔗⭐🔉
きっこう‐やり【亀甲槍】‥カフ‥
玳瑁柄たいまいえの槍。亀甲文様の螺鈿らでん・蒔絵の柄の槍にもいう。
⇒きっ‐こう【亀甲】
大辞林の検索結果 (7)
きっ-こう【亀甲】🔗⭐🔉
きっ-こう ―カフ [0] 【亀甲】
〔「きこう」とも〕
(1)亀の甲羅(コウラ)。
(2)「亀甲形」に同じ。
(3)家紋の一。亀甲形から転用したもの。六角形。また,その変形。
(4)「亀甲括弧」に同じ。
亀甲(3)
[図]
[図]
きっこう-うち【亀甲打ち】🔗⭐🔉
きっこう-うち ―カフ― [0][3] 【亀甲打ち】
甲冑(カツチユウ)などに用いる平打ちのひもの組み方。二色以上の糸で亀甲模様を出したもので,裏は矢筈(ヤハズ)模様となる。
きっこう-がた【亀甲形】🔗⭐🔉
きっこう-がた ―カフ― [0] 【亀甲形】
六角形。また,六角形の連続模様。
きっこう-かっこ【亀甲括弧】🔗⭐🔉
きっこう-かっこ ―カフクワツ― [5] 【亀甲括弧】
記号の一種。〔〕 形の括弧。きっこう。
きっこう-ばか【亀甲墓】🔗⭐🔉
きっこう-ばか ―カフ― [3] 【亀甲墓】
沖縄地方にみられる,亀の甲羅を伏せたような形の大型の墓。中国華南地方の風に習ったもの。
亀甲墓
[図]
[図]
きっこう-ぶね【亀甲船】🔗⭐🔉
きっこう-ぶね ―カフ― [5] 【亀甲船】
(1)一六世紀末に用いられた朝鮮の軍船。上部を厚い板で亀の甲のようにおおったもの。文禄・慶長の役では日本水軍を悩ました。
(2){(1)}を模倣した,江戸時代の軍船。百石積み前後の小型船。亀の甲船。きっこうせん。
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