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広辞苑の検索結果 (3)

か‐な【仮名・仮字】🔗🔉

か‐な仮名・仮字】 (カリナ(仮名)の音便カンナの約)漢字から発生した、日本固有の音節文字。広義には万葉仮名・草仮名・平仮名・片仮名、狭義には後の二者をいう。万葉仮名は主に漢字の音訓で国語を写し、平仮名・片仮名は平安初期、万葉仮名をもとにできた。やまともじ。仮名文字。↔真名まな ⇒仮名に言う

かなづかいおくのやまみち【仮字遣奥山路】‥ヅカヒ‥🔗🔉

かなづかいおくのやまみち仮字遣奥山路‥ヅカヒ‥ 語学書。石塚竜麿著。3巻。寛政10年(1798)本居大平序。本居宣長の後をうけて、上代の万葉仮名の用法を調査し、13の仮名が各2類に分かれていて、語によって使用上互いに混ずることのない事実を鮮明にして、上代国語音韻組織研究の基礎をつくる。→上代特殊仮名遣

かなのもとすえ【仮字本末】‥スヱ🔗🔉

かなのもとすえ仮字本末‥スヱ 語学書。2巻、付録1巻。伴信友著。1850年(嘉永3)刊。仮名の起源・沿革ならびにそれに関係した事柄を考究した書。神代文字じんだいもじを否定。

大辞林の検索結果 (4)

か-じ【仮字】🔗🔉

か-じ [0] 【仮字】 仮名(カナ)のこと。

かな【仮名・仮字】🔗🔉

かな [0] 【仮名・仮字】 〔「かりな」の転じた「かんな」の撥音「ん」の無表記から。漢字を真名(マナ)と呼ぶのに対し,仮の文字の意〕 日本で発生・発達した音節文字。平仮名・片仮名の総称。日本語の音節を表すのに,初めは漢字の音訓をそのまま用いた(=万葉仮名)が,それが簡略化されて片仮名が生まれ,一方草書体から草仮名を経て平仮名ができた。仮名文字。和字。国字。 ⇔真名(マナ) 〔表音文字としてみた場合は万葉仮名を含めてもいうことがある〕 →漢字

かなづかいおくのやまじ【仮字遣奥山路】🔗🔉

かなづかいおくのやまじ カナヅカヒ―ヤマヂ 【仮字遣奥山路】 語学書。三巻。石塚竜麿著。1798年以前の成立。上代の文献では,キ・ヒ・ミなどの音節に二類の使い分けがあり互いに混用されることがないという,上代特殊仮名遣いの存在を初めて実証的・帰納的に述べた書。 →上代特殊仮名遣い

かなのもとすえ【仮字本末】🔗🔉

かなのもとすえ ―モトス 【仮字本末】 語学書。二巻,付録一巻。伴信友著。1850年刊。仮名の起源と沿革を記し,神代文字の存在を否定する。

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