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広辞苑の検索結果 (6)
いん‐ろう【印籠】🔗⭐🔉
いん‐ろう【印籠】
一般的に扁平な長方形の3重ないし5重の小ばこから成る容器。左右両端に通した緒に緒締おじめ・根付ねつけをつけて、帯に挟む。古くは印や印肉を入れたが、江戸時代は薬類を入れた。蒔絵・螺鈿らでん・彫漆ちょうしつなど、とりどりの意匠とあいまって、精巧な工芸品となる。
印籠
印籠
提供:ポーラ文化研究所
⇒いんろう‐きざみ【印籠刻み】
⇒いんろう‐じゃくり【印籠決】
⇒いんろう‐づけ【印籠漬】
⇒いんろう‐ぶた【印籠蓋】
⇒いんろう‐ゆば【印籠湯葉】
印籠
提供:ポーラ文化研究所
⇒いんろう‐きざみ【印籠刻み】
⇒いんろう‐じゃくり【印籠決】
⇒いんろう‐づけ【印籠漬】
⇒いんろう‐ぶた【印籠蓋】
⇒いんろう‐ゆば【印籠湯葉】
いんろう‐きざみ【印籠刻み】🔗⭐🔉
いんろう‐きざみ【印籠刻み】
刀の鞘さやに印籠の重ね目を凹んだように4、5分(約1.5センチメートル)ずつの間隔を置いて刻み目をつけたもの。
⇒いん‐ろう【印籠】
いんろう‐じゃくり【印籠決】🔗⭐🔉
いんろう‐じゃくり【印籠決】
戸障子の合せ目で、一方に凸型の突起を、一方に凹型の溝を作り噛かみ合わせる作り方。
⇒いん‐ろう【印籠】
いんろう‐づけ【印籠漬】🔗⭐🔉
いんろう‐づけ【印籠漬】
キュウリ・シロウリなどの実のなかごを取り去り、中にシソ・トウガラシ・ショウガなどを詰めて塩漬にしたもの。輪切りにした切り口の形が印籠に似る。
⇒いん‐ろう【印籠】
いんろう‐ぶた【印籠蓋】🔗⭐🔉
いんろう‐ぶた【印籠蓋】
印籠のように、蓋と身との外面が平らになるように作った蓋。
⇒いん‐ろう【印籠】
いんろう‐ゆば【印籠湯葉】🔗⭐🔉
いんろう‐ゆば【印籠湯葉】
湯葉を巻き重ね、6センチメートル位に切った食品。形が印籠に似る。
⇒いん‐ろう【印籠】
大辞林の検索結果 (7)
いん-ろう【印籠】🔗⭐🔉
いん-ろう [0][3] 【印籠】
(1)江戸時代,武士が裃(カミシモ)を着たとき腰に下げた小さな容器状の装身具。左右両端に紐(ヒモ)を通して緒締めで留め,根付(ネツケ)を帯に挟んで下げる。室町時代に印や印肉の器として明(ミン)から伝わり,のち薬を入れるようになった。三重・五重の円筒形,袋形,鞘(サヤ)形などがあり,蒔絵(マキエ)・堆朱(ツイシユ)・螺鈿(ラデン)などの精巧な細工が施されているものが多い。
(2)キュウリ,ウリ類やイカなどの材料の中に他の材料を詰め,{(1)}のような形にした料理のこと。蒸し物,漬け物,鮨(スシ)などがある。
印籠(1)
[図]
[図]
いんろう-きざみ【印籠刻み】🔗⭐🔉
いんろう-きざみ [5] 【印籠刻み】
刀の鞘(サヤ)に約1.5センチメートルの間隔を置いて印籠の重ね目刻みのような刻み筋を入れたもの。
いんろう-じゃくり【印籠決り】🔗⭐🔉
いんろう-じゃくり [5] 【印籠決り】
戸障子の竪框(タテガマチ)などに用いる決(シヤク)りの一。相接する一方に溝を,他方に突出部を作り,閉ざしたとき両者がかみ合ってすき間ができないようにしたもの。
いんろう-つぎ【印籠継(ぎ)】🔗⭐🔉
いんろう-つぎ [3] 【印籠継(ぎ)】
(1)継手の一。接合部の材の一方の端の一部を突出させ,他方の端の一部をへこませて継ぐもの。
(2)釣り竿の継ぎ方の一。一方の竿の端に矢竹などの芯(シン)をすげ込み,これを他方の竿に差し込んで継ぐもの。継ぎ目に段がつかない。
いんろう-づけ【印籠漬(け)】🔗⭐🔉
いんろう-づけ [0] 【印籠漬(け)】
〔輪切りにした切り口の形が印籠に似ているので〕
白瓜・キュウリを丸のまま種をくりぬいたあとに,シソ・ショウガ・トウガラシなどを詰めて塩漬けにしたもの。
いんろう-ぶた【印籠蓋】🔗⭐🔉
いんろう-ぶた [0][3] 【印籠蓋】
箱などの蓋の一種。蓋と身の境を印籠決(ジヤク)りにし,外面が平らになるようにしたもの。薬籠蓋。
いんろう-ゆば【印籠湯葉】🔗⭐🔉
いんろう-ゆば [5] 【印籠湯葉】
〔形が印籠に似ているので〕
湯葉を巻き重ねて6センチメートルくらいの長さに切ったもの。
広辞苑+大辞林に「印籠」で始まるの検索結果。