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広辞苑の検索結果 (5)

どう‐か【同化】‥クワ🔗🔉

どう‐か同化‥クワ ①本来異なるものが同じくなること。同じ性質に変わること。また、他を感化して自分と同じようにすること。 ②外から取り込んで自分のものにすること。事物を十分理解して自分の知識とすること。 ③〔生〕生物が栄養として外界から摂取した物質を、自体を構成する特定の成分に変える作用。↔異化。 ④〔地〕マグマが周囲の岩石を取り込んで溶かし、混合して一つのものとすること。 ⑤〔心〕 ㋐個人の考え方や行動が社会的環境と一致すること。日本の移民がアメリカ人のうちに生活して、その中に溶け込むような場合。 ㋑環境に働きかけて自分の中にこれを取り入れる作用(ピアジェ)。↔調節。 ㋒以前から持っている考えに従って新しい事実を解釈すること(ヘルバルト)。 ㋓動物の場合、新しい情況が前の情況と似ている時、この新しい情況に対して前の場合と同じ反応をすること(ソーンダイク)。 ⑥〔言〕ある音素が連続している別の音素と類似するように変わる音韻変化。 ↔異化。 ⇒どうか‐さよう【同化作用】 ⇒どうか‐せいさく【同化政策】 ⇒どうか‐そしき【同化組織】 ⇒どうか‐でんぷん【同化澱粉】

どうか‐さよう【同化作用】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐さよう同化作用‥クワ‥ 〔生〕(→)同化3に同じ。特に、緑色植物の行う炭酸同化作用。 ⇒どう‐か【同化】

どうか‐せいさく【同化政策】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐せいさく同化政策‥クワ‥ ある国が植民地民族に対して、本国の生活様式や思想などに同化させようとする政策。 ⇒どう‐か【同化】

どうか‐そしき【同化組織】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐そしき同化組織‥クワ‥ 植物の柔組織の一つ。細胞内に多くの葉緑体を有し、もっぱら炭酸同化作用を営む。 ⇒どう‐か【同化】

どうか‐でんぷん【同化澱粉】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐でんぷん同化澱粉‥クワ‥ 炭酸同化作用の直接の結果として、細胞内に作られた澱粉。↔貯蔵澱粉 ⇒どう‐か【同化】

大辞林の検索結果 (6)

どう-か【同化】🔗🔉

どう-か ―クワ [0] 【同化】 〔assimilation〕 (名)スル (1)本来異なる性質や考え方が同じものになること。 ⇔異化 「その社会に―する」 (2)外から得た知識などを理解して自分のものとすること。 (3)生物体が外界から摂取した物質に特定の化学変化を加え,その生物に固有あるいは必要な物質を作り出すこと。同化作用。アナボリズム。 ⇔異化 (4)マグマが周囲の岩石や外来物質を取り込み,一つのものに混合すること。同化作用。 (5)〔言〕 ある音素が隣接する音素に影響されてそれと同じ,または似た性質のものに変化すること。エビス(ebisu)の i が先行する e と等しくなってエベス(ebesu)となる類。 ⇔異化

どうか-さよう【同化作用】🔗🔉

どうか-さよう ―クワ― [4] 【同化作用】 (1)「同化{(3)}」に同じ。 (2)「同化{(4)}」に同じ。

どうか-せいさく【同化政策】🔗🔉

どうか-せいさく ―クワ― [4] 【同化政策】 本国ないし支配民族が,植民地原住民ないし国内少数民族を,自分たちの生活様式・考え方になじませ,一体化しようとする政策。

どうか-そしき【同化組織】🔗🔉

どうか-そしき ―クワ― [4] 【同化組織】 細胞内に多数の葉緑体をもち,光合成を行う組織。葉の柵状組織・海綿状組織がその例。

どうか-でんぷん【同化澱粉】🔗🔉

どうか-でんぷん ―クワ― [4] 【同化澱粉】 光合成によって葉緑体中に形成されるデンプン。貯蔵デンプンに比べて粒子が著しく小さい。

どうか【同化(作用)】(和英)🔗🔉

どうか【同化(作用)】 assimilation.〜する assimilate.→英和

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