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広辞苑の検索結果 (2)

すみ‐ながし【墨流し】🔗🔉

すみ‐ながし墨流し】 ①水の上に字や絵をかく一法。嬉遊笑覧3に「小豆粉あずきこ一匁、黄柏おうはく五分、明礬みょうばん一分、これを麻切に包み、水にて湿し紙にひたし、その上に文字にても絵にても(墨で)書きて水の内に浮め、細き竹串にて紙を突けば、紙は底に沈み、書きたる墨ばかり水上に浮み残るなり」とある。 ②水面に墨汁または顔料を吹き散らし、これを布や紙の面に移して曲線文様を製出する染法。また、その製品。古来、色紙・短冊などに用いたが、布帛ふはくに用いたものが福井県武生たけふ(現、越前市)の名産。すみながしぞめ。男色大鑑「―幅広の鳥の子三十枚」 墨流し 撮影:関戸 勇 ⇒すみながし‐ぞめ【墨流し染め】

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すみ-ながし【墨流し】🔗🔉

すみ-ながし [3] 【墨流し】 (1)「墨流し染め」の略。 (2)水面に字や絵をかく方法。小豆粉・黄柏(オウハク)・ミョウバンを麻布に包んで水で濡らし,紙に字・絵をかいたのち,その紙を水に浮かべて軽く突くと紙は沈み,字や絵だけが水面に残る。 (3)タテハチョウ科のチョウ。開張約65ミリメートル。はねは薄墨色で複雑な白斑があり,緑青色の光沢がある。口吻は赤色。本州以南,台湾まで分布。

すみながし-ぞめ【墨流し染(め)】🔗🔉

すみながし-ぞめ [0] 【墨流し染(め)】 墨液または顔料を水面にたらして流水状・波紋状の模様をつくり,それを紙や布に移しとる染め方。墨流し。

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