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広辞苑の検索結果 (9)
さら‐じゅ【娑羅樹・沙羅樹】🔗⭐🔉
さら‐じゅ【娑羅樹・沙羅樹】
(梵語sāla シャラジュとも)インド原産の常緑高木。フタバガキ科の植物で、幹高30メートルにも達する。葉は大形で長楕円形。花は小形の淡黄色で芳香がある。材は淡褐色で堅実、建築用または器具用。いわゆるラワン材の一種。樹脂はピッチ1
の代用。種子から油を搾る。日本でいう娑羅はナツツバキのこと。→娑羅双樹

さら‐そうじゅ【娑羅双樹・沙羅双樹】‥サウ‥🔗⭐🔉
さら‐そうじゅ【娑羅双樹・沙羅双樹】‥サウ‥
(シャラソウジュとも)釈尊が涅槃ねはんに入った臥床の四方に2本ずつあった娑羅樹。涅槃の際には東西・南北の双樹が合してそれぞれ一樹となり、樹色白変したという。双樹の栄枯については経典により異説がある。平家物語1「―の花の色、盛者必衰の理をあらはす」
さら‐りん【娑羅林】🔗⭐🔉
さら‐りん【娑羅林】
(シャラリンとも)
①沙羅樹の林。栄華物語鶴林「かの―の涅槃ねはんのほど」
②今様いまようの曲節の一種。法文の歌をしめやかな曲節でうたうもの。
しゃら【娑羅】🔗⭐🔉
しゃら‐じゅ【娑羅樹】🔗⭐🔉
しゃら‐の‐き【娑羅樹】🔗⭐🔉
しゃら‐の‐き【娑羅樹】
ナツツバキの別称。
⇒しゃら【娑羅】
しゃら‐りん【娑羅林】🔗⭐🔉
大辞林の検索結果 (8)
さら【娑羅・沙羅】🔗⭐🔉
さら [1] 【娑羅・沙羅】
娑羅双樹(ソウジユ)の異名。
さら-じゅ【娑羅樹・沙羅樹】🔗⭐🔉
さら-じゅ [2] 【娑羅樹・沙羅樹】
(1)娑羅双樹(サラソウジユ)の異名。
(2)植物ナツツバキの異名。
さら-そうじゅ【娑羅双樹・沙羅双樹】🔗⭐🔉
さら-そうじゅ ―サウジユ [3] 【娑羅双樹・沙羅双樹】
〔梵 
la〕
(1)〔「しゃらそうじゅ」とも〕
インド,クシナガラ城外,娑羅の林の中,釈迦の病床の四方に二本ずつ相対して生えていたという娑羅の木。釈迦が入滅した時,鶴のように白く枯れ変じたという。沙羅。娑羅樹。
→鶴林(カクリン)
(2)フタバガキ科の常緑高木。インド原産。高さ30メートルに達する。葉は長円形。花は淡黄色で小さく,大形の円錐花序につく。材は堅く建材などとし,樹脂はワニスの原料,果実は食用。シャラソウジュ。シャラノキ。
(3)ツバキ科のナツツバキの通称。シャラノキ。


さら-りん【娑羅林】🔗⭐🔉
さら-りん [2] 【娑羅林】
⇒しゃらりん(娑羅林)
しゃら【娑羅・沙羅】🔗⭐🔉
しゃら [1] 【娑羅・沙羅】
(1)「娑羅双樹」の略。
(2)ナツツバキの異名。
〔「沙羅の花」は [季]夏〕
しゃら-じゅ【娑羅樹】🔗⭐🔉
しゃら-じゅ [2] 【娑羅樹】
「さらじゅ(娑羅樹)」に同じ。
しゃら-そうじゅ【娑羅双樹】🔗⭐🔉
しゃら-そうじゅ ―サウ― [3] 【娑羅双樹】
「さらそうじゅ(娑羅双樹){(1)}」に同じ。「―の花の色,盛者必衰のことはりをあらはす/平家 1」
しゃら-りん【娑羅林】🔗⭐🔉
しゃら-りん [2] 【娑羅林】
〔「さらりん」とも〕
(1)娑羅樹の林。特に釈迦入滅の地である娑羅樹の林をいう。
(2)今様の法文歌(ホウモンノウタ)の謡い方で,しめやかに謡うもの。
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