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広辞苑の検索結果 (16)

うたげ【宴・讌】🔗🔉

うたげ宴・讌】 (ウチアゲの約という)酒宴。宴会。さかもり。天智紀「―を所々にせしむ」

え【宴】🔗🔉

】 (エンのンを表記しなかった形)さかもり。酒宴。兼輔集「京ごくの藤の花の―し侍りけるとき」

えん【宴】🔗🔉

えん】 酒食を設け、歌舞などをして楽しむこと。さかもり。うたげ。え。源氏物語須磨「ひととせの花の―に」。「―たけなわ」

えん‐あん【宴安】🔗🔉

えん‐あん宴安】 安んじ楽しむこと。また、何もせずに遊び楽しむこと。燕安。 ⇒宴安は酖毒

○宴安は酖毒えんあんはちんどく🔗🔉

○宴安は酖毒えんあんはちんどく [左伝閔公元年](「酖」は鴆ちんという鳥の羽をひたした毒酒)遊び暮らすことは、酖毒と同じで、必ず身を滅ぼす。 ⇒えん‐あん【宴安】 えんい円位ヱンヰ 西行さいぎょうの法名。 えん‐い炎威‥ヰ 夏の暑さの烈しい勢い。 えん‐いき遠域ヱンヰキ 遠くの地域。平家物語4「我等―にあつて」 えん‐いた縁板】 縁側に張った板。 えん‐いん延引】 (エンニンとも)時日が予定より延び遅れること。平家物語3「八幡やわたの行幸―し」。「工事が―する」 えん‐いん宴飲・讌飲】 さかもり。宴会。徒然草「銭つもりてつきざるときは―声色をこととせず」 えん‐いん掩韻‥ヰン (→)「いんふたぎ」に同じ。 えん‐いん援引ヱン‥ ひくこと。自説を証明するため他の文献・事例などを引用すること。 えん‐いん遠因ヱン‥ 遠い原因。間接の原因。「戦争の―」↔近因 えんいん‐ばん鉛印版(→)活版本に同じ。主に漢籍についていう。 えん‐う煙雨】 けむるように降る雨。細雨。きりさめ。 えん‐うり円売りヱン‥ 円を対価として、外国為替、すなわちドル手形やポンド手形を買うこと。円高防止のための市場介入など。↔円買い えん‐うん煙雲】 ①煙と雲。 ②雲のように立ちのぼる煙。平治物語「猛火虚空にみちて、暴風―をあぐ」 えんうん‐じゅうろくしゅう燕雲十六州‥ジフ‥シウ 五代の後晋の石敬瑭せきけいとうが遼に割譲した長城以南の河北・山西の一部の地方。燕は今の北京に当たる。遼や金が宋へ侵入する前進基地となった。 えん‐うんどう円運動ヱン‥ 円周上をまわる運動。 えん‐えい遠泳ヱン‥ 水泳で、遠距離を泳ぐこと。多く集団で行う。〈[季]夏〉 えん‐えい遠裔ヱン‥ 遠い子孫。末孫。 えん‐えき演繹】 ①[朱熹、中庸章句]意義を推し拡げて説明すること。 ②(deduction)推論の一種。一定の前提から論理規則に基づいて必然的に結論を導き出すこと。通常は普遍的命題(公理)から個別的命題(定理)を導く形をとる。数学の証明はその典型。演繹法。中江兆民、続一年有半「推理の方法に自ら二種有て、一は―で、一は帰納で有る」↔帰納。 ⇒えんえき‐てき【演繹的】 ⇒えんえき‐ろんりがく【演繹論理学】 えんえき‐てき演繹的】 演繹によって論を進めるさま。 ⇒えん‐えき【演繹】 えんえき‐ろんりがく演繹論理学】 (deductive logic)演繹的推理のみを取り扱う論理学。↔帰納論理学 ⇒えん‐えき【演繹】 えん‐えん奄奄】 ①息の絶え絶えであるさま。「気息―」 ②うすぐらいさま。 えん‐えん延延】 いつ終わるかも知れず長く続くさま。「―と続く話」「会議は―深夜に及んだ」 えん‐えん炎炎】 火がさかんに燃えあがるさま。「―と燃えあがる」 えん‐えん婉婉ヱンヱン ①しとやかですなおなさま。 ②美しくしなやかなさま。 ③竜などの飛び動くさま。 えん‐えん煙焔】 煙とほのお。 ⇒煙焔天に漲る えん‐えん蜿蜒ヱン‥ 蛇などのうねうねと曲がり行くさま。そのように長くつづくさま。蜒蜒。蜿蜿。 ⇒蜿蜒長蛇の列 えん‐えん燄燄】 火が燃え始めてまだ盛んでないさま。 ⇒燄燄に滅せずんば炎炎を若何せん

えん‐いん【宴飲・讌飲】🔗🔉

えん‐いん宴飲・讌飲】 さかもり。宴会。徒然草「銭つもりてつきざるときは―声色をこととせず」

えんおん‐の‐ざ【宴穏の座】‥ヲン‥🔗🔉

えんおん‐の‐ざ宴穏の座‥ヲン‥ 宴座と穏座。

えん‐かい【宴会】‥クワイ🔗🔉

えん‐かい宴会‥クワイ 酒食を設け歌舞などをして楽しむ集り。さかもり。うたげ。えん。日本霊異記「食の為に―に入り」。「新年―」

えん‐きょく【宴曲】🔗🔉

えん‐きょく宴曲「早歌そうか参照。

えん‐ざ【燕座・宴坐】🔗🔉

えん‐ざ燕座・宴坐】 ①〔仏〕坐禅のこと。 ②節会・大饗などの時、くつろがず献酬だけにとどまる酒宴。えんのざ。↔穏座

えん・す【宴す】🔗🔉

えん・す宴す】 〔自サ変〕 酒盛りをする。酒宴をする。太平記13「瑶池に遊び碧台に―・し給ひしかば」

えん‐せき【宴席】🔗🔉

えん‐せき宴席】 酒宴の席。宴会の座席。「―を設ける」

えん‐の‐ざ【宴の座】🔗🔉

えん‐の‐ざ宴の座⇒えんざ(燕座・宴坐)

えん‐ゆう【宴遊】‥イウ🔗🔉

えん‐ゆう宴遊‥イウ 酒宴を開いて楽しむこと。

えん‐らく【宴楽・燕楽】🔗🔉

えん‐らく宴楽・燕楽】 ①酒宴を開いて楽しむこと。 ②心がやわらぎ楽しむこと。

[漢]宴🔗🔉

 字形  筆順 〔宀部7画/10画/常用/1767・3163〕 〔音〕エン(呉)(漢) 〔訓〕うたげ [意味] ①さかもり(をする)。うたげ。「送別の宴を張る」「宴会・宴席・酒宴・饗宴きょうえん」 ②落ち着いてくつろぐ。やすんずる。「宴居・宴安」 [解字] 形声。「宀」(=やね)+音符「」(=やすんずる)。家の中で落ち着いてくつろぐ、転じて、酒もりをして楽しむ意。 [下ツキ 賀宴・竟宴・饗宴・酒宴・祝宴・小宴・招宴・清宴・盛宴・別宴・夜宴

大辞林の検索結果 (17)

うたげ【宴】🔗🔉

うたげ [0] 【宴】 〔「打ち上げ」の転〕 宴会・酒宴の雅語的表現。「―の蓆(ムシロ)」

えん【宴】🔗🔉

えん [1] 【宴】 酒食を共にして,楽しむこと。また,その会。うたげ。「―を設ける」「―を張る」

えん-あん【宴安】🔗🔉

えん-あん [0] 【宴安】 くつろぎ楽しむこと。酒などを飲み遊び楽しむこと。「―を事とする」

えんあん=は酖毒(チンドク)🔗🔉

――は酖毒(チンドク) 〔左氏伝(閔公元年)〕 遊び暮らすことは酖毒と同じで,しまいには身を滅ぼすものだ。

えん-いん【宴飲・讌飲・燕飲】🔗🔉

えん-いん 【宴飲・讌飲・燕飲】 さかもり。酒宴。「―声色を事とせず/徒然 217」

えんおん-の-ざ【宴穏の座】🔗🔉

えんおん-の-ざ エンヲン― [0][6] 【宴穏の座】 宴座と穏座。朝廷で,節会(セチエ)や大饗(タイキヨウ)などのとき,臨時に設ける席。

えん-かい【宴会】🔗🔉

えん-かい ―クワイ [0] 【宴会】 人々が集まって酒食をともにし,歌い踊ったりする会。酒盛り。うたげ。「―を開く」

えん-きょく【宴曲】🔗🔉

えん-きょく [0] 【宴曲】 ⇒早歌(ソウカ)

えん-ざ【宴座】🔗🔉

えん-ざ [0][1] 【宴座】 (1)〔仏〕(「燕座」とも書く)座禅すること。 (2)宮中で節会(セチエ)・大饗(タイキヨウ)などの時に,杯のやりとりの儀礼を行なった酒宴の座。宴の座。 →穏座(オンザ)

えん・す【宴す】🔗🔉

えん・す 【宴す】 (動サ変) 酒盛りをする。宴会をする。「瑶池に遊び碧台に―・し給ひしかば/太平記 13」

えん-せき【宴席】🔗🔉

えん-せき [0] 【宴席】 宴会の席。宴会。「―に連なる」

えん-の-ざ【宴の座】🔗🔉

えん-の-ざ 【宴の座】 「えんざ(宴座)」に同じ。

えん-ゆう【宴遊】🔗🔉

えん-ゆう ―イウ [0] 【宴遊】 (名)スル 酒宴を開いて楽しむこと。

えん-らく【宴楽・燕楽】🔗🔉

えん-らく [0][1] 【宴楽・燕楽】 酒宴を開いて楽しむこと。うちとけて楽しむこと。 〔「えんがく」と読めば別語〕

えん【宴】(和英)🔗🔉

えん【宴】 a feast;→英和 a banquet.→英和

えんかい【宴会】(和英)🔗🔉

えんかい【宴会】 a dinner party;a banquet.→英和

えんせき【宴席】(和英)🔗🔉

えんせき【宴席】 ⇒宴会.

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