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広辞苑の検索結果 (19)
いく‐だ【幾何・幾許】🔗⭐🔉
いく‐だ【幾何・幾許】
〔副〕
(助詞「も」を付けて打消に用いることが多い)いくら。どれほど。なにほど。万葉集5「さ寝し夜の―もあらねば」
いくば‐く【幾何・幾許】🔗⭐🔉
いくば‐く【幾何・幾許】
①どれほど。どんなに多く。万葉集8「わが背児せこと二人見ませば―かこの降る雪の嬉しからまし」
②(「も」を伴い、否定・反語に用いる)なにほども。万葉集11「―も降らぬ雨ゆゑ」。「余命―もない」
⇒いくばく‐も‐なく【幾許も無く】
いくら‐なんでも【幾ら何でも】🔗⭐🔉
いくら‐なんでも【幾ら何でも】
どのような事情があるとしても。どのような点から考えてみても。「―遅すぎる」
⇒いく‐ら【幾ら】
き‐か【幾何】🔗⭐🔉
き‐か【幾何】
(→)幾何学きかがくの略。
きか‐いせい【幾何異性】🔗⭐🔉
きか‐いせい【幾何異性】
(geometrical isomerism)有機化合物では、炭素‐炭素、炭素‐窒素あるいは窒素‐窒素二重結合の両側についている置換基の位置の関係により生じる異性。同種または類似の基が二重結合に対して同じ側にくるものをシス異性体、反対側にくるものをトランス異性体という。六配位八面体形錯体および四配位平面四角形錯体では同種または類似の二つの配位子が隣り合っているものをシス異性体、離れているものをトランス異性体という。→シス‐トランス異性
きか‐がく【幾何学】🔗⭐🔉
きか‐がく【幾何学】
(geometry)数学の一部門。物の形・大きさ・位置、その他一般に空間に関する性質を研究する学問。その方法・対象・公理系の異なる種々の分科がある。
⇒きかがく‐げんろん【幾何学原論】
⇒きかがくてき‐せいしん【幾何学的精神】
⇒きかがくてき‐もよう【幾何学的模様】
⇒きかがく‐ようしき【幾何学様式】
きかがく‐げんろん【幾何学原論】🔗⭐🔉
きかがく‐げんろん【幾何学原論】
ユークリッドの(→)「ストイケイア」のこと。
⇒きか‐がく【幾何学】
きかがくてき‐せいしん【幾何学的精神】🔗⭐🔉
きかがくてき‐せいしん【幾何学的精神】
(esprit géométrique フランス)パスカルの語で、人間精神の一類型。幾何学のように公理から定理を演繹する論証的・合理的な認識を行う精神態度。↔繊細の精神。
⇒きか‐がく【幾何学】
きかがくてき‐もよう【幾何学的模様】‥ヤウ🔗⭐🔉
きかがくてき‐もよう【幾何学的模様】‥ヤウ
方形・三角形・菱形・多角形・円形などを組み合わせた模様。幾何模様。
⇒きか‐がく【幾何学】
きかがく‐ようしき【幾何学様式】‥ヤウ‥🔗⭐🔉
きかがく‐ようしき【幾何学様式】‥ヤウ‥
(geometric style)紀元前1050年頃から前700年頃にわたる古代ギリシアの美術様式。壺の装飾に動物とならんで、あるいは単独に直線的な幾何学的模様をほどこす様式。
⇒きか‐がく【幾何学】
きか‐がほう【幾何画法】‥グワハフ🔗⭐🔉
きか‐がほう【幾何画法】‥グワハフ
定規やコンパスなどの製図道具を使って幾何学的に作成する画法。
きか‐きゅうすう【幾何級数】‥キフ‥🔗⭐🔉
きか‐きゅうすう【幾何級数】‥キフ‥
(→)等比級数に同じ。↔算術級数。
⇒きかきゅうすう‐てき【幾何級数的】
きかきゅうすう‐てき【幾何級数的】‥キフ‥🔗⭐🔉
きかきゅうすう‐てき【幾何級数的】‥キフ‥
ある事柄が、幾何級数のように何倍かずつ増えていくこと。増加が急激なさま。
⇒きか‐きゅうすう【幾何級数】
きかげんぽん【幾何原本】🔗⭐🔉
きかげんぽん【幾何原本】
ユークリッドの著「ストイケイア」の前半の漢訳。マテオ=リッチが口訳、徐光啓がそれを完全な漢文に直し、多くの中国人に珍重された。
きか‐こうがく【幾何光学】‥クワウ‥🔗⭐🔉
きか‐こうがく【幾何光学】‥クワウ‥
物理学の一部門。光の道筋を線としてとらえ、反射と屈折の法則を基礎として、レンズや鏡からなる光学系を通る光線の性質を幾何学的に研究する。光の波長が光学系の大きさに比べて十分に小さい時に成り立つ法則を扱う。
きか‐すうれつ【幾何数列】🔗⭐🔉
きか‐すうれつ【幾何数列】
(→)等比数列のこと。
大辞林の検索結果 (16)
いく-ばく【幾許・幾何】🔗⭐🔉
いく-ばく [0] 【幾許・幾何】
(1)数量・程度が不明であることを表す。どのくらい。どれほど。「平家の御恩はそも―なり/滝口入道(樗牛)」
(2)(「いくばくか」の形で)わずか。すこし。「―かの金を渡す」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)数量・程度がいくらもないことを表す。すこし。「―も生けらじものを/万葉 1807」
き-か【幾何】🔗⭐🔉
き-か [1][2] 【幾何】
「幾何学」の略。
きか-いせい【幾何異性】🔗⭐🔉
きか-いせい [3] 【幾何異性】
(1)有機化合物の分子内で原子や原子団の回転が困難であるために生じる異性で,立体異性の一。二重結合または環状構造をつくる炭素(または窒素)原子に結合するそれぞれ二個(一個)の原子または原子団のうちの同じものが,その二重結合または環に対して同じ側にある化合物と反対側にある化合物に現れる異性。シス-トランス(シン-アンチ)異性。
(2)錯体の中心原子に配位する同種または類似の配位子が,互いに隣り合っているもの(シス型)と離れた距離にあるもの(トランス型)とが示す立体異性。
きか-がく【幾何学】🔗⭐🔉
きか-がく [2] 【幾何学】
〔geometry〕
図形およびそれの占める空間の性質について研究する数学の一部門。古代オリエントに起こり,初等幾何学はギリシャのユークリッドによって集大成された。現在ではこれをさらに発展させ,解析幾何学・微分幾何学・射影幾何学・位相幾何学など多様な内容・方法をもつに至っている。幾何。
→非ユークリッド幾何学
きかがく-てき【幾何学的】🔗⭐🔉
きかがく-てき [0] 【幾何学的】 (形動)
幾何学に関連があるさま。特に形状・図案などが法則的・規則的であるさま。
きかがく-てき-せいしん【幾何学的精神】🔗⭐🔉
きかがく-てき-せいしん [7] 【幾何学的精神】
〔(フランス) esprit de g
om
trie〕
〔哲〕 パスカルの考えた人間精神の類型の一。少数の公理から世界を演繹(エンエキ)する幾何学的方法に示されるような合理的認識能力。
⇔繊細の精神
om
trie〕
〔哲〕 パスカルの考えた人間精神の類型の一。少数の公理から世界を演繹(エンエキ)する幾何学的方法に示されるような合理的認識能力。
⇔繊細の精神
きかがく-もよう【幾何学模様】🔗⭐🔉
きかがく-もよう ―ヤウ [5] 【幾何学模様】
三角形・方形・菱形・多角形・円形などを素材とする模様。幾何模様。
きかがくげんぽん【幾何学原本】🔗⭐🔉
きかがくげんぽん 【幾何学原本】
⇒ストイケイア
きか-がほう【幾何画法】🔗⭐🔉
きか-がほう ―グワハフ [3] 【幾何画法】
定規やコンパスなどの製図器具を用いて細密な製図を行う画法。
きか-きゅうすう【幾何級数】🔗⭐🔉
きか-きゅうすう ―キフスウ [3][5] 【幾何級数】
⇒等比級数(トウヒキユウスウ)
きかきゅうすう-てき【幾何級数的】🔗⭐🔉
きかきゅうすう-てき ―キフスウ― [0] 【幾何級数的】 (形動)
前に数倍する勢いで増大・変化し続けるさま。等比級数的。「―に増大する軍事費」
きか-こうがく【幾何光学】🔗⭐🔉
きか-こうがく ―クワウガク [3] 【幾何光学】
像のでき方や性質を調べるため,光の干渉や回折などの波動的な現象を無視し,光を幾何学的な光線として取り扱う光学の一分野。光線は同じ媒質中では直進し,異なる媒質の境界面では反射・屈折の法則に従うことを原理とする。
きか-すうれつ【幾何数列】🔗⭐🔉
きか-すうれつ [3] 【幾何数列】
⇒等比数列(トウヒスウレツ)
きか-へいきん【幾何平均】🔗⭐🔉
きか-へいきん [3] 【幾何平均】
〔数〕「相乗(ソウジヨウ)平均」に同じ。
⇔算術平均
きか-もよう【幾何模様】🔗⭐🔉
きか-もよう ―モヤウ [3] 【幾何模様】
⇒幾何学模様(キカガクモヨウ)
きか【幾何(学)】(和英)🔗⭐🔉
きか【幾何(学)】
geometry.→英和
〜学的(に) geometrical(ly).‖幾何学者 a geometrician.幾何級数 a geometrical series.幾何級数的に in geometrical progression.平面(立体,解析)幾何 plane (solid,analytical) geometry.
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