複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (28)

さん‐か【惨禍】‥クワ🔗🔉

さん‐か惨禍‥クワ いたましいわざわい。「戦争の―」

さん‐がい【惨害】🔗🔉

さん‐がい惨害】 いたましい損害。残酷な災害。「―をこうむる」

さん‐きょう【惨況】‥キヤウ🔗🔉

さん‐きょう惨況‥キヤウ 悲惨なありさま。惨状。

さん‐く【惨苦】🔗🔉

さん‐く惨苦】 いたましい苦しみ。

さん‐けい【惨刑】🔗🔉

さん‐けい惨刑】 残酷な刑罰。

さん‐げき【惨劇】🔗🔉

さん‐げき惨劇】 ①むごたらしい筋の劇。 ②転じて、目をそむけたくなるような、むごたらしい出来事。「一家心中の―」

さん‐こく【惨酷・酸酷】🔗🔉

さん‐こく惨酷・酸酷】 むごくてひどいこと。残酷。

ざん‐さつ【惨殺】🔗🔉

ざん‐さつ惨殺】 (正しくはサンサツ)むごたらしく殺すこと。「一家を―する」「―死体」

さん‐し【惨死】🔗🔉

さん‐し惨死⇒ざんし

さん‐じ【惨事】🔗🔉

さん‐じ惨事】 むごたらしいできごと。いたましい事件。みじめなこと。「流血の―」

ざん‐し【惨死】🔗🔉

ざん‐し惨死】 (正しくはサンシ)むごたらしく死ぬこと。

さん‐じょう【惨状】‥ジヤウ🔗🔉

さん‐じょう惨状‥ジヤウ いたましい様子。むごたらしいありさま。「―を呈する」

さん‐ぜつ【惨絶】🔗🔉

さん‐ぜつ惨絶】 悲惨きわまること。

さん‐ぜん【惨然】🔗🔉

さん‐ぜん惨然】 ①いたましいさま。 ②うれいいたむさま。

さん‐たん【惨憺・惨澹】🔗🔉

さん‐たん惨憺・惨澹】 ①いたましく悲しいさま。見るも無残なさま。「―たる結果に終わる」 ②心を砕いて思い悩むこと。「苦心―」 ③薄暗くものすごいさま。

さん‐つう【惨痛】🔗🔉

さん‐つう惨痛】 心をひどくいため苦しめること。ひどい苦しみ。

さん‐どく【惨毒】🔗🔉

さん‐どく惨毒】 ①むごたらしい害毒。 ②むごたらしく苦しめること。

ざん‐ぱい【惨敗】🔗🔉

ざん‐ぱい惨敗】 (正しくはサンパイ)ひどくまけること。みじめな負けかた。「予選で―する」「―を喫する」

さん‐ぶん【惨聞】🔗🔉

さん‐ぶん惨聞】 いたましいうわさ。

さん‐らく【惨落】🔗🔉

さん‐らく惨落】 相場が一時に予想外の安値に下落すること。

さん‐りつ【惨慄】🔗🔉

さん‐りつ惨慄】 ものすごさに身ぶるいすること。

さん‐れつ【惨烈】🔗🔉

さん‐れつ惨烈】 きわめてむごたらしいこと。

みじめ【惨め】🔗🔉

みじめ惨め】 (「見じ目」の意)見るに忍びないこと。目もあてられないほど、あわれでいたいたしいさま。悲惨。浮世風呂「子がきが出来ちやア―だゼ」。「―な姿」

むご【惨】🔗🔉

むご】 むごいこと。浄瑠璃、天神記「―やつらやなさけなや」

むご・い【惨い・酷い】🔗🔉

むご・い惨い・酷い】 〔形〕[文]むご・し(ク) ①残酷である。無慈悲である。浄瑠璃、心中天の網島「寝物語もせうものと楽しむ間もなく、ほんに―・い、つれない」。「―・い仕打ち」 ②ひどい。甚だしい。悲惨だ。狂言、二千石じせんせき「其お手もとが―・いほど似まらした」。「現場は―・い有様だ」

むご‐たらし・い【惨たらしい・酷たらしい】🔗🔉

むご‐たらし・い惨たらしい・酷たらしい】 〔形〕 むごいさまである。残酷である。「―・い殺し方」→むごい

むご‐らし・い【惨らしい・酷らしい】🔗🔉

むご‐らし・い惨らしい・酷らしい】 〔形〕[文]むごら・し(シク) (→)「むごたらしい」に同じ。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「夫の心の―・しや」。尾崎紅葉、不言不語「旦那様の―・う余所余所しき御待遇しうちは」

[漢]惨🔗🔉

 字形  筆順 〔心(忄・)部8画/11画/常用/2720・3B34〕 [慘] 字形 〔心(忄・)部11画/14画/5646・584E〕 〔音〕サン(呉)(漢) ザン(慣) 〔訓〕みじめ・むごい [意味] ①心がいたむ。いたましい。みじめ。「惨として声なし」「惨憺さんたん・悲惨・惨敗ざんぱい」 ②むごい。むごたらしい。「惨劇・惨殺ざんさつ・凄惨せいさん」 [解字] 形声。「心」+音符「參」(=しみこむ)。心にしみこむようなつらい思いの意。 [下ツキ 陰惨・凄惨・悽惨・悲惨・無惨

大辞林の検索結果 (41)

さん【惨】🔗🔉

さん [1] 【惨】 (ト|タル)[文]形動タリ むごたらしいさま。また,ひどくいたましいさま。多く「さんとして」の形で用いられる。「―として風雨の来襲を待つ状(サマ)/自然と人生(蘆花)」「浪子は―として笑みつ/不如帰(蘆花)」

さん-か【惨禍】🔗🔉

さん-か ―クワ [1] 【惨禍】 (風水害・戦争・火災などによる)むごたらしい被害。いたましい災難。「戦争の―」

さん-がい【惨害】🔗🔉

さん-がい [0] 【惨害】 いたましい被害。ひどい災害。

さん-きょう【惨況】🔗🔉

さん-きょう ―キヤウ [0] 【惨況】 むごたらしいありさま。いたいたしい状態。惨状。「大地震の―を伝えるニュース」

さん-く【惨苦】🔗🔉

さん-く [1] 【惨苦】 ひどい苦しみ。つらい苦しみ。「―を目(マ)のあたりにする」

さん-けい【惨刑】🔗🔉

さん-けい [0] 【惨刑】 残酷な刑罰。「異説の人を―に行ふに至る/自由之理(正直)」

さん-げき【惨劇】🔗🔉

さん-げき [0] 【惨劇】 むごたらしい筋の劇。また,そのような出来事・事件。「一家皆殺しの―」

さん-こく【惨酷・酸酷】🔗🔉

さん-こく [0] 【惨酷・酸酷】 「残酷(ザンコク)」に同じ。「其―なる状態(アリサマ)は口の能(ヨ)く云尽し得べきにあらず/竜動鬼談(勤)」

ざん-さつ【惨殺】🔗🔉

ざん-さつ [0] 【惨殺】 (名)スル 〔「ざん」は慣用音〕 むごたらしい殺し方をすること。「捕虜を―する」

さん-じ【惨事】🔗🔉

さん-じ [1] 【惨事】 見ていられないような,むごたらしい事件。いたましい出来事。「ガス爆発の―」「大(ダイ)―」

ざん-し【惨死】🔗🔉

ざん-し [0] 【惨死】 (名)スル むごたらしくみじめな死に方をすること。「―するもの多数にいたる」

さん-じょう【惨状】🔗🔉

さん-じょう ―ジヤウ [0] 【惨状】 むごたらしいありさま。いたいたしいありさま。「事故の―を物語る」

さん-ぜつ【惨絶】🔗🔉

さん-ぜつ [0] 【惨絶】 (名・形動)[文]ナリ きわめて悲惨なさま。非常にむごいさま。「凄絶か,―か/此一戦(広徳)」

さん-ぜん【惨然】🔗🔉

さん-ぜん [0] 【惨然】 (ト|タル)[文]形動タリ 心を痛めるさま。みじめなさま。「―として楽まざりしを憶ひ/佳人之奇遇(散士)」

さん-たん【惨憺・惨澹】🔗🔉

さん-たん [0] 【惨憺・惨澹】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)いたましくて見るに忍びないさま。「―たる結果に終わる」「―たる殺戮を世上に見るのみなりき/日本開化小史(卯吉)」 (2)あれこれと心を砕くさま。「苦心―」「自己の―たる労力の一部を割いて/土(節)」 (3)薄暗くて恐ろしいさま。「黄雲―とし,満眸皆な黄色/日本風景論(重昂)」

さん-つう【惨痛】🔗🔉

さん-つう [0] 【惨痛】 ひどく心を痛めて苦しむこと。また,その苦しみ。「その労苦―,おほかたならず/西国立志編(正直)」

さん-どく【惨毒】🔗🔉

さん-どく [1][0] 【惨毒】 (名・形動)[文]ナリ ひどく傷つける・こと(さま)。「財本を一朝悉(コトゴト)く烏有に帰せしむるが如き―なる大禍/明六雑誌 22」

さん-と-して【惨として】🔗🔉

さん-と-して 【惨として】 (連語) ⇒さん(惨)

ざん-にん【残忍・惨忍】🔗🔉

ざん-にん [0] 【残忍・惨忍】 (名・形動)[文]ナリ むごいことを平気でするさま。「―な仕打ち」「―な性格」 [派生] ――さ(名)

ざん-ぱい【惨敗】🔗🔉

ざん-ぱい [0] 【惨敗】 (名)スル 〔「さんぱい」とも〕 さんざんに負けること。みじめな負け方。「予選で―する」「―を喫する」

さん-ぶん【惨聞】🔗🔉

さん-ぶん [0] 【惨聞】 いたましいうわさ。

さん-らく【惨落】🔗🔉

さん-らく [0] 【惨落】 (名)スル 相場が暴落すること。

さん-りつ【惨慄】🔗🔉

さん-りつ [0] 【惨慄】 (名)スル 残酷さや寒さなどで身ぶるいすること。「見るに随ひ聞くに随ひて皆―/菅家後集」

さん-れつ【惨烈】🔗🔉

さん-れつ [0] 【惨烈】 (名・形動)[文]ナリ 非常にむごたらしいこと。寒さなどの厳しいこと。また,そのさま。「―を極める」「其攻撃戦の如何に―なりしかを/肉弾(忠温)」

みじ-め【惨め】🔗🔉

みじ-め [1] 【惨め】 (名・形動)[文]ナリ 〔「見じ(=見タクナイ)」に「目」の付いた形から〕 見ていられないほどあわれなこと。なんとも情けないこと。また,そのさま。「敗戦後の―な生活」「―な思いをする」「見るも―な姿」 [派生] ――さ(名)

みじめ=を見る🔗🔉

――を見る あわれな体験をする。ひどい経験をする。

むご・い【惨い・酷い】🔗🔉

むご・い [2] 【惨い・酷い】 (形)[文]ク むご・し (1)見ていられないくらい悲惨だ。いたましい。「―・い死に方」 (2)思いやりがなくひどい。無慈悲だ。「―・い仕打ち」 (3)程度が限度を超えている。はなはだしい。「其のお手もとが―・いほど似まらした/狂言・二千石」 [派生] ――さ(名)

むご・し【惨し・酷し】🔗🔉

むご・し 【惨し・酷し】 (形ク) ⇒むごい

むご-たらし・い【惨たらしい・酷たらしい】🔗🔉

むご-たらし・い [5] 【惨たらしい・酷たらしい】 (形)[文]シク むごたら・し 目をそむけたくなるほどひどい。残酷である。無慈悲である。むごらしい。「焼け跡の―・い死体」「―・い目にあわせる」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

むご-らし・い【惨らしい・酷らしい】🔗🔉

むご-らし・い [4] 【惨らしい・酷らしい】 (形)[文]シク むごら・し 「むごたらしい(惨)」に同じ。

さんか【惨禍】(和英)🔗🔉

さんか【惨禍】 ⇒惨害.

さんがい【惨害】(和英)🔗🔉

さんがい【惨害】 heavy damage;havoc;→英和 ravage.→英和 〜を与える work havoc.〜を被る suffer heavily.

さんげき【惨劇】(和英)🔗🔉

さんげき【惨劇】 a tragedy.→英和

ざんさつ【惨殺】(和英)🔗🔉

ざんさつ【惨殺】 slaughter;→英和 massacre.→英和 〜する murder;→英和 slaughter;→英和 butcher.→英和 ‖惨殺死体 a mangled body.

さんじ【惨事】(和英)🔗🔉

さんじ【惨事】 a terrible accident;a disaster;→英和 a tragedy.→英和

ざんし【惨死する】(和英)🔗🔉

ざんし【惨死する】 meet with a tragic death;be killed (in an accident).

さんじょう【惨状】(和英)🔗🔉

さんじょう【惨状】 a disastrous scene;a wretched state;misery.→英和 〜を呈する present a terrible[disastrous]sight.

さんたん【惨憺たる】(和英)🔗🔉

さんたん【惨憺たる】 [無残な]tragic;horrible;→英和 miserable;→英和 [哀れな]pitiful;→英和 piteous.→英和

ざんぱい【惨敗】(和英)🔗🔉

ざんぱい【惨敗】 a crushing defeat.〜する be crushed.

みじめ【惨め(さ)】(和英)🔗🔉

みじめ【惨め(さ)】 misery.→英和 〜な miserable;→英和 poor;→英和 wretched.→英和

むごい【惨い】(和英)🔗🔉

むごい【惨い】 ⇒残酷.

広辞苑+大辞林で始まるの検索結果。