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広辞苑の検索結果 (5)

さばき【捌き・裁き】🔗🔉

さばき捌き・裁き】 ①《裁》 ㋐裁判。「お―を受ける」 ㋑宗教で、神の審判。 ②《捌》処置すること。取扱い。管理。 ㋐商品を売却すること。 ㋑連歌・連句の席で、宗匠が指揮して、その進行をうまく扱うこと。 ㋒手先や足でする、ものの取扱い。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「茶巾―も習うておきや」。「すそ―」 ③猟犬の引き綱。〈日葡辞書〉 ④歌舞伎の鬘かつらの一つ。髷まげの元結が切れて乱髪となったもの。 ⇒さばき‐がみ【捌き髪】 ⇒さばき‐て【捌き手】 ⇒さばき‐の‐にわ【裁きの庭】 ⇒さばき‐ふで【捌き筆】 ⇒さばき‐やく【捌き役】

さばき‐がみ【捌き髪】🔗🔉

さばき‐がみ捌き髪】 解きちらした髪。ちらしがみ。好色一代男5「―して片肌脱ぎ」 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐て【捌き手】🔗🔉

さばき‐て捌き手】 ①物事の理非を判決・裁断する人。裁き手。 ②心のさばけた人。 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐ふで【捌き筆】🔗🔉

さばき‐ふで捌き筆】 筆の製法で、穂をふのりで固めないで刷毛はけのようにさばいた筆。↔固め筆。 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐やく【捌き役】🔗🔉

さばき‐やく捌き役】 ①演劇で、敵役の非をあばき、事件を解決する役柄。 ②(→)「捌き手」1に同じ。 ⇒さばき【捌き・裁き】

大辞林の検索結果 (4)

さばき【捌き】🔗🔉

さばき [1][3] 【捌き】 〔動詞「捌く」の連用形から〕 (1)うまく取り扱うこと。「手綱の―が巧みだ」「包丁―」 (2)物事を処理すること。「万事ひとりの―にて/浮世草子・風流曲三味線」 (3)歌舞伎の鬘(カツラ)の一。髷(マゲ)の元結が切れて,髪が乱れたさまを表したもの。

さばき-がみ【捌き髪】🔗🔉

さばき-がみ 【捌き髪】 解いたままで結っていない髪。ざんばら髪。「瞿麦(ナデシコ)の揃へ浴衣,皆―になつて/浮世草子・一代男 7」

さばき-ふで【捌き筆】🔗🔉

さばき-ふで [3] 【捌き筆】 穂先を糊(ノリ)で固めず,ほぐした状態の筆。

さばき-やく【捌き役】🔗🔉

さばき-やく [0] 【捌き役】 演劇で,劇中の事件を取り捌き理非曲直を明らかにする役柄。「天一坊」の大岡越前守,「先代萩」の細川勝元など。

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