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広辞苑の検索結果 (4)

ぎ‐こ【擬古】🔗🔉

ぎ‐こ擬古】 古い時代のならわし・しかたをまねること。「―文」

ぎこ‐しゅぎ【擬古主義】🔗🔉

ぎこ‐しゅぎ擬古主義】 (多く芸術表現で)過去の或る時代の形式を崇拝模倣しようとする構え。

ぎこ‐ぶん【擬古文】🔗🔉

ぎこ‐ぶん擬古文】 古代の文体をまねて作った文。特に、江戸時代の国学者が平安時代の歌・文章を模範として作った文。雅文。

ぎこ‐ものがたり【擬古物語】🔗🔉

ぎこ‐ものがたり擬古物語】 源氏物語・狭衣物語などの平安時代の王朝物語を模倣した作り物語。主に鎌倉・南北朝時代に作られ、約200編の名が知られるが現存は1割程度。貴族男女の悲恋が出家遁世で終わる類型的なものが多い。「松浦宮物語」「我身にたどる姫君」など。

大辞林の検索結果 (6)

ぎ-こ【擬古】🔗🔉

ぎ-こ [1] 【擬古】 古い時代の習慣ややりかたに似せること。「―文」

ぎこ-しゅぎ【擬古主義】🔗🔉

ぎこ-しゅぎ [3] 【擬古主義】 (1)一般に古典を規範とし,その精神・形式にならおうとする立場。擬古典主義。 (2)一七,八世紀のヨーロッパにおいて,古代ギリシャ・ローマの古典を尊重する芸術上の立場。古典主義。

ぎこ-ぶん【擬古文】🔗🔉

ぎこ-ぶん [2] 【擬古文】 (1)古い時代の作品の文体をまねて作った文章。 (2)江戸中期から明治にかけて,主に国学者・歌人たちが平安時代の和歌や文章を範として書いた文章。江戸時代には雅文と称したが,明治の頃よりこの称を用いた。

ぎこぶん-たい【擬古文体】🔗🔉

ぎこぶん-たい [0] 【擬古文体】 擬古文で綴(ツヅ)られた文章の様式。

ぎこ-ものがたり【擬古物語】🔗🔉

ぎこ-ものがたり [5] 【擬古物語】 主として鎌倉時代,「源氏物語」「狭衣物語」などの平安時代の作り物語を模倣して作られた物語。ほとんどが貴族の男女を主人公とした宮廷物語であるが,時代を反映して無常観が濃く,悲恋遁世の話が多い。「あまのかるも」「松浦宮(マツラノミヤ)物語」「苔の衣」「風につれなき」「わが身にたどる姫君」など。

ぎこ【擬古】(和英)🔗🔉

ぎこ【擬古】 pseudoclassicism.〜文の (written) in a classical style.擬古主義 (pseudo) classicism;→英和 archaism (文学・美術の).→英和

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