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広辞苑の検索結果 (11)
しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】🔗⭐🔉
しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
①ヤシ科シュロ属の常緑高木の総称。特に、日本原産のワジュロをいう。幹は高さ6メートル余、円柱状で直立。幹頂に葉を束生、葉柄は長く、葉身はほぼ円形、掌状に深裂。雌雄異株。5月頃、葉腋に分岐した花序を生じ、黄色の小花をつけ、小球状の核果を結ぶ。材は柱・器皿・鉢・盆または撞木しゅもくとする。毛苞は縄・刷毛はけ・箒ほうきとし、葉は晒して毛払い・夏帽子・敷物などとする。同属で中国原産のトウジュロと共に、庭園などに植栽。「棕櫚の花」は〈[季]夏〉。〈倭名類聚鈔20〉
シュロ
撮影:関戸 勇
②紋所の名。シュロの葉を描いたもの。
⇒しゅろ‐うちわ【棕櫚団扇】
⇒しゅろ‐がさ【棕櫚笠】
⇒しゅろ‐げ【棕櫚毛】
⇒しゅろ‐そう【棕櫚草】
⇒しゅろ‐ちく【棕櫚竹】
⇒しゅろ‐なわ【棕櫚縄】
⇒しゅろ‐ぼうき【棕櫚箒】
②紋所の名。シュロの葉を描いたもの。
⇒しゅろ‐うちわ【棕櫚団扇】
⇒しゅろ‐がさ【棕櫚笠】
⇒しゅろ‐げ【棕櫚毛】
⇒しゅろ‐そう【棕櫚草】
⇒しゅろ‐ちく【棕櫚竹】
⇒しゅろ‐なわ【棕櫚縄】
⇒しゅろ‐ぼうき【棕櫚箒】
しゅろ‐うちわ【棕櫚団扇】‥ウチハ🔗⭐🔉
しゅろ‐うちわ【棕櫚団扇】‥ウチハ
シュロの葉で作った円形のうちわ。〈日葡辞書〉
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
しゅろ‐がさ【棕櫚笠】🔗⭐🔉
しゅろ‐がさ【棕櫚笠】
薩摩産のシュロの葉をさらして編んだ笠。一説に、ビンロウジュの葉という。元禄頃流行。
棕櫚笠
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
しゅろ‐げ【棕櫚毛】🔗⭐🔉
しゅろ‐げ【棕櫚毛】
シュロの葉柄の基部にある褐色の繊維。縄・たわしの材料。
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
しゅろ‐そう【棕櫚草】‥サウ🔗⭐🔉
しゅろ‐そう【棕櫚草】‥サウ
ユリ科の多年草。山地の草原に自生。茎は直立し、高さ30〜100センチメートル。葉は細長い披針形。根茎や茎の基部が棕櫚毛に似た黒褐色の毛で被われる。夏、紫褐色6弁の小花を多数総状につける。根茎は有毒。花が緑色の変種をアオヤギソウという。
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
しゅろ‐ちく【棕櫚竹】🔗⭐🔉
しゅろ‐ちく【棕櫚竹】
ヤシ科の常緑低木。原産は中国大陸南部。観葉植物として温室などで栽培。高さ約2メートル。葉はシュロに似るが、小形で柔らかい。夏、葉腋に淡黄色の細花をつける。
しゅろちく
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
しゅろ‐なわ【棕櫚縄】‥ナハ🔗⭐🔉
しゅろ‐なわ【棕櫚縄】‥ナハ
シュロの毛を綯なってつくった縄。耐水性に富む。しゅろづな。
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
しゅろ‐ぼうき【棕櫚箒】‥バウキ🔗⭐🔉
しゅろ‐ぼうき【棕櫚箒】‥バウキ
シュロの毛を束ねてつくった箒。
⇒しゅ‐ろ【棕櫚・棕梠・椶櫚】
すろ‐の‐き【棕櫚木】🔗⭐🔉
すろ‐の‐き【棕櫚木】
(→)シュロのこと。枕草子40「―、唐めきて」
[漢]棕🔗⭐🔉
棕 字形
〔木部8画/12画/6003・5C23〕
〔音〕シュ(慣) ソウ(漢)
▷本字は[椶]。
〔木部8画/12画/6003・5C23〕
〔音〕シュ(慣) ソウ(漢)
▷本字は[椶]。
大辞林の検索結果 (12)
しゅ-ろ【棕櫚・棕梠】🔗⭐🔉
しゅ-ろ [0][1] 【棕櫚・棕梠】
ヤシ科の常緑高木。暖地に自生するワジュロと中国原産のトウジュロがあり,ともに栽植される。幹は太く直立し,上方に多数の葉をつける。葉は掌状に深裂し,長い柄をもち,葉鞘には黒褐色の繊維があって幹の上部を包む。雌雄異株。初夏,黄色小花を肉穂花序につける。果実は球形の核果。葉鞘の繊維は丈夫で縄・箒(ホウキ)・敷物などとし,幹は建材にする。
〔「棕櫚の花」は [季]夏〕
しゅろ-うちわ【棕櫚団扇】🔗⭐🔉
しゅろ-うちわ ―ウチハ [4][3] 【棕櫚団扇】
棕櫚の葉で作ったうちわ。
しゅろ-がさ【棕櫚笠】🔗⭐🔉
しゅろ-がさ [3] 【棕櫚笠】
さらした棕櫚の葉を編み合わせて作った笠。江戸時代薩摩地方で作り出され元禄(1688-1704)頃江戸で流行。
棕櫚笠
[図]
[図]
しゅろ-げ【棕櫚毛】🔗⭐🔉
しゅろ-げ [0][2] 【棕櫚毛】
棕櫚の葉鞘が古くなって幹についている繊維状の部分。棕櫚の皮。
しゅろ-そう【棕櫚草】🔗⭐🔉
しゅろ-そう ―サウ [0] 【棕櫚草】
ユリ科の多年草。山中に生える。根茎に棕櫚毛に似た前年の葉鞘の繊維が残る。根生葉は狭披針形。茎は高さ約60センチメートル。夏,黒紫色の小花を円錐状にまばらにつける。根茎は有毒で,農業用の殺虫剤とする。藜蘆。
しゅろ-ちく【棕櫚竹】🔗⭐🔉
しゅろ-ちく [0] 【棕櫚竹】
ヤシ科の常緑低木。中国原産の観葉植物。幹は叢生し,高さ2メートル内外。葉は幹頂に七,八個つき,シュロに似ているが小さく,十数個の線形の裂片に深く切れ込む。夏,淡黄色の小花を円錐状につける。
しゅろ-なわ【棕櫚縄】🔗⭐🔉
しゅろ-なわ ―ナハ [0] 【棕櫚縄】
棕櫚の幹を包む毛で綯(ナ)った縄。
しゅろ-の-しゅじつ【棕櫚の主日】🔗⭐🔉
しゅろ-の-しゅじつ 【棕櫚の主日】
〔民衆が棕櫚の枝をもってイエスを迎えたことから〕
復活祭直前の日曜日。キリストのエルサレム入城を記念する。枝の主日。
しゅろ-ぼうき【棕櫚箒】🔗⭐🔉
しゅろ-ぼうき ―バウキ [3] 【棕櫚箒】
棕櫚の毛をたばねてつくった箒。
しろ-ちく【棕櫚竹】🔗⭐🔉
しろ-ちく [0] 【棕櫚竹】
「しゅろちく(棕櫚竹)」の訛り。
す-ろ【棕櫚】🔗⭐🔉
す-ろ 【棕櫚】
「しゅろ(棕櫚)」に同じ。「―の木」
しゅろ【棕櫚】(和英)🔗⭐🔉
しゅろ【棕櫚】
《植》a hemp palm.
広辞苑+大辞林に「棕」で始まるの検索結果。