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広辞苑の検索結果 (3)

か‐せん【歌仙】🔗🔉

か‐せん歌仙】 ①和歌に秀でた人。六歌仙・三十六歌仙など。 ②和歌の三十六歌仙に因んで36句から成る連歌・俳諧の形式。最初は連歌で三十六歌仙の名を句ごとに詠みこんだが、後には単に句数36あるものを指し、蕉風以来俳諧の代表的形態となった。懐紙2折4面に記し、初表しょおもて6句、同裏12句、名残なごりの表12句、同裏6句から成る。四九吟しくぎん。 ③素謡すうたい・仕舞などの会で36番を演ずること。 ⇒かせん‐え【歌仙絵】 ⇒かせん‐ぶげん【歌仙分限】

かせん‐え【歌仙絵】‥ヱ🔗🔉

かせん‐え歌仙絵‥ヱ 三十六歌仙などの像を描き、これに和歌・略歴を書き添えたもの。鎌倉時代から盛行。 ⇒か‐せん【歌仙】

かせん‐ぶげん【歌仙分限】🔗🔉

かせん‐ぶげん歌仙分限】 江戸前期、京都の富者36人を、三十六歌仙に擬した称。 ⇒か‐せん【歌仙】

大辞林の検索結果 (4)

か-せん【歌仙】🔗🔉

か-せん [1] 【歌仙】 (1)和歌に優れた人。「三十六―」 (2)連歌・俳諧で,長句と短句を交互に三六句連ねたもの。懐紙二枚を折って用い,一折目(初折)の表に六句,裏に一二句,二折目(名残の折)の表に一二句,裏に六句書く。芭蕉以降盛んに行われた。 →百韻

かせん-え【歌仙絵】🔗🔉

かせん-え [2] 【歌仙絵】 三十六歌仙など有名な歌人の姿を描き,それに代表的和歌などを書き添えたもの。鎌倉時代に盛行。

かせん-そう【歌仙草】🔗🔉

かせん-そう ―サウ [0] 【歌仙草】 キク科の多年草。日当たりの良い山地の少し湿った土地に自生。高さ30〜60センチメートル。葉は披針形。夏から秋,径約4センチメートルの黄色の頭花を開く。

かせん-ぶんげん【歌仙分限】🔗🔉

かせん-ぶんげん 【歌仙分限】 元禄期の京都の三六人の富豪。三十六歌仙になぞらえていう。かせんぶげん。「広き都に三十六人の―の内に入りぬ/浮世草子・織留 2」

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