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広辞苑の検索結果 (2)
たま‐かずら【玉鬘】‥カヅラ🔗⭐🔉
たま‐かずら【玉鬘】‥カヅラ
[一]〔名〕
①多くの玉を緒に通し、頭にかけた装具。
②髪やかもじの美称。源氏物語蓬生「たゆまじき筋を頼みし―思ひのほかにかけ離れぬる」
③(→)華鬘けまんに同じ。
[二]〔枕〕
「かく」「かげ」にかかる。万葉集12「―懸けぬ時なく恋ふれども」
たまかずら【玉鬘】‥カヅラ(作品名)🔗⭐🔉
たまかずら【玉鬘】‥カヅラ
①源氏物語の巻名。また、その女主人公の名。頭中将と夕顔との間に生まれ、筑紫に流離。源氏の君に育てられ髯黒大将に嫁した。
②能。金春禅竹作。源氏物語の玉鬘(玉葛)が九州から逃れ出た物語を脚色、その死後の妄執を描く。
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たま-かずら【玉鬘】🔗⭐🔉
たま-かずら ―カヅラ 【玉鬘】
■一■ [3] (名)
(1)古代の装身具。多くの宝玉を緒で連ねて頭に飾る。
(2)〔「たま」は美称〕
(ア)かもじ・かつらの美称。(イ)仏具の華鬘(ケマン)の美称。
■二■ (枕詞)
華鬘を「かげ」ともいったので,「かげ」「掛く」にかかる。「―影に見えつつ忘らえぬかも/万葉 149」「―かけぬ時なく恋ふれども/万葉 2994」
たまかずら【玉鬘・玉葛】🔗⭐🔉
たまかずら タマカヅラ 【玉鬘・玉葛】
(1)源氏物語の巻名。第二二帖。また,その女主人公の名。頭中将と夕顔との間に生まれ,筑紫に育ってのち,光源氏に引き取られ,髭黒大将に嫁した。
(2)能の一。四番目物。金春禅竹(コンパルゼンチク)作。「源氏物語」の玉鬘の巻に基づく。玉鬘の霊が,旅僧に昔語りをし,狂乱の態となるが,僧の弔いによって成仏する。
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