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広辞苑の検索結果 (18)

あれ‐つ・ぐ【生れ継ぐ】🔗🔉

あれ‐つ・ぐ生れ継ぐ】 〔自四〕 世々生まれつぐ。次々にこの世に現れる。万葉集4「神代より―・ぎ来れば」

あれ‐ま・す【生れ坐す】🔗🔉

あれ‐ま・す生れ坐す】 〔自四〕 出現なさる。おうまれになる。神代紀「高天原に―・す神のみ名」

うまれ‐うまれ【生れ生れ】🔗🔉

うまれ‐うまれ生れ生れ】 生まれるとすぐ。生まれたまま。 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐がえり【生れ返り】‥ガヘリ🔗🔉

うまれ‐がえり生れ返り‥ガヘリ 親よりも劣って生まれること。日葡辞書「ウマレガエリニナッタ」 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐かわり【生れ変り】‥カハリ🔗🔉

うまれ‐かわり生れ変り‥カハリ 生まれかわること。また、その人。 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐こきょう【生れ故郷】‥キヤウ🔗🔉

うまれ‐こきょう生れ故郷‥キヤウ 生まれ出た土地。故郷。産地。 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐ざいしょ【生れ在所】🔗🔉

うまれ‐ざいしょ生れ在所】 生まれた田舎。浄瑠璃、心中万年草「―の名残りさへ親より殿を思ふぞや」 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐じょう【生れ性】‥ジヤウ🔗🔉

うまれ‐じょう生れ性‥ジヤウ うまれつき。天性。浄瑠璃、心中宵庚申「とかく男に縁のない―とばかりにて」 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐すじょう【生れ素姓】‥ジヤウ🔗🔉

うまれ‐すじょう生れ素姓‥ジヤウ 生まれた家筋。家系。血統。 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐ぞこない【生れ損い】‥ゾコナヒ🔗🔉

うまれ‐ぞこない生れ損い‥ゾコナヒ 人並に生まれつかないこと。人をののしっていう語。誹風柳多留11「江戸つ子の―金をため」 ⇒うまれ【生れ】 ○生まれた後の早め薬うまれたあとのはやめぐすり (「早め薬」は出産をうながす薬)時期におくれて用をなさないたとえ。 ⇒うま・れる【生まれる・産まれる】

うまれ‐だち【生れ立ち】🔗🔉

うまれ‐だち生れ立ち】 ①うまれつき。天性。浮世風呂2「―のわりい野郎なら」 ②生まれた直後。日葡辞書「ウマレダチノコ」 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐たて【生れ立て】🔗🔉

うまれ‐たて生れ立て】 生まれたばかりであること。「―のひよこ」 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐つき【生れ付き】🔗🔉

うまれ‐つき生れ付き】 ①持って生まれたもの。生まれついた性質。天性。平家物語1「幸ひはただ前世の―でこそあんなれ」。「―の正直者」 ②(副詞的に)生まれた時から。生来。「―気が短い」 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐づき【生れ月】🔗🔉

うまれ‐づき生れ月】 生まれた月。せいげつ。 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐どし【生れ年】🔗🔉

うまれ‐どし生れ年】 生まれた年。せいねん。 ⇒うまれ【生れ】

うまれ‐ながら【生れ乍ら】🔗🔉

うまれ‐ながら生れ乍ら】 〔副〕 生まれたままで。生まれた時からすでに。うまれつき。三蔵法師伝承徳点「生ウマレナカラにして之を知れり」。「―持っている権利」「―の将軍」 ○生まれぬ先の襁褓定めうまれぬさきのむつきさだめ 物事を早まってすること、手回しがよすぎることのたとえ。世間胸算用2「けふ生るるとて、―、乳母を連れてくるやら」 ⇒うま・れる【生まれる・産まれる】

うまれ‐ね【生れ値】🔗🔉

うまれ‐ね生れ値】 取引所に上場されて初めての取引値段。また、先物さきもの取引で毎月発会の時の最初の値段。生れ相場。 ⇒うまれ【生れ】

大辞林の検索結果 (20)

あれ-ま・す【生れ坐す】🔗🔉

あれ-ま・す 【生れ坐す】 (連語) お生まれになる。出現なさる。「神の御代より敷きませる国にしあれば,―・さむ御子(ミコ)の継ぎ継ぎ/万葉 1047」

うまれ【生(ま)れ】🔗🔉

うまれ [0] 【生(ま)れ】 (1)生まれること。出生。誕生。「四月―」「昭和の―」 (2)生まれた土地。出生地。生国。「―は東京だが,育ちは大阪だ」 (3)生まれた家の家柄。環境。「高貴の―」 (4)生まれつきの性質。生まれつき。

うまれ=も付か🔗🔉

――も付か 生まれつきでない。先天的でない。生まれもつかない。

うまれ-かわり【生(ま)れ変わり】🔗🔉

うまれ-かわり ―カハリ [0] 【生(ま)れ変わり】 生まれ変わること。また,生まれ変わってきた人や姿。「観音様の―だ」

うまれ-こきょう【生(ま)れ故郷】🔗🔉

うまれ-こきょう ―キヤウ [4] 【生(ま)れ故郷】 生まれた土地。故郷。ふるさと。

うまれ-ざいしょ【生(ま)れ在所】🔗🔉

うまれ-ざいしょ [4] 【生(ま)れ在所】 生まれ育った田舎。生まれ故郷。

うまれ-しょう【生(ま)れ性】🔗🔉

うまれ-しょう ―シヤウ [0][3] 【生(ま)れ性】 〔「うまれじょう」とも〕 生まれながらにしてもっている性質。生まれつき。「とかく男に縁のない―かとばかりにて/浄瑠璃・宵庚申(中)」

うまれ-すじょう【生(ま)れ素性】🔗🔉

うまれ-すじょう ―ジヤウ [0][4] 【生(ま)れ素性】 生まれた家の家柄や家筋。氏素性。

うまれ-ぞこない【生(ま)れ損ない】🔗🔉

うまれ-ぞこない ―ゾコナヒ [0] 【生(ま)れ損ない】 できそこない。人をののしっていう語。「江戸者の―金をため/柳多留 11」

うまれ-つき【生(ま)れ付き】🔗🔉

うまれ-つき [0] 【生(ま)れ付き】 (1)性質や能力などが生まれたときから備わっていること。「―の美声」 (2)生まれたとき以来。生来。「―頭がよい」

うまれ-どし【生(ま)れ年】🔗🔉

うまれ-どし [0][3] 【生(ま)れ年】 生まれた年。せいねん。

うまれ-ながら【生(ま)れ乍ら】🔗🔉

うまれ-ながら [0] 【生(ま)れ乍ら】 (副) 生まれたときから。生まれつき。「―の芸術家」

うまれ-ね【生(ま)れ値】🔗🔉

うまれ-ね [3] 【生(ま)れ値】 新しく上場された株や増資の権利落ちした株に,初めてつけられた値段。

うまれ-あわ・す【生(ま)れ合わす】🔗🔉

うまれ-あわ・す ―アハス [5] 【生(ま)れ合わす】 ■一■ (動サ五[四]) 「うまれあわせる」に同じ。「良い時代に―・す」 ■二■ (動サ下二) ⇒うまれあわせる

うまれいずるなやみ【生れ出づる悩み】🔗🔉

うまれいずるなやみ ウマレイヅル― 【生れ出づる悩み】 小説。有島武郎作。1918年(大正7)刊。画家木田金次郎をモデルに,漁師の生活の中で芸術への情熱やみがたい青年を共感的に描き,作者の芸術観を具体化した作品。

うまれ-お・ちる【生(ま)れ落ちる】🔗🔉

うまれ-お・ちる [5] 【生(ま)れ落ちる】 (動タ上一)[文]タ上二 うまれお・つ この世に生まれ出る。うまれる。「―・ちてこのかた」

うまれ-かわ・る【生(ま)れ変わる】🔗🔉

うまれ-かわ・る ―カハル [5] 【生(ま)れ変わる】 (動ラ五[四]) (1)死んだものが,新たな生命を得て再びこの世に生まれ出る。姿を変えて生まれる。「七たび―・って恨みをはらす」 (2)(比喩的に)いままでとは全く別人のようなすぐれた人になる。「―・ったように勤勉になる」 [可能] うまれかわれる

うまれ-そだ・つ【生(ま)れ育つ】🔗🔉

うまれ-そだ・つ [5] 【生(ま)れ育つ】 (動タ五[四]) そこで生まれてそこで育つ。「―・った土地」

うまれ-つ・く【生(ま)れ付く】🔗🔉

うまれ-つ・く [4] 【生(ま)れ付く】 (動カ五[四]) 外見・性質・能力など生まれたときから身に備わっている。「―・いての器量よし」「芸術家になるべく―・いている」

うま・れる【生(ま)れる・産(ま)れる】🔗🔉

うま・れる [0] 【生(ま)れる・産(ま)れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 うま・る 〔四段動詞「生む」に受け身の助動詞「れる」の付いたものから〕 (1)子が母体や卵から出る。出生する。誕生する。 ⇔死ぬ 「女の子が―・れた」「ひよこが―・れる」 (2)それまでなかったものが作り出される。「新国家が―・れる」「歌が―・れる」「愛情が―・れる」 (3)(仏教思想で)死後,再びこの世に現れる。再生する。「或は聖徳太子の―・れ給へると申/大鏡(藤氏物語)」 〔中古以降「むまる」とも表記された〕

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