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広辞苑の検索結果 (6)

しょう‐とく【生得】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐とく生得シヤウ‥ うまれつき持っていること。うまれつき。天性。せいとく。後鳥羽院御口伝「西行は…―の歌人とおぼゆ」。「―臆病な性格」 ⇒生得の報

○生得の報しょうとくのむくい🔗🔉

○生得の報しょうとくのむくい 〔仏〕前生の業によって生まれながら得たこの世の果報。 ⇒しょう‐とく【生得】 しょうどく‐やく消毒薬セウ‥ 消毒用の薬剤。ヨード・アルコール・逆性石鹸・クロルヘキシジン・フェノール・ホルマリン・クレゾール・酸化カルシウムなど。消毒剤。 ⇒しょう‐どく【消毒】 しょうど‐けい照度計セウ‥ 照度を測定する計器。ルクス‐メーター。 ⇒しょう‐ど【照度】 じょうど‐ごそ浄土五祖ジヤウ‥ 中国浄土教の五人の高僧。すなわち曇鸞どんらん・道綽どうしゃく・善導・懐感・少康。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐さんぶきょう浄土三部経ジヤウ‥キヤウ (→)三部経5のこと。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐じ浄土寺ジヤウ‥ ①兵庫県小野市にある真言宗の寺。鎌倉初期、重源が東大寺復興の播磨別所として創立。本堂・浄土堂(阿弥陀堂)は当時の大仏様式建築。 ②広島県尾道市にある真言宗浄土寺派の本山。聖徳太子草創と伝える。1306年(徳治1)叡尊の弟子定証が再興。25年(正中2)焼失。現存の堂宇はその直後の再建。 浄土寺と尾道水道 撮影:新海良夫 しょうど‐しま小豆島セウ‥ 香川県小豆しょうず郡に属する瀬戸内海東部の島。面積約153平方キロメートル。星ヶ城山を中心に景勝多く、中でも寒霞渓かんかけいは有名。主要産物は醤油・オリーブ油・素麺そうめん。瀬戸内海国立公園の一部。 小豆島 内海湾 撮影:山梨勝弘 じょうど‐しゅう浄土宗ジヤウ‥ 仏教の一派。浄土三部経を所依とし、法然を宗祖とする。自力教を排して、他力念仏によって極楽浄土に往生することを目的とする。その門流は、弁長の鎮西義、証空の西山流、隆寛の長楽寺流、長西の九品寺流、幸西の一念義の五流に分かれる。現在の浄土宗は鎮西派の流れをくむ。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうと‐しょとく譲渡所得ジヤウ‥ 実物資産および金融資産の売却価格が取得価格を超えることによって生ずる利益。資本利得。キャピタル‐ゲイン。 ⇒じょう‐と【譲渡】 じょうど‐しんしゅう浄土真宗ジヤウ‥ 浄土門の一派。浄土三部経を所依とする。阿弥陀仏の他力本願を信ずることによって往生成仏できるとし、称名念仏は仏恩報謝の行ぎょうであるとする。親鸞を開祖とし、浄土宗より出て一派をなした。本願寺派・大谷派・仏光寺派・高田派・木辺きべ派・興正派・出雲路派・山元派・誠照寺派・三門徒派の十派に分かれる。門徒宗。一向宗。真宗。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐すごろく浄土双六ジヤウ‥ 絵双六の一種。仏道の過程を描いた双六。「南無分身諸仏」の6字を記した骰子さいを用いる。南閻浮洲なんえんぶしゅうを振出しとし、善い目を振れば天上に登り、妙覚に至れば上がりとなる。また、悪い目を振れば地獄に落ち、永沈ようちんに入る。初学の僧に仏法の名目みょうもくを覚えさせるために創案。江戸前期、万治・寛文の頃から流行。仏法浄土双六。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうとせいげん‐かぶしき譲渡制限株式ジヤウ‥ 譲渡によって取得する場合、会社の承認を必要とする株式。譲渡を承認しないときは、会社はその株式を買い取るか買取人を指定するかしなければならない。 ⇒じょう‐と【譲渡】 じょうとせい‐ていきよきん譲渡性定期預金ジヤウ‥ 裏書により他人への譲渡を認めた定期預金。自由金利で、高い流動性を持つ。CD ⇒じょう‐と【譲渡】 しょうど‐せんじゅつ焦土戦術セウ‥ ①退却などに際して、敵軍に利用されないように、あらゆる施設・資材などを自ら焼却・破壊する戦術。 ②敵の総合戦力を弱めるため、すべてのものを無差別に破壊・焼却すること。 ⇒しょう‐ど【焦土】 じょうと‐たんぽ譲渡担保ジヤウ‥ 債権者が債務者または第三者(物上保証人)から担保の目的で動産や不動産を譲り受け、期限に弁済されないときは、これを換価して自己の債権の弁済を受けることのできる担保方式。 ⇒じょう‐と【譲渡】 しょう‐とつ衝突】 ①つきあたること。ぶつかること。「正面―」 ②主張や意見が対立し争うこと。反目すること。「利害が―する」「武力―」 じょうど‐の‐あるじ浄土の主ジヤウ‥ 極楽浄土を主宰する仏陀。阿弥陀。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐はっそ浄土八祖ジヤウ‥ 浄土宗鎮西派で、浄土教を相承した三国の祖師、馬鳴めみょう・竜樹・天親(以上インド)、菩提流支・曇鸞どんらん・道綽どうしゃく・善導(以上中国)、法然(日本)の八人。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐へんそう浄土変相ジヤウ‥サウ 諸仏の浄土の有様を描いた図絵。極楽浄土変相・薬師浄土変相・霊山浄土変相・盧舎那浄土変相などがある。浄土変。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐まんだら浄土曼荼羅ジヤウ‥ 浄土変相の別称。特に、阿弥陀如来の極楽浄土の変相についていう。当麻・智光・清海の浄土三曼荼羅が著名。 ⇒じょう‐ど【浄土】 じょうど‐もん浄土門ジヤウ‥ 現世において修行し自力で悟ろうとする聖道門に対して、阿弥陀仏の浄土に往生して仏果を得ようと期する教え。 ⇒じょう‐ど【浄土】 しょう‐とりひき商取引シヤウ‥ 商業上の取引行為。 しょう‐どん焼鈍セウ‥ ⇒やきなまし しょうな (東海地方で)田畑・人家の間の小径。または往還から屋敷までの路。 しょう‐な小儺セウ‥ 追儺ついなで大儺たいなに従って駆けまわる童子。→追儺 しょうない庄内シヤウ‥ 山形県北西部、最上川下流の日本海に臨む地方。米の産地として知られる。中心都市は酒田市・鶴岡市。 しょう‐ない荘内・庄内シヤウ‥ 荘園のうち。領土のうち。 じょう‐ない城内ジヤウ‥ 城のうち。城中。 じょう‐ない場内ヂヤウ‥ 場所のうち。会場の内部。「―禁煙」 しょう‐ないき少内記セウ‥ 令制の中務なかつかさ省の職員で大内記・中内記の次位。→内記 しょう‐なか正中シヤウ‥ 能舞台で、中央の位置。しょうちゅう。→能舞台(図) しょう‐なごん少納言セウ‥ 律令制の太政官の判官じょう。小事の奏宣と官印の管理とをつかさどり、侍従を兼ねた。すないものもうし。 ⇒しょうなごん‐きょく【少納言局】 しょうなごん‐きょく少納言局セウ‥ 太政官三局の一つ。少納言が事務をつかさどった役所。外記局げききょく⇒しょう‐なごん【少納言】 じょう‐なし情無しジヤウ‥ 思いやりや人情味のないこと。また、そのような人。 しょう‐なん小難セウ‥ ちょっとした災難。 しょうなん昭南セウ‥ 太平洋戦争中、日本が占領中のシンガポールに付した名称。 しょう‐なん湘南シヤウ‥ ①中国湖南省の洞庭湖に注ぐ湘江の南方一帯の景勝地の称。 ②(相模国南部の「相南」を1に因んで書く)相模湾沿岸地帯の称。葉山・逗子・鎌倉・茅ヶ崎・大磯などを含む。夏季は海水浴場多く、冬季は比較的温暖で京浜の避寒地。住宅地化がすすむ。 ⇒しょうなん‐でんしゃ【湘南電車】 じょうなん‐ぐう城南宮ジヤウ‥ 京都市伏見区にある神社。祭神は神功皇后・大国主命・国常立尊。その祭礼に行われた流鏑馬やぶさめは有名で、承久の乱に、後鳥羽上皇はこの行事に託して関東追討の兵を徴集した。7月20日に例祭、10月に神幸祭(餅祭)がある。 しょう‐なんこう小楠公セウ‥ 楠木正行まさつらの敬称。 しょうなん‐でんしゃ湘南電車シヤウ‥ 東海道本線の東部を走る中距離電車の通称。 ⇒しょう‐なん【湘南】 しょう‐に小児セウ‥ 小さなこども。幼児。 ⇒しょうに‐か【小児科】 ⇒しょうに‐ぜんそく【小児喘息】 ⇒しょうに‐びょう【小児病】 ⇒しょうに‐まひ【小児麻痺】 しょう‐に少弐セウ‥ 律令制で、大宰府の次官すけ。帥・大弐の次位として庶務を掌理。鎌倉幕府の御家人で鎮西奉行の武藤資頼(1160〜1228)以来世襲となり、後には氏の名となる。すないすけ。

せい‐とく【生得】🔗🔉

せい‐とく生得】 ①うまれつき。しょうとく。 ②いけどり。とりこ。生獲。生擒せいきん⇒せいとく‐かんねん【生得観念】 ⇒せいとく‐せつ【生得説】 ⇒せいとく‐てき【生得的】

せいとく‐かんねん【生得観念】‥クワン‥🔗🔉

せいとく‐かんねん生得観念‥クワン‥ 〔哲〕(idea innata ラテン)経験によって得られるのではなく、人間に生れつき具わっている観念。デカルト・ライプニッツはこのような観念(神や自我など)の存在を説いたが、ロックはこれに反対。本有観念。↔習得観念。 ⇒せい‐とく【生得】

せいとく‐せつ【生得説】🔗🔉

せいとく‐せつ生得説】 ①〔哲〕(nativism)人間は生れながらに一定の知識をもっていると考え、生得観念または特定観念に対する生得の能力を想定する説。↔経験論。 ②〔言〕人間には言語を話す能力が生得的に備わっているとする生成文法理論の立場。 ⇒せい‐とく【生得】

せいとく‐てき【生得的】🔗🔉

せいとく‐てき生得的】 うまれつきであるさま。本有的。 ⇒せい‐とく【生得】

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しょう-とく【生得】🔗🔉

しょう-とく シヤウ― [0] 【生得】 (1)生まれつきもっていること。生まれながらにして身に備わっているもの。せいとく。「素晴らしいリズム感は―のものだ」 (2)(副詞的にも用いて)生まれつき。もともと。生来。「いやもう―大嫌(ダイキライ)/高野聖(鏡花)」

しょうとく-の-むくい【生得の報い】🔗🔉

しょうとく-の-むくい シヤウ― 【生得の報い】 前世における善悪の行為により,生まれながらにして得た応報。

せい-とく【生得】🔗🔉

せい-とく [0] 【生得】 生まれつき。しょうとく。

せいとく-かんねん【生得観念】🔗🔉

せいとく-かんねん ―クワン― [5] 【生得観念】 〔哲〕 〔innate ideas〕 後天的な経験によってではなく,生まれながらにして先天的にもっている観念。生具観念。本有観念。 ⇔習得観念

せいとく-せつ【生得説】🔗🔉

せいとく-せつ [4][3] 【生得説】 〔nativism〕 人間は何らかの知識を生まれながらにもっているという見解。デカルトは神の観念や数学の公理を生得とみなしたが,ロックにより批判された。 →タブラ-ラサ

せいとく-てき【生得的】🔗🔉

せいとく-てき [0] 【生得的】 (形動) 性質や能力などが生まれながらにそなわっているさま。本有的。

せいとく【生得の】(和英)🔗🔉

せいとく【生得の】 natural;→英和 innate.→英和

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