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広辞苑の検索結果 (23)

けもの‐たおし【畜仆し】‥タフシ🔗🔉

けもの‐たおし畜仆し‥タフシ 家畜を殺すこと。呪術によるという。国つ罪の一つ。祝詞、大祓詞「高つ鳥の災わざわい、―、蠱物まじものする罪」 ⇒け‐もの【獣】

ちき‐しょう【畜生】‥シヤウ🔗🔉

ちき‐しょう畜生‥シヤウ チクショウの転。

ちく‐さつ【畜殺】🔗🔉

ちく‐さつ畜殺】 家畜類を殺すこと。屠畜とちく

ちく‐さん【畜産】🔗🔉

ちく‐さん畜産】 家畜を飼育・増殖し、人間生活に利用するものを得る産業。 ⇒ちくさん‐がく【畜産学】 ⇒ちくさん‐しけんじょう【畜産試験場】 ⇒ちくさん‐だんち【畜産団地】

ちくさん‐がく【畜産学】🔗🔉

ちくさん‐がく畜産学】 畜産を研究し、その改良・発達に役立てる学問。広義の農学の一分科。 ⇒ちく‐さん【畜産】

ちくさん‐しけんじょう【畜産試験場】‥ヂヤウ🔗🔉

ちくさん‐しけんじょう畜産試験場‥ヂヤウ ①農林水産省の一機関。畜産にかかわる改良・開発のための試験研究・調査・指導などを業務とした。2001年農業技術研究機構(現、農業‐食品産業技術総合研究機構)に改組・統合。 ②1と同じ目的で設置された、各地方自治体所属の機関。 ⇒ちく‐さん【畜産】

ちくさん‐だんち【畜産団地】🔗🔉

ちくさん‐だんち畜産団地】 畜産の経営を大規模化し、生産・流通を大型化・合理化するために作られた営農集団。 ⇒ちく‐さん【畜産】

ちく‐しゃ【畜舎】🔗🔉

ちく‐しゃ畜舎】 家畜を飼育し、畜産物を生産するための建物。家畜小屋。

ちく‐しょう【畜生】‥シヤウ🔗🔉

ちく‐しょう畜生‥シヤウ ①(人に畜やしなわれて生きているものの意)禽獣・虫魚の総称。今昔物語集15「慈悲深くして人を導き―を哀ぶことかぎりなし」 ②〔仏〕畜生道に生まれた者。 ③人をののしっていう語。また、憎しみうらやんでいう語。「こん―め」 ⇒ちくしょう‐ざんがい【畜生残害】 ⇒ちくしょう‐づか【畜生塚】 ⇒ちくしょう‐づら【畜生面】 ⇒ちくしょう‐どう【畜生道】 ⇒ちくしょう‐ばら【畜生腹】 ⇒ちくしょう‐ばらみ【畜生孕み】

ちくしょう‐ざんがい【畜生残害】‥シヤウ‥🔗🔉

ちくしょう‐ざんがい畜生残害‥シヤウ‥ 畜生が互いに噛み合って害すること。徒然草「生ける物を殺し、痛め、闘はしめて遊びたのしまん人は、―の類なり」 ⇒ちく‐しょう【畜生】

ちくしょう‐づか【畜生塚】‥シヤウ‥🔗🔉

ちくしょう‐づか畜生塚‥シヤウ‥ 1595年(文禄4)豊臣秀吉が養子秀次を自殺させ、妻妾子女30人余を斬に処し、その死骸を埋めた京都三条河原にあった塚。今、中京区瑞泉寺の境内にある。 ⇒ちく‐しょう【畜生】

ちくしょう‐づら【畜生面】‥シヤウ‥🔗🔉

ちくしょう‐づら畜生面‥シヤウ‥ 畜生のような顔つき。義理や人情を知らない人の顔つきをののしっていう語。 ⇒ちく‐しょう【畜生】

ちくしょう‐どう【畜生道】‥シヤウダウ🔗🔉

ちくしょう‐どう畜生道‥シヤウダウ ①〔仏〕三悪趣さんあくしゅ・六道・十界の一つ。生前に悪業をなした者が趣おもむく世界。地獄道・餓鬼道より上だが、禽獣の姿に生まれて苦しむ。 ②人倫上許しがたい間柄での色情。 ⇒ちく‐しょう【畜生】

ちくしょう‐ばら【畜生腹】‥シヤウ‥🔗🔉

ちくしょう‐ばら畜生腹‥シヤウ‥ ①女が1回に2子以上を産むこと。また、多産をののしっていう語。 ②男女の双生児。前世で心中した者の生れ変りとしていう。 ⇒ちく‐しょう【畜生】

ちくしょう‐ばらみ【畜生孕み】‥シヤウ‥🔗🔉

ちくしょう‐ばらみ畜生孕み‥シヤウ‥ (→)畜生腹に同じ。 ⇒ちく‐しょう【畜生】

ちく‐にく【畜肉】🔗🔉

ちく‐にく畜肉】 家畜の肉。牛肉・豚肉・羊肉など。

ちく‐よう【畜養】‥ヤウ🔗🔉

ちく‐よう畜養‥ヤウ ①飼いやしなうこと。 ②漁獲した魚介類を、出荷前に生簀いけすなどで短時日飼育すること。蓄養。

ちく‐りょく【畜力】🔗🔉

ちく‐りょく畜力】 車や耕具をひく家畜の力。家畜の労働力。 ⇒ちくりょく‐き【畜力機】

ちくりょく‐き【畜力機】🔗🔉

ちくりょく‐き畜力機】 牛馬などの畜力を原動力として、籾摺もみすり・揚水などの作業機を運転させる機械。畜力原動機。 ⇒ちく‐りょく【畜力】

ちく‐るい【畜類】🔗🔉

ちく‐るい畜類】 家畜。また広く、けだもの。平治物語(金刀比羅本)「―なほ故郷の名残をおしむ」 ⇒ちくるい‐め【畜類め】

ちくるい‐め【畜類め】🔗🔉

ちくるい‐め畜類め】 (感動詞的に使う)畜生め。こいつめ。東海道中膝栗毛「―、こたへられぬ」。洒落本、南閨雑話「―ら、しげりくされ」 ⇒ちく‐るい【畜類】

[漢]畜🔗🔉

 〔玄部5画〕 ⇒田部

[漢]畜🔗🔉

 字形  筆順 〔田部5画/10画/常用/3560・435C〕 〔音〕チク(呉)(漢) 〔訓〕やしなう [意味] ①動物を飼育する。やしなう。「牧畜・畜牛」 ②人間に飼われる動物。「畜類・畜生ちくしょう・家畜」 ③たくわえる。(同)蓄。「畜財」 [解字] 「玄」(=黒い)+「田」の会意文字。養分をたくわえてよく肥えた黒土の意。 [下ツキ 役畜・家畜・鬼畜・種畜・人畜・牧畜

大辞林の検索結果 (24)

ちき-しょう【畜生】🔗🔉

ちき-しょう ―シヤウ [3] 【畜生】 「ちくしょう(畜生)」の転。

ちく-けん【畜犬】🔗🔉

ちく-けん [0] 【畜犬】 犬を飼うこと。また,飼い犬。「―条例」

ちく-さつ【畜殺】🔗🔉

ちく-さつ [0] 【畜殺】 (名)スル 家畜類を殺すこと。屠畜。

ちく-さん【畜産】🔗🔉

ちく-さん [0] 【畜産】 (1)家畜・家禽を飼って,乳・肉・卵・毛皮など生活に必要な物資を得る産業。「―業」 (2)人家で飼う牛・豚・馬・鶏など。家畜。

ちくさん-しけんじょう【畜産試験場】🔗🔉

ちくさん-しけんじょう ―ヂヤウ [0] 【畜産試験場】 品種改良や畜産技術の向上などのための,試験・研究・調査,あるいは鑑定などを行う機関。地方自治体設置のものと,農林水産省付属のものとある。

ちくさん-ぶつ【畜産物】🔗🔉

ちくさん-ぶつ [3] 【畜産物】 畜産による産物。

ちく-しゃ【畜舎】🔗🔉

ちく-しゃ [2][1] 【畜舎】 家畜を飼う建物。家畜小屋。

ちく-しゅ【畜種】🔗🔉

ちく-しゅ [1] 【畜種】 家畜の種類。

ちく-しょう【畜生】🔗🔉

ちく-しょう ―シヤウ [3] 【畜生】 ■一■ (名) (1)〔仏〕 〔梵 tiryac〕 鳥獣虫魚の総称。前世の悪業の報いとして受ける生の形の一つ。愚かで,肉親をも傷つけ,苦しみが多い。 →畜生道 (2)人間に価しないものの意で,卑劣な人や不道徳な人をいう。ちきしょう。 ■二■ (感) 人をののしったり,ねたんだり,自分の失敗をくやんだりする時などに発する語。ちきしょう。「―,やりやがったな」

ちくしょう=の浅ましさ🔗🔉

――の浅ましさ 畜類の愚かさ。転じて,人間の心の卑しさ・醜さ・低劣さをいう語。

ちくしょう-ざんがい【畜生残害】🔗🔉

ちくしょう-ざんがい ―シヤウ― 【畜生残害】 畜生が互いにかみ合って傷つけ合うこと。「生ける物を殺し,痛め闘はしめて遊びたのしまん人は―の類なり/徒然 128」

ちくしょう-づか【畜生塚】🔗🔉

ちくしょう-づか ―シヤウ― 【畜生塚】 豊臣秀吉の養子秀次が乱行のかどで1595年に切腹させられた際,京都三条河原で処刑された妻妾子女三十余人の死屍(シシ)を秀次の首とともに埋めた塚。初め三条河原に作られ,のち中京区木屋町の瑞泉寺に移されて,現在に伝わる。

ちくしょう-づら【畜生面】🔗🔉

ちくしょう-づら ―シヤウ― 【畜生面】 畜生のような顔つき。義理や人情を知らない人をののしっていう。「ようも云ふた―,生けておくも腹立や/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」

ちくしょう-どう【畜生道】🔗🔉

ちくしょう-どう ―シヤウダウ [3] 【畜生道】 (1)〔仏〕 六道・三悪道・十界の一。畜生の世界。悪行の結果,死後生まれ変わる畜生の世界。畜生趣。 (2)人間として許し難い行為や生き方。「―に堕(オ)ちる」

ちくしょう-ばら【畜生腹】🔗🔉

ちくしょう-ばら ―シヤウ― [0] 【畜生腹】 (1)女性が,一度に二人以上の子を産むこと。また,その女性や多産の女性をののしっていった語。畜生孕(バラ)み。 (2)男女一人ずつの双生児。かつては,前世に情死した男女の生まれ変わりと忌まれた。

ちくしょう-ばらみ【畜生孕み】🔗🔉

ちくしょう-ばらみ ―シヤウ― [5] 【畜生孕み】 「畜生腹{(1)}」に同じ。

ちく-にく【畜肉】🔗🔉

ちく-にく [0] 【畜肉】 家畜の肉。牛肉・豚肉など。

ちく-よう【畜養】🔗🔉

ちく-よう ―ヤウ [0] 【畜養】 (名)スル (1)家畜などを飼い養うこと。 (2)漁獲された魚介類を短時日生け簀(ス)などで飼育し,魚価の高くなるのを待って販売し収益を上げる方法。

ちく-りょく【畜力】🔗🔉

ちく-りょく [2] 【畜力】 馬・牛など,家畜の労働力。「―機」

ちく-るい【畜類】🔗🔉

ちく-るい [2] 【畜類】 家畜。また,けだもの。獣類。

ちくるい-め【畜類め】🔗🔉

ちくるい-め 【畜類め】 (1)自分の心を迷わす女性についていう語。畜生め。こいつめ。「こんやあちつとうけにくかろう。―,こたへられぬ/滑稽本・膝栗毛(初)」 (2)仲のよい男女をやきもち半分にけなしていう語。「―ら,しげりくされ/洒落本・南閨雑話」

ちっ-けん【畜犬】🔗🔉

ちっ-けん チク― [0] 【畜犬】 ⇒ちくけん(畜犬)

ちくさん【畜産(業)】(和英)🔗🔉

ちくさん【畜産(業)】 stockbreeding.

ちくしょう【畜生】(和英)🔗🔉

ちくしょう【畜生】 a beast;→英和 a brute (人).→英和 〜のような brutal;→英和 beastly.→英和 ‖畜生! Damn[Hang]it!

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