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広辞苑の検索結果 (3)

えい【纓】🔗🔉

えい】 ①冠の付属具。中世以降は羅や紗の縁に芯をつけ漆を塗って製し、冠の後に垂れる。立纓りゅうえい・垂纓・巻纓けんえい・細纓・縄纓なわえいなどの種類がある。もと巾子こじの根を締めた紐のあまりを、背後に垂れ下げたもののなごり。 纓 垂纓 立纓 巻纓 細纓 縄纓 ②冠が脱げないように顎の下で結ぶ紐。

えい‐きん【纓金】🔗🔉

えい‐きん纓金】 冠の金色のひも。「唐冠―」

[漢]纓🔗🔉

 字形 〔糸部17画/23画/6987・6577〕 〔音〕エイ(漢) ヨウ〈ヤウ〉(呉) [意味] ①冠のひも。「滄浪そうろうの水清まば、以もつて我が纓を濯あらうべし」〔孟子〕 ②冠の後方に垂らした、ひも状の飾り。「垂纓・巻纓けんえい」▶もと、古代中国で、婚約した女子がそのしるしとして着けた飾りひもをいう。 ▷は異体字。

大辞林の検索結果 (1)

えい【纓】🔗🔉

えい [1] 【纓】 (1)冠の後ろに突き出ている巾子(コジ)の根もとをしめた紐(ヒモ)の余りを背に垂れ下げたもの。 (2)巾子の背面下部の付属具。骨を入れ薄絹に薄く漆をかける。形により,立纓(リユウエイ)・垂纓・巻纓・細纓などがある。{(1)}を装飾的に変化させたもの。 (3)冠がぬげないように顎(アゴ)の下で結ぶ紐。 纓(2) [図]

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