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広辞苑の検索結果 (4)
いろ‐いろ【色色】🔗⭐🔉
いろ‐いろ【色色】
①さまざまの色。種々の色。古今和歌集秋「秋は―の花にぞありける」
②女房の襲かさねの色目で、各種の色を重ねること。栄華物語根合「菊の―に、濃き打ちたる蘇芳の唐衣」
③(副詞的にも用いる)種類の多いさま。さまざま。くさぐさ。種々。竹取物語「―の病をして」。「―な国」「―手を尽くした」「―と工夫をこらす」「その他―」
⇒いろいろ‐おどし【色色縅】
⇒いろいろ‐ごろも【色色衣】
⇒いろいろ・し【色色し】
いろいろ‐おどし【色色縅】‥ヲドシ🔗⭐🔉
いろいろ‐おどし【色色縅】‥ヲドシ
よろいの縅毛おどしげの名。種々の糸や革で縅したもの。段々おどし。まぜおどし。
⇒いろ‐いろ【色色】
いろいろ‐ごろも【色色衣】🔗⭐🔉
いろいろ‐ごろも【色色衣】
種々の色でつぎはぎをした衣服。つくろいをした、ぼろぼろの着物。夫木和歌抄33「賤の女めがつま木とりにと麻を着て―袖まくりしつ」
⇒いろ‐いろ【色色】
いろいろ・し【色色し】🔗⭐🔉
いろいろ・し【色色し】
〔形シク〕
①色好みのようである。古今著聞集16「―・しき者にて、…女といへば心をうごかしけり」
②きらびやかである。けばけばしい。義経記6「別して―・しくも出で立たず」
⇒いろ‐いろ【色色】
大辞林の検索結果 (4)
いろ-いろ【色色】🔗⭐🔉
いろ-いろ [0] 【色色】
■一■ (形動)[文]ナリ
種類の多いさま。さまざま。「―な品が並べてある」
■二■ (副)
さまざまに。あれこれと。「―(と)考えてみる」「―(と)御面倒おかけしました」
■三■ (名)
(1)さまざまの色。多くの色。「秋は―の花にぞありける/古今(秋上)」
(2)襲(カサネ)の色目の名。薄色・萌黄(モエギ)・紅海・裏山吹・裏濃蘇芳(ウラコキスオウ)に紅の単(ヒトエ)を重ねる。
いろいろ-おどし【色色縅】🔗⭐🔉
いろいろ-おどし ―ヲドシ [5] 【色色縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。さまざまな色を用いておどしたもの。段々縅(ダンダンオドシ)。
いろいろ-むらご【色色叢濃】🔗⭐🔉
いろいろ-むらご [5] 【色色叢濃】
⇒斑濃(ムラゴ)の縅(オドシ)
いろいろ・し【色色し】🔗⭐🔉
いろいろ・し 【色色し】 (形シク)
(1)きらびやかだ。けばけばしい。「別して―・しくも出で立たず/義経記 6」
(2)いろめかしい。好色のようすだ。「いみじく―・しくいろふかし/十訓 10」
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