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広辞苑の検索結果 (6)

き‐はん【規範・軌範】🔗🔉

き‐はん規範・軌範】 (Norm ドイツ)(「軌」は道筋の意) ①のり。てほん。模範。 ②〔哲〕のっとるべき規則。判断・評価または行為などの拠るべき手本・基準。 ⇒きはん‐がく【規範学】 ⇒きはん‐し【軌範師】 ⇒きはんてき‐せきにんろん【規範的責任論】 ⇒きはん‐ぶんぽう【規範文法】 ⇒きはん‐ほうそく【規範法則】 ⇒きはん‐りんりがく【規範倫理学】

きはん‐がく【規範学】🔗🔉

きはん‐がく規範学】 (normative sciences)対象がいかにあるかという事実を記述する経験科学に対し、対象がいかにあるべきかという当為を問題とし、またその基準として価値・規範を考える学問。論理学・倫理学・美学など。 ⇒き‐はん【規範・軌範】

きはんてき‐せきにんろん【規範的責任論】🔗🔉

きはんてき‐せきにんろん規範的責任論】 〔法〕責任の本質は、非難ないし非難可能性という規範的なものであるとする理論。↔心理的責任論。 ⇒き‐はん【規範・軌範】

きはん‐ぶんぽう【規範文法】‥パフ🔗🔉

きはん‐ぶんぽう規範文法‥パフ (prescriptive grammar)ある社会において正しいとみなされる言語の使用法を示し、それを教える目的で作られた文法。→記述文法⇒き‐はん【規範・軌範】

きはん‐ほうそく【規範法則】‥ハフ‥🔗🔉

きはん‐ほうそく規範法則‥ハフ‥ 事実のあり方を述べる自然法則に対して、こうしなければならないという形をとる当為の法則。道徳の法則や論理の法則など。 ⇒き‐はん【規範・軌範】

きはん‐りんりがく【規範倫理学】🔗🔉

きはん‐りんりがく規範倫理学】 倫理学の目的は、人間がよく生きるための道徳原理や規範を提示し、その正当性を根拠づけることにあるとする立場。カントやシェーラーの倫理学。道徳や習俗を社会現象として捉え、その事実を記述することを目的とする記述倫理学の立場と対立する。 ⇒き‐はん【規範・軌範】

大辞林の検索結果 (9)

き-はん【規範・軌範】🔗🔉

き-はん [0] 【規範・軌範】 (1)行動や判断の基準・手本。「社会―」「―に従う」 (2)〔哲〕 〔norm〕 単なる事実ではなく,判断・評価などの基準としてのっとるべきもの。準拠。標準。規格。

きはん-がく【規範学】🔗🔉

きはん-がく [2] 【規範学】 事実が「如何にあるか」を扱う経験科学に対して,「如何にあるべきか」という規範・当為を取り扱う科学。倫理学・美学・論理学など。規範科学。

きはん-けいざいがく【規範経済学】🔗🔉

きはん-けいざいがく [6] 【規範経済学】 ある価値判断に基づいた場合,いかなる経済目標の達成が望ましいかを明らかにする経済学。厚生経済学はその典型。

きはん-し【軌範師・規範師】🔗🔉

きはん-し [2] 【軌範師・規範師】 〔仏〕 ⇒阿闍梨(アジヤリ)

きはん-てき-せきにんろん【規範的責任論】🔗🔉

きはん-てき-せきにんろん [8] 【規範的責任論】 刑事責任は規範に基づいた評価であって,違法な行為を行なったことについて,その行為者を非難できるということであるとする考え方。期待可能性の理論と結びついて成立した。 →期待可能性

きはん-てき-りんりがく【規範的倫理学】🔗🔉

きはん-てき-りんりがく [8] 【規範的倫理学】 〔normative ethics〕 具体的・実質的規範の定立にまで踏み込む倫理学説。たとえば,「人種差別は悪である」という命題を正しいとする立場。 ⇔メタ倫理学

きはん-ぶんぽう【規範文法】🔗🔉

きはん-ぶんぽう ―パフ [4] 【規範文法】 言語活動の正しい実践を目的に編まれた文法。一定の基準に立って言語の正しい使い方を説く立場をとるもの。実用文法。教科文法。 →記述文法

きはん-ほうそく【規範法則】🔗🔉

きはん-ほうそく ―ハフ― [4] 【規範法則】 事実の間に成立する自然法則に対して,「かくあるべし」という形をとる主体的な当為の法則。倫理学・論理学などの諸法則。

きはん【規範】(和英)🔗🔉

きはん【規範】 a standard;→英和 a norm;→英和 a criterion.→英和 規範文法《文》(a) prescriptive grammar.

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