複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (21)
ひ‐じょう【非常】‥ジヤウ🔗⭐🔉
ひ‐じょう【非常】‥ジヤウ
①尋常でないこと。世の常でないこと。異常。
②平常とは異なる状況や出来事であること。思い設けぬこと。事変。急変。「国家―の際」「―持出しの品」
③(多く、「―な」「―に」の形で)平凡でないさま。ひととおりでないさま。甚だしいさま。「―な速さ」「―にすぐれた人」
④〔仏〕無常。
⑤貴人の死。栄華物語月宴「もし―の事もおはしまさば」
⇒ひじょう‐かいだん【非常階段】
⇒ひじょう‐ぐち【非常口】
⇒ひじょう‐けいかい【非常警戒】
⇒ひじょう‐けいほう【非常警報】
⇒ひじょう‐こしゅう【非常呼集】
⇒ひじょう‐コック【非常コック】
⇒ひじょう‐じ【非常時】
⇒ひじょうじたい‐せんげん【非常事態宣言】
⇒ひじょう‐しゅだん【非常手段】
⇒ひじょう‐じょうこく【非常上告】
⇒ひじょう‐しょうしゅう【非常召集】
⇒ひじょう‐しょく【非常食】
⇒ひじょう‐せん【非常線】
⇒ひじょう‐ちょうよう‐けん【非常徴用権】
⇒ひじょう‐に【非常に】
⇒ひじょう‐ボタン【非常ボタン】
ひじょう‐かいだん【非常階段】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐かいだん【非常階段】‥ジヤウ‥
火災・地震など非常の場合、避難のために使用する階段。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひ‐じょうきん【非常勤】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひ‐じょうきん【非常勤】‥ジヤウ‥
常勤でないこと。「―講師」
ひじょう‐ぐち【非常口】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐ぐち【非常口】‥ジヤウ‥
火災・事故など、非常の場合に避難するために設けた出入口。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐けいかい【非常警戒】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐けいかい【非常警戒】‥ジヤウ‥
重大犯罪などが発生し、またはそれが予期される場合に、犯人の逮捕や警備のため特定地域を特に厳重に警戒すること。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐けいほう【非常警報】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐けいほう【非常警報】‥ジヤウ‥
非常の場合に危急を知らせる号音または信号。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐こしゅう【非常呼集】‥ジヤウ‥シフ🔗⭐🔉
ひじょう‐こしゅう【非常呼集】‥ジヤウ‥シフ
軍隊で、非常の場合に兵に武装させ集合させること。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐コック【非常コック】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐コック【非常コック】‥ジヤウ‥
電車・バスなどで、非常の際に乗客が自分で非常口やドアのロックをはずす取っ手。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐じ【非常時】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐じ【非常時】‥ジヤウ‥
①国家的または国際的に重大な危機に面した時。
②事変のおこった時。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひ‐じょうしき【非常識】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひ‐じょうしき【非常識】‥ジヤウ‥
常識にはずれていること。常識のないこと。「―な振舞い」
ひじょうじたい‐せんげん【非常事態宣言】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょうじたい‐せんげん【非常事態宣言】‥ジヤウ‥
国家非常事態の布告のこと。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐しゅだん【非常手段】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐しゅだん【非常手段】‥ジヤウ‥
①非常の場合における臨機の処置。
②特に、暴力的手段。「―に訴える」
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐じょうこく【非常上告】‥ジヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐じょうこく【非常上告】‥ジヤウジヤウ‥
刑事訴訟法上、確定判決に対して、もっぱら法令解釈の誤りを是正しその統一を図るために認められた救済手続。申立て権は検事総長のみが有する。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐しょうしゅう【非常召集】‥ジヤウセウシフ🔗⭐🔉
ひじょう‐しょうしゅう【非常召集】‥ジヤウセウシフ
戦時に、予備役軍人を召集すること。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐しょく【非常食】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐しょく【非常食】‥ジヤウ‥
災害など非常時のために準備しておく食料。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐せん【非常線】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐せん【非常線】‥ジヤウ‥
重大犯罪・火災などが発生したとき、犯人逮捕や警備のために、土地の区域を限定して行う警戒。また、その区域を囲む線。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐ちょうよう‐けん【非常徴用権】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐ちょうよう‐けん【非常徴用権】‥ジヤウ‥
(jus angariae ラテン)戦時中、緊急の必要がある場合、交戦国が自国の領域または占領地に入ってきた中立国の輸送機関を、一定の賠償を支払って徴用する権利。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひじょう‐に【非常に】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐に【非常に】‥ジヤウ‥
〔副〕
はなはだしく。大層。「―小さい」→非常3。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひ‐じょうにんりじこく【非常任理事国】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひ‐じょうにんりじこく【非常任理事国】‥ジヤウ‥
国連の安全保障理事会を構成する15カ国のうち五つの常任理事国以外の理事国。任期2年、連続の再選は不可。
ひじょう‐ボタン【非常ボタン】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ひじょう‐ボタン【非常ボタン】‥ジヤウ‥
災害・事故などの非常事態を知らせるために押すボタン。
⇒ひ‐じょう【非常】
ひ‐ぞう【非常】‥ザウ🔗⭐🔉
ひ‐ぞう【非常】‥ザウ
ヒジャウの直音化。宇津保物語国譲上「わが―の時にもあひ見でやみぬべきか」
大辞林の検索結果 (27)
ひ-じょう【非常】🔗⭐🔉
ひ-じょう ―ジヤウ [0] 【非常】
■一■ (名)
(1)ふだんと異なった状態。普通でなくさし迫った事態。「―事態」「―の際の心得」「―を告げる鐘の音」
(2)生命にかかわること。死去。「小野宮の大臣―の事もおはしまさば/栄花(月の宴)」
(3)仏語。生滅変化して,同じ状態に止まらないこと。
■二■ (形動)[文]ナリ
(1)程度がはなはだしいさま。一通りでないさま。並たいていでないさま。「―な悲しみ」「―にうれしい」
(2)様子が異常であるさま。行動が普通と異なっているさま。「何か―な事でも企て身を隠すとでも/花間鶯(鉄腸)」
ひじょう-かいだん【非常階段】🔗⭐🔉
ひじょう-かいだん ―ジヤウ― [4] 【非常階段】
火災や地震などの非常の場合避難に使用するために,平時の昇降用以外に設けた階段。
ひじょう-ぐち【非常口】🔗⭐🔉
ひじょう-ぐち ―ジヤウ― [2] 【非常口】
建物や乗り物で,火事や事故など危急のときに逃げるための出入り口。
ひじょう-けいかい【非常警戒】🔗⭐🔉
ひじょう-けいかい ―ジヤウ― [4] 【非常警戒】
重大な犯罪が発生したり,予想されたりする場合,犯人の逮捕や警備のため,特定地域を特に厳重に警戒すること。
ひじょう-けいほう【非常警報】🔗⭐🔉
ひじょう-けいほう ―ジヤウ― [4] 【非常警報】
危急を知らせるサイレンや鐘,または信号。
ひじょう-こしゅう【非常呼集】🔗⭐🔉
ひじょう-こしゅう ―ジヤウ―シフ [4] 【非常呼集】
軍隊で,非常の際に武装して集合させること。
ひじょう-コック【非常―】🔗⭐🔉
ひじょう-コック ―ジヤウ― [4] 【非常―】
電車やバスなどで,事故の際に乗客が操作して非常口やドアを開けるための装置。
ひじょう-じ【非常時】🔗⭐🔉
ひじょう-じ ―ジヤウ― [2] 【非常時】
国家が重大な危機に直面した時。戦争など国際間に重大な事態の起こった時。
ひじょう-じたいせんげん【非常事態宣言】🔗⭐🔉
ひじょう-じたいせんげん ―ジヤウ― [7] 【非常事態宣言】
旧警察法において,国家の存立にかかわる騒乱や騒乱のおそれのある事態の時に,内閣総理大臣がその旨を宣言すること。
→国家非常事態
ひじょう-しゅだん【非常手段】🔗⭐🔉
ひじょう-しゅだん ―ジヤウ― [4] 【非常手段】
非常の場合に取られる特別の処置。特に,武力・暴力による措置。「―に訴える」
ひじょう-じょうこく【非常上告】🔗⭐🔉
ひじょう-じょうこく ―ジヤウジヤウ― [4] 【非常上告】
刑事訴訟で,判決確定後に審判の法令違反を理由として,検事総長が最高裁判所に申し立てる手続き。
ひじょう-しょうしゅう【非常召集】🔗⭐🔉
ひじょう-しょうしゅう ―ジヤウセウシフ [4] 【非常召集】
(1)戦事,または事変に際して,予備役の軍人を召集すること。
(2)非常に際し,急に人を呼び出すこと。「休日なのに―がかかる」
ひじょう-しょく【非常食】🔗⭐🔉
ひじょう-しょく ―ジヤウ― [2] 【非常食】
災害時のために準備しておく食品。
ひじょう-せん【非常線】🔗⭐🔉
ひじょう-せん ―ジヤウ― [0] 【非常線】
犯罪事件などが起こった時,警官を配置して一定の区域内の通行・出入りを禁じたり,厳重に検問したりする警備態勢。警戒線。
ひじょう-たいけん【非常大権】🔗⭐🔉
ひじょう-たいけん ―ジヤウ― [4] 【非常大権】
旧憲法下の天皇の大権の一。国家の非常時に際して,国民の権利保障の条項を停止しうる権能。
ひじょう-に【非常に】🔗⭐🔉
ひじょう-に ―ジヤウ― [0] 【非常に】
〔形容動詞「非常」の連用形〕
⇒非常■二■
ひじょう-ベル【非常―】🔗⭐🔉
ひじょう-ベル ―ジヤウ― [4] 【非常―】
火災などの非常事態を知らせるために鳴らすベル。
ひじょう-もちだし【非常持(ち)出し】🔗⭐🔉
ひじょう-もちだし ―ジヤウ― [4] 【非常持(ち)出し】
火事・大地震などのときに持ち出すべき貴重品や重要書類。
ひ-じょうきん【非常勤】🔗⭐🔉
ひ-じょうきん ―ジヤウキン [2] 【非常勤】
常勤でなく,決まった日・時間だけ勤務すること。
⇔常勤
「―講師」「―嘱託」
ひ-じょうしき【非常識】🔗⭐🔉
ひ-じょうしき ―ジヤウシキ [2] 【非常識】 (名・形動)[文]ナリ
常識がないこと。常識にはずれること。また,そのさま。「―な発言」「―もはなはだしい」「―をたしなめる」
[派生] ――さ(名)
ひじょうにん-りじこく【非常任理事国】🔗⭐🔉
ひじょうにん-りじこく ヒジヤウニン― [7] 【非常任理事国】
国連の安全保障理事会を構成する理事国一五か国のうち,常任理事国の五か国以外の国。加盟国の中から総会で選ばれ,任期は二年で,再選は許されない。
ひじょう【非常】(和英)🔗⭐🔉
ひじょう【非常】
an emergency (変事);→英和
a disaster (災害).→英和
〜に備える prepare for emergencies.〜の場合には in an[in case of]emergency.‖非常階段 an emergency staircase.非常口 a fire exit[escape];an emergency exit[escape].非常事態 an emergency;a crisis.非常手段an emergency measure.非常はしご a fire ladder;an emergency ladder (ビルなどに用意してある).
ひじょうきん【非常勤の】(和英)🔗⭐🔉
ひじょうきん【非常勤の】
part-time.非常勤講師 a part-time lecturer[instructor].
ひじょうせん【非常線を張る】(和英)🔗⭐🔉
ひじょうせん【非常線を張る】
draw[post]a cordon[dragnet];→英和
cordon off.〜を突破する break through a cordon.
広辞苑+大辞林に「非常」で始まるの検索結果。