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いちもくおく【一目置く】🔗🔉

いちもくおく【一目置く】 自分よりすぐれているとして、相手に敬意を表し、一歩譲ること。 ◎囲碁で、対局者の技量に差がある場合、劣っているほうがハンデとして何目かの石を先に盤に置くが、その石を一目だけ置くの意から。

いちもくりょうぜん【一目瞭然】🔗🔉

いちもくりょうぜん【一目瞭然】 一目見ただけではっきりわかること。

いちもとらずにもとらず【一も取らず二も取らず】🔗🔉

いちもとらずにもとらず【一も取らず二も取らず】 二つのものを同時に両方得ようとすると、結局どちらも得られなくなるということ。 〔類〕虻蜂取らず 〔較〕One who runs after two hares will catch neither.(二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず)

いちもんおしみのひゃくうしない【一文惜しみの百失い】🔗🔉

いちもんおしみのひゃくうしない【一文惜しみの百失い】 目先のわずかな金を惜しんで、あとで大損をすること。目先のことにこだわり、大局を見通せないことのたとえ。 〔類〕一文惜しみの百知らず 〔較〕Penny wise and pound foolish.(ペニー(小金)には賢いが、ポンド(大金)には愚か)

いちもんおしみのひゃくしらず【一文惜しみの百知らず】🔗🔉

いちもんおしみのひゃくしらず【一文惜しみの百知らず】 目先のわずかな損得にこだわり、全体としての利益に考えが及ばない愚かさのたとえ。 ◎たった一文けちったために、あとで百文の損失を招くの意から。 〔例〕「一文の意見は百も承知なり」(古川柳) 〔類〕一文惜しみの百失い

いちようおちててんかのあきをしる【一葉落ちて天下の秋を知る】🔗🔉

いちようおちててんかのあきをしる【一葉落ちて天下の秋を知る】 わずかな前兆を見ることで、やがてやって来るであろう大事のなりゆきをいち早く察知すること。 ◎ほかの樹木にさきがけ、秋に早く落葉する青桐(あおぎり)の葉が一葉落ちるのを見て、すでに秋のやって来ている気配を知るの意から。 〔出〕淮南子(えなんじ)

いちようらいふく【一陽来復】🔗🔉

いちようらいふく【一陽来復】 冬が去って春が来ること。転じて、悪いことの重なったあと、やっとよいことがめぐってくること。 ◎陰暦十月に陰(いん)の気はその極限に達するが、まもなく衰え、十一月になると陽の気が復(また)めぐって来るの意から。 〔出〕易経(えききょう)

ことわざ ページ 659