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かえるのこはかえる【蛙の子は蛙】🔗🔉

かえるのこはかえる【蛙の子は蛙】 平凡な親から生まれた子は、親と違っているように見えてもやはり平凡であるということ。 子はやはり親と同じ職業に就くということ。 《類句》蛙の子は蛙の子。

かえるのほおかむり【蛙の頬冠り】🔗🔉

かえるのほおかむり【蛙の頬冠り】 《かえるがほおかぶりをすると、後ろに目があるので前が見えなくなることから》先の見通しが利かないことのたとえ。

かおをかす【顔を貸す】🔗🔉

かおをかす【顔を貸す】 決着を付けるために、頼まれて人と会ったり人前に出たりする。

かおをたてる【顔を立てる】🔗🔉

かおをたてる【顔を立てる】 他人の体面を保たせる。 《例文》 「企画者の顔を立てて原案どおり決めた。」

かきのきにはさみをいれるな【柿の木に鋏を入れるな】🔗🔉

かきのきにはさみをいれるな【柿の木に鋏を入れるな】 かきの木は、枝をせんていすると実がならなくなるので、せんていすべきではないということ。 《参考》 かきの木は枝をせんていしないと実がなったりならなかったりするので、実際はせんていをしたほうがよい。

かくれてのしんはあらわれてのとく【隠れての信は顕れての徳】🔗🔉

かくれてのしんはあらわれてのとく【隠れての信は顕れての徳】 心の中の信仰は外に現さなくても神仏が理解してくれてその加護があるということ。また、心中に真心を持って行動すれば必ずよい報いがあるということ。 《類句》隠れたる信あれば顕れての利生(リショウ)。

かさにかかる【嵩に懸かる】🔗🔉

かさにかかる【嵩に懸かる】 自分が優位にあることを利用して威圧的な態度を取ることのたとえ。 《例文》 「引っ越し先もないことを知った家主は、嵩に懸かってどなりだした。」

かしかりはたにん【貸し借りは他人】🔗🔉

かしかりはたにん【貸し借りは他人】 金銭の問題については、親子兄弟の間でも他人と同様に冷たいものであるということ。 《類句》金は他人。

かしらにしもをおく【頭に霜を置く】🔗🔉

かしらにしもをおく【頭に霜を置く】 年を取って白髪になることのたとえ。 《例文》 「元気者の彼も、いつしか頭に霜を置く年になった。」

かしらをおろす【頭を下ろす】🔗🔉

かしらをおろす【頭を下ろす】 頭髪をそって僧や尼になることのたとえ。 《例文》 「おのれの罪深さを反省した彼女は、頭を下ろして、とある寺に身を寄せた。」

かたきこおりはしもをふむよりいたる【堅き氷は霜を踏むより至る】▽中国🔗🔉

かたきこおりはしもをふむよりいたる【堅き氷は霜を踏むより至る】▽中国 《霜を踏んで歩く季節になると、やがて堅い氷に閉ざされる冬が来るの意》 何事も早く準備をすべきであるということ。 わずかの災いがしだいに大きなものになるから、最初のうちに注意せよということ。 《出典》 霜ヲ履(フ)ミテ堅氷至ル、蓋(ケタ゛)シ順ヲ言ウナリ。〔易経(エキキョウ)・坤卦〕 《類句》霜を踏みて堅氷至る。

かたにはまる【型に嵌まる】🔗🔉

かたにはまる【型に嵌まる】 ありきたりで新しさがないことのたとえ。 《例文》 「型にはまったあいさつばかりで情感がこもっていない。」 《類句》マンネリズムに陥る。

かたをいからす【肩を怒らす】🔗🔉

かたをいからす【肩を怒らす】 《肩を高く張るの意》激しい勢いで人に迫ったり人を威圧したりすることのたとえ。 《例文》 「学生たちは、肩を怒らして教授にくってかかった。」

かたをいれる【肩を入れる】🔗🔉

かたをいれる【肩を入れる】 肌脱ぎになっていた着物をきちんと着る。 その物事に関心を持って、うまくゆくように援助することのたとえ。 《例文》 「先生もその才能を認めて特に肩を入れてくれた。」

かたをかす【肩を貸す】🔗🔉

かたをかす【肩を貸す】 力を添えて肩で支える。 《例文》 「傷ついた友に肩を貸して目的地まで歩く。」 手伝って援助することのたとえ。 《例文》 「彼一人に会計を任せるのは気の毒だから、肩を貸してやろう。」

かたをもつ【肩を持つ】🔗🔉

かたをもつ【肩を持つ】 争い合っているものの片方を支持して応援することのたとえ。 《例文》 「自分は、あの世話のやける山登りの青年の方の肩を持ちたい……。」《井上靖(イノウエヤスシ)・氷壁》

かつをいやす【渇を癒す】🔗🔉

かつをいやす【渇を癒す】 水などを飲んでのどの渇きを止めることのたとえ。 《例文》 「炎天下、やっと一杯の水で渇をいやした。」 望みを満足させることのたとえ。 《例文》 「美しい音楽だけが、心の渇きをいやしてくれる。」

かつをいれる【活を入れる】🔗🔉

かつをいれる【活を入れる】 《柔道で、気絶した人の急所をつくなどして意識を取り戻させることから》激しく励まして元気を出させることのたとえ。 《例文》 「連敗の野球部に活を入れてやる。」

かにはこうらににせてあなをほる【蟹は甲羅に似せて穴を掘る】🔗🔉

かにはこうらににせてあなをほる【蟹は甲羅に似せて穴を掘る】 人は、それぞれの分に応じた願いを持ち、分に応じた行動をするということ。 《類句》根性に似せて家に住む。

かねにあかす【金に飽かす】🔗🔉

かねにあかす【金に飽かす】 たくさんの金をけちけちせずに思う存分に使うことのたとえ。 《例文》 「金に飽かして建てた家だけあってさすがにたいしたものだ。」

かねにいとめをつけない【金に糸目を付けない】🔗🔉

かねにいとめをつけない【金に糸目を付けない】 どんな出費もいとわずに惜しげもなくたくさんの金を使うことのたとえ。 《例文》 「彼は富豪だから古美術品の収集には金に糸目を付けない。」

かねのよのなか【金の世の中】🔗🔉

かねのよのなか【金の世の中】 すべての物事が金銭の力でどうにでもなるこの世の中のこと。

かねはてんかのまわりもち【金は天下の回り持ち】🔗🔉

かねはてんかのまわりもち【金は天下の回り持ち】 金銭は、流通していて一か所にとどまるものではなく、いつかは自分のところにも回ってくるということ。 《類句》金銀は回り持ち。金は世界の回り物。宝は国の渡り物。

かねをねかす【金を寝かす】🔗🔉

かねをねかす【金を寝かす】 金銭を活用することなく、むだに蓄えておくことのたとえ。 《例文》 「今どき、何億という金を寝かせておくなんてばかなことだ。」

かのすね【蚊の臑】🔗🔉

かのすね【蚊の臑】 蚊の脚のような、か細いすねのたとえ。 《例文》 「病気でひどくやせ、足など蚊のすねほどになった。」

かのなくよう【蚊の鳴くよう】🔗🔉

かのなくよう【蚊の鳴くよう】 蚊の羽の音ほどのかすかな声で物を言うことのたとえ。 《例文》 「尋問に対して、蚊の鳴くような声で答えた。」

かみこきてかわへはまる【紙子着て川へはまる】🔗🔉

かみこきてかわへはまる【紙子着て川へはまる】 無謀なことをして破滅することのたとえ。 《参考》 「紙子」は、厚手の和紙にかきの渋を塗ってよく乾かし、もみ柔らげて衣服に仕立てたもの。

かみしもをつける【裃を着ける】🔗🔉

かみしもをつける【裃を着ける】 改まった堅苦しい態度で打ち解けないことのたとえ。「裃を着る」とも。 《参考》 「裃」は、江戸時代、武士の礼服の一つ。 《対句》裃を脱ぐ。

かみそりのはをわたる【剃刀の刃を渡る】🔗🔉

かみそりのはをわたる【剃刀の刃を渡る】 失敗したら破滅するような危険な行動をすることのたとえ。 《類句》刀の刃を渡る。

かみをおろす【髪を下ろす】🔗🔉

かみをおろす【髪を下ろす】 頭髪をそり、出家することのたとえ。 《例文》 「亡夫のぼだいを弔うつもりで、髪を下ろした。」

かものうきね【鴨の浮き寝】🔗🔉

かものうきね【鴨の浮き寝】 《かもが水に浮いて波に揺られながら寝るの意》物事が不安で落ち着かないことのたとえ。 《参考》 『万葉集』の作者未詳の歌「吾妹子(ワキ゛モコ)に恋ふれにかあらむ沖にすむ鴨(カモ)の浮寝の安けくも無き」のように、歌などで「浮き」を「憂き」にかけて用いる。

からすをうにつかう【烏を鵜に使う】🔗🔉

からすをうにつかう【烏を鵜に使う】 無能な者を能力のある者が就くべき地位に置くことのたとえ。

かんこくかんのけいめい【函谷関の鶏鳴】▽中国🔗🔉

かんこくかんのけいめい【函谷関の鶏鳴】▽中国 奇策を用いて相手をだまし、窮地を脱することのたとえ。 《参考》 (イ)斉(セイ)の孟嘗君(モウショウクン)は秦(シン)の昭王に招かれてその宰相となったが、中傷にあって捕らえられ幽閉された。ようやく釈放されたので逃げて夜半に函谷関という関所まで来たが、既に昭王は孟嘗君を許したことを後悔して再び捕らえようと追っ手を出していた。関所の門は鶏鳴まで開かない規則で、困っていたとき、食客の一人が巧みににわとりの鳴きまねをしたため辺りのにわとりが一斉に鳴き出し、門が開かれて孟嘗君は無事に脱出したという。 (ロ)鶏鳴狗盗。 《出典》 〔史記(シキ)・孟嘗君伝〕

かんしんをかう【歓心を買う】🔗🔉

かんしんをかう【歓心を買う】 気に入られようとして相手のきげんを取ることのたとえ。 《例文》 「彼女の歓心を買うため、真珠のネックレスを求めた。」

かんたんのまくら【邯鄲の枕】▽中国🔗🔉

かんたんのまくら【邯鄲の枕】▽中国 邯鄲の夢

かんたんゆめのまくら【邯鄲夢の枕】▽中国🔗🔉

かんたんゆめのまくら【邯鄲夢の枕】▽中国 邯鄲の夢

かんにしてようをえる【簡にして要を得る】🔗🔉

かんにしてようをえる【簡にして要を得る】 簡単で、しかも要点をとらえていることのたとえ。 《例文》 「その解説は、簡にして要を得た、りっぱな出来栄えであった。」

かいあんのゆめ【槐安の夢】🔗🔉

かいあんのゆめ【槐安の夢】 →南柯の夢

かうはもらうにまさる【買うは貰うに勝る】🔗🔉

かうはもらうにまさる【買うは貰うに勝る】 ただで物をもらえば気持ちの負担になるし、お返しもしなければならないから、結局は高くつく。やはり物はもらうよりも自分で買うほうがよいということ。 〔較〕Better buy than beg.(買うは乞うにまさる) 〔類〕只より高い物はない

カエサルのものはカエサルに【カエサルの物はカエサルに】🔗🔉

カエサルのものはカエサルに【カエサルの物はカエサルに】 →カイザルの物はカイザルに

かえりみてたをいう【顧みて他を言う】🔗🔉

かえりみてたをいう【顧みて他を言う】 答えに窮したりしたときなどに、あたりを見まわして話題をそらしたり、意味のないことを言ったりしてごまかすこと。 ◎孟子(もうし)に問いつめられた斉の宣王が左右を顧みて、無関係な他のことを言ったという故事から。「左右を顧みて他を言う」とも言う。 〔出〕孟子(もうし) 〔類〕お茶を濁す

かかるもひくもおりによる【懸かるも引くも折による】🔗🔉

かかるもひくもおりによる【懸かるも引くも折による】 事を始めるのも終わらせるのも、時機をよくみたほうがよいということ。 ◎敵を攻めるのも、また退却するのも折を見ておこなえの意から。「懸かるも引くも時による」とも言う。

かくりん【獲麟】🔗🔉

かくりん【獲麟】 絶筆。また、ものごとの終わり。転じて、臨終のこと。 ◎「麟」はりっぱな聖人が出るときに現れると言われる想像上の動物、麒麟(きりん)のこと。中国の史書『春秋』が哀公十四年の「春、西に狩りして麟を獲(え)たり」という句で終わっているところから。

かけうまにむち【駆け馬に鞭】🔗🔉

かけうまにむち【駆け馬に鞭】 勢いのついているものにさらに力を加えて勢いをよりいっそう激しくすることのたとえ。 ◎走っている馬に鞭を当てていっそう早く走らせるの意から。「走り馬にも鞭」とも言う。 〔類〕火に油を注ぐ

かたいきはおれる【堅い木は折れる】🔗🔉

かたいきはおれる【堅い木は折れる】 強情で柔軟性のない人は、いったん気力を失ったり、難題にぶつかったりすると、意外にもろく、くじけやすいものだというたとえ。また、日ごろ頑健(がんけん)な人が案外もろく大病にかかって倒れたりするたとえ。 ◎堅い木は頑丈だが柔らかい木のようにしなやかでないから、大風でも吹けばかえってぽっきりと折れやすいことから。 〔対〕柳に雪折れなし/柔よく剛を制す 〔較〕It will sooner break than bow.(曲がるより早く折れる)

かたきをさきにし うるをのちにす【難きを先にし 獲るを後にす】🔗🔉

かたきをさきにし うるをのちにす【難きを先にし 獲るを後にす】 困難な仕事を進んでおこない、自分の利益などは後回しにすること。 〔出〕論語

かたく【火宅】🔗🔉

かたく【火宅】 →三界の火宅

かたなおれやつきる【刀折れ矢尽きる】🔗🔉

かたなおれやつきる【刀折れ矢尽きる】 窮状を打開しようと懸命に努力はしたものの、ついに万策尽きてどうにもならなくなることの形容。 ◎激戦のすえ、刀は折れ、矢も尽き果てて、もう戦う手段がなくなってしまったの意から。 〔出〕後漢書(ごかんじょ) 〔類〕弓折れ矢尽きる

かつもまけるもときのうん【勝つも負けるも時の運】🔗🔉

かつもまけるもときのうん【勝つも負けるも時の運】 勝ち負けは、その時その時の運によって決まるということ。 ◎多く、不幸にして負けてしまった人や、精一杯がんばった人への慰めのことばとして用いられる。「勝負は時の運」とも言う。

かなしいときはみひとつ【悲しい時は身一つ】🔗🔉

かなしいときはみひとつ【悲しい時は身一つ】 困ったり、落ちぶれたりすると、他人は寄りつかなくなる。そんなとき、頼りになるのは自分だけだということ。 ◎「身一つ」は財産もなにもなく自分のからだだけの意。

かねにいとめをつけぬ【金に糸目を付けぬ】🔗🔉

かねにいとめをつけぬ【金に糸目を付けぬ】 事をするのに、惜しげもなく金をいくらでも使うことの形容。 ◎「糸目」は凧(たこ)につける釣り合いを取るための糸のこと。糸目を付けない凧がふっ飛んでいくように金を使うの意から。 〔例〕「糸目をつけて値を上げるしけの蛸(たこ)」(古川柳)

かねはいのちのおや いのちのかたき【金は命の親 命の敵】🔗🔉

かねはいのちのおや いのちのかたき【金は命の親 命の敵】 金銭によって命を助けられることもあれば、逆に金銭のいざこざが原因で命を落とすこともあるということ。

かねはうきもの【金は浮き物】🔗🔉

かねはうきもの【金は浮き物】 金は一か所にとどまっていないで、人から人へ渡るものだということ。 〔類〕金は天下の回り物

かねはかたいき【金は片行き】🔗🔉

かねはかたいき【金は片行き】 金銭はあるところにはたくさんあるのに、ないところにはさっぱりないということ。 ◎「片行き」はある一方向にだけ、かたよってあるの意。

かねはさんかくにたまる【金は三欠くに溜まる】🔗🔉

かねはさんかくにたまる【金は三欠くに溜まる】 人並みの生き方をしていてはとても金は溜まらない。義理と人情と交際の三つを欠くぐらいにがめつくしなければ溜まらないということ。

かねはてんかのまわりもの【金は天下の回り物】🔗🔉

かねはてんかのまわりもの【金は天下の回り物】 金は世の中を人の手から人の手へとぐるぐる回っているものだから、いつかは自分の所にも回ってくるかもしれない。だから、いま貧しいからといってくよくよするな、悲観するなということ。 ◎「金は天下の回り持ち」とも言う。 〔類〕金は浮き物 〔較〕Money changes the hands.(金は手を変える)

かみさまにものりと【神様にも祝詞】🔗🔉

かみさまにものりと【神様にも祝詞】 わかりきっているような事でも、黙っていては通じにくいもの。だから、はっきり口に出して言うほうがよいということ。 ◎なにもかもお見通しの神様にでも、なにか願い事があればお祈りのことばを言わなければわかってもらえないの意から。

かりてきたねこ【借りてきた猫】🔗🔉

かりてきたねこ【借りてきた猫】 ふだんと違っておとなしく、小さくなっている態度のたとえ。 ◎飼われている家では鼠(ねずみ)を捕ったりして気ままにふるまっている猫が、鼠を捕らせようと借りられていった家ではおとなしく小さくなっていることから。

かりのつかい【雁の使い】🔗🔉

かりのつかい【雁の使い】 →雁書(がんしょ)

かれもひとなり われもひとなり【彼も人なり 我も人なり】🔗🔉

かれもひとなり われもひとなり【彼も人なり 我も人なり】 彼も自分と同じ人間なのだから、彼にできることは自分にもできるはずだ。努力さえすれば、他人にできることならどんなことでもできないことはないということ。 ◎多く、自分自身を励まして発奮しようとする場合に用いる。 〔出〕韓愈(かんゆ) 〔較〕What man has done,man can do.(人のしたことは人にできる)

かわかみか【皮か身か】🔗🔉

かわかみか【皮か身か】 ものの区別のはっきりとつけにくいことのたとえ。 ◎皮膚と肉との境がはっきり区別できないことから。「身か皮か」とも言う。

かわきりのひとひ【皮切りの一灸】🔗🔉

かわきりのひとひ【皮切りの一灸】 どんなことでも最初は苦しいものだというたとえ。 ◎いちばん初めにすえる灸が、特別熱いことから。 〔例〕「皮切りは女に見せる顔でなし」(古川柳)

かわをきらせてにくをきりにくをきらせてほねをきる【皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を切る】🔗🔉

かわをきらせてにくをきりにくをきらせてほねをきる【皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を切る】 自分も傷つく覚悟を決め、相手により大きな損害を与えること。 ◎相手に自分の皮を切らせ、そのかわりに相手の肉を切り、また、相手に自分の肉を切らせてそのかわりに相手の骨を切るの意から。

かんうんやかく【閑雲野鶴】🔗🔉

かんうんやかく【閑雲野鶴】 なんの束縛もなしに自然と親しみ、悠々(ゆうゆう)自適の暮らしをすること。 ◎閑(しず)かに空に浮かんでいる雲と、野に遊ぶ鶴(つる)の意から。

かんとにつく【官途に就く】🔗🔉

かんとにつく【官途に就く】 官吏になること。役人になること。 ◎「官途」は、官吏としての職務や地位の意。

かんりてんとう【冠履顛倒】🔗🔉

かんりてんとう【冠履顛倒】 上下や位置などの順序が逆さまになっていること。 ◎「冠履」は冠(かんむり)と履(くつ)、「顛倒」は逆さまになる意で、冠を足に、履を頭につけることから。「冠履倒易(とうえき)」とも言う。 〔較〕I will not set at my heart what I should set at my heel.(かかとに置くべきを胸に置くつもりなし)

かんれき【還暦】🔗🔉

かんれき【還暦】 数え年六十一歳のこと。 ◎六十年で生まれたときの干支(えと)に還(かえ)ることから。「本卦(ほんけ)還り」とも言う。

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