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きがある【気がある】🔗🔉

きがある【気がある】 その異性を恋い慕う心がある。 《例文》 「自分の方で少し気があるだけで、夏子の方では何とも思っていないことだけはたしかだったし、」《武者小路実篤(ムシャノコウシ゛サネアツ)・愛と死と》 関心があってそうするつもりがある。 《例文》 「そのもうけ話には気があるが、資金繰りがむつかしい。」

きがおおい【気が多い】🔗🔉

きがおおい【気が多い】 いろいろなことに関心を持ち、移り気である。 《例文》 「彼は気が多くて、いろいろな事業をやっては失敗している。」

きがおける【気が置ける】🔗🔉

きがおける【気が置ける】 何となく遠慮する気持ちがあって打ち解けられない。 《例文》 「彼は気が置けない人だから何でも相談するといい。」 《参考》 「気が置けない」「気の置けない」で、「遠慮をする必要がなく、打ち解けられる」の意だが、近年、誤って「気がゆるせない」「油断ができない」の意に用いられることがある。

きがききすぎてまがぬける【気が利き過ぎて間が抜ける】🔗🔉

きがききすぎてまがぬける【気が利き過ぎて間が抜ける】 注意が行き届きすぎてかえって大事なことを見落としてしまうということ。

きがきく【気が利く】🔗🔉

きがきく【気が利く】 注意が行き届いていて心遣いが細やかだ。 《例文》 「あの秘書は客あしらいがうまく、よく気が利く。」 しゃれている。 《例文》 「気が利いた柄の浴衣を見つけたよ。」

きがきでない【気が気でない】🔗🔉

きがきでない【気が気でない】 心配なことや気がかりなことがあって落ち着かない。 《例文》 「出発の時間は迫る。客はゆうゆうと話し込む。私は遅れはしまいかと、気が気でなかった。」

きがくさる【気が腐る】🔗🔉

きがくさる【気が腐る】 不愉快なことのために気持ちが晴れ晴れとしなくなることのたとえ。 《例文》 「家庭不和で気が腐って仕事も進まない。」

きがさす【気が差す】🔗🔉

きがさす【気が差す】 心にかかってうしろめたく思うことのたとえ。 《例文》 「分かっていながら、知らないふりで相手に調子を合わせていたことが自分でも気が差してきた。」

きがつまる【気が詰まる】🔗🔉

きがつまる【気が詰まる】 《呼吸がよくできないことから》堅苦しい気分・雰囲気(フンイキ)を感じて窮屈に思うことのたとえ。 《例文》 「いい人だが、いささか格式張っているので、会っていると気が詰まってしかたがない。」

きがとおくなる【気が遠くなる】🔗🔉

きがとおくなる【気が遠くなる】 意識がなくなってぼんやりする。また、時間や数量などが、常識では想像もつかないほど膨大であるようす。

きがひける【気が引ける】🔗🔉

きがひける【気が引ける】 なんとなくやましさを感じ、うしろめたい気持ちがして遠慮される。 《例文》 「彼のところに遊びに行きたいが、借金があるので、ちょっと気が引けてね。」

きがもめる【気が揉める】🔗🔉

きがもめる【気が揉める】 いろいろなことが心配になって落ち着かない。 《例文》 「戦犯という恐ろしい縄(ナワ)が、首に懸(カカ)りかけてるのに、どんな剛胆な人物でも、気が揉めないという筈(ハス゛)はない。」《獅子文六(シシフ゛ンロク)・てんやわんや》

きかん【亀鑑】🔗🔉

きかん【亀鑑】 手本となること。模範となるもの。 ◎「亀」は占いの道具、「鑑」は鏡で、いずれも手本や模範となることから。

きがおけない【気が置けない】🔗🔉

きがおけない【気が置けない】 緊張したり遠慮したりする必要がなく、親しく付き合いができることの形容。 ◎「気が許せない」「油断ができない」の意に用いるのは誤り。「気の置けない」とも言う。

きがききすぎてまがぬける【気が利きすぎて間が抜ける】🔗🔉

きがききすぎてまがぬける【気が利きすぎて間が抜ける】 気を利かせすぎて、かえってたいせつなところが抜けているということ。 ◎「気が利いて間が抜ける」とも言う。 〔較〕Over fast over loose.(締めすぎてゆるみすぎ)

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